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6285号 あっ!!メインスイッチ、入れ忘れとった(てへぺろ)


■これまで長い時間をかけて

 「生活や仕事のスタイル」

 を更新し続けてきました。


 そのおかげで
 駆け出しの頃と比べて、

 とてつもなく
 生きやすくなりました。



■直近(コロナ以降)では、

 事業形態を音源主体に
 切り替えつつ、

 生活習慣に運動(筋トレ)と
 栄養管理を取り入れ、


 この半年強で
 それ以前とは全く別の形態の、

 人生&ビジネスへと
 変貌を遂げました。



■生活も仕事も、

 「更新するより現状維持」

 のほうが、はるかに楽ちんですが、
 延長線上にあるのは

 「緩慢なる劣化、衰滅」

 です。



■時々刻々、
 時代は変わっていくのに、

 自分が変わらなければ
 時代に置いていかれます。



■それゆえ、私たちは

 「意識して脱皮を繰り返す」

 必要がありますが、どうしても
 億劫になることもありますね。



■その理由はおそらく、

 現状を変更するのは、
 現状維持の

 「10ないし100倍のエネルギー」

 がかかるから。



■まず決断するのに
 エネルギーが必要で、

 次に着手するのにもまた
 エネルギーが要求される。


 最後に(これが最も大変なのですが)

 「着手したプロジェクトを
  やり遂げる」

 ところで、さらに膨大なエネルギーが
 消費されるのです。



■少し考えただけでも、

 決断し、着手して、最後まで
 やりきるのはそれだけ大変、

 と分かるから、私たちはつい
 安易な道を選んでしまいます。



■ただ、それでは先ほども記した通り

 「緩慢なる劣化、衰滅への道」

 を歩むこととなるでしょう。


 それが嫌なら

 【一旦、縮むことを覚悟してでも、
  既存システムの更新に取り組む】

 しかありません。



■コロナ渦にあって、


 私(鮒谷)も
 それまでの対面前提のビジネス

 (たとえば個別コンサルや
  年間プログラム、セミナー等)

 を全て取りやめることとなりました。

 (一旦、縮みました)



■ただ、縮んだままでいるわけにも
 いかないので

 「首をすくめて、
  嵐の通り過ぎるのを待つ」

 のではなく、


 「むしろ、この機会を好機と捉えて
  生活とビジネスの全部を更新しよう

 (こういう機会でもなければ、
  新しいチャレンジは難しい)」

 という風に、出来事の意味付けを
 完全に書き換えました。



■結果、どうなったかというと、
 その半年後には、

 それまで志向してはいたけれども
 なかなか形にしきれなかった


 【音源リリースの速度を加速
  &メルマガ発行頻度を増やす】

 【より一層のオンライン対応(できれば
  完全オンライン化)を進める】

 【運動習慣を身につける】


 という3つのことを、
 一気に実現させることができました。



■結果として

 1、売上(と利益の)増加
 2、より一層、健康に
 3、時間の制約や精神的ストレスからの開放

 という3つのことが
 全て実現することとなりました。



■更新した習慣は、今後も引き続き、

 継続して、私(鮒谷)に果実を
 もたらし続けてくれることでしょう。


 これが、たとえ大変であっても

 (現状維持の安定や
  負荷の小ささを捨ててでも)

 現状を更新し続けるべき理由と
 いえるでしょう。



■ここまで書いて、ふと

 【迂回生産】

 という経済学の言葉を
 思い出しました。



■以下、ブリタニカ国際大百科事典より。


 前段が難解だと思われたら

 「漁師のたとえ」

 のところだけでも、お読み下さい。


 (ここから)
 -----------------------


 土地や労働などの
 本源的生産要素のすべてを

 最終的な目的である
 消費財の生産に直接使わず,


 その一部を生産財の生産に
 いわば迂回的に使用し,

 次にこの生産財を用いて消費財を結果的には
 より能率的に増産させる生産方法。


 ドイツの経済学者 W.ロッシャーは,

 素手で1日3尾の魚をとる漁師が
 そのうち2尾を1日の食糧とすると,

 100日経過すれば
 100尾のストックができ,


 それによって50日間自己の全労働を網と
 小舟造りに費やすことができ,

 これらの道具を使用することによって
 1日30尾の魚がとれるようになる、

 という寓話でその原理を説明した。


 オーストリアの経済学者
 E.ベーム=バウェルクは,

 迂回生産によって可能となる
 収穫の増加分または改善を

 「迂回生産の剰余収益性」

 と呼び,資本の物的生産性の
 本質と考えた。


 -----------------------
 (ここまで)


 一見、小難しいことを書いているように
 見えて、

 実は極めて平易で、重要で、
 そして当たり前の考えであり、


 ビジネスの世界のみならず、
 人生や生活にこの考え方を展開すれば、

 必ず新たな地平が開かれます。



■この

 【迂回生産】

 という概念を知って以降、
 ことあるごとに思い出すのですが、


 古来より言われる

 【急がば回れ】

 の真実性が論理的に語られている、
 と言えそうです。



■QOL(人生や生活の質)を高める上で
 決定的に重要な概念であり、

 こうした発想をもって生活やビジネスを
 組み立てるか否かで、

 数年後、十数年後、数十年後の人生は
 まるで別物になっているはずです。



■ところで、先に

 「50日間自己の全労働を網と
  小舟造りに費やすことができ,

  これらの道具を使用することによって
  1日30尾の魚がとれるようになる」

 という文章を紹介しました。



■ここでいう

 「50日間自己の全労働を網と
  小舟造りに費やす」

 に値する

 【迂回生産の中でも
  最も波及効果の高い投資先】


 こそが実は

 【自尊心の引き上げ】

 だと考えているのです。



■言葉を換えると

 【自尊心の引き上げこそが
  究極の迂回生産】

 と言えると思われます。



■なぜなら、

 「そもそも(ある対象について)
  できると思っていない人が、
  できるはずがない」

 からです。


 資格試験を受けて、
 受かると思っていない人が、

 試験に受かることは
 決してありません。



■私は受かる、と思えるからこそ
 一生懸命に頑張れるわけで、


 自分には受かる能力がない、実力がない、
 と思いながら勉強していても、

 受かると思っていないのだから
 勉強に身が入らず、


 結局、落ちて
 (あるいは途中で断念し)

 「やっぱり、自分には無理だよね」

 と結論を自己回収して、
 自ら納得してしまうのです。



■こうした現象は、
 頻繁に見受けられます。

 多くの場合、
 当人にその自覚がないだけで、

 このメカニズムは驚くほど
 多くの状況において働いています。



■モテる、なんていうのもそうですね。

 客観的に見れば、
 どれだけ「不細工」でも、

 俺は、私はモテる、
 と心の底から思っていたら、

 モテるのです。



■反対に、

 客観的に見れば、
 どれだけ「イケメン(イケジョ?)」でも、

 俺は、私は不細工、
 と心の底から思っていたら、

 一向にモテることはありません。


 (いずれも思い当たる人の一人や二人、
  あるのでは)



■とするならば、後者の人は、

 一生懸命にマニュアル本を読んで
 もてようとするよりも前に

 「自分はモテる」

 と(言葉は悪いですが)
 自己洗脳する必要があるでしょう。



■他にも昨日も例に上げましたが、

 「売れる、売れない」

 というのもそうですね。


 スキルもテクニックもなくても

 「俺は/私は、売れる」

 と心の底から思い込んでいたら、


 多少のスキル、テクニックの
 未熟さ、稚拙さを乗り越えて、

 売って売って売りまくることが
 できるようになるはずです。

 「自分は売れる」と心の底から
 信じているから、売り切れるのです。



■こうした実績によって自信をつけ、

 より真面目にセールスの
 スキル、テクニックを学び始めると

 【鬼に金棒】

 となるでしょう。



■順序を間違えて、

 「俺は/私は、営業センスがない」

 と信じ込んでいる人が
 それを克服するために、


 いろんなセミナーに行ったり、
 本を読んだりして、

 営業力を高めようと思っても
 心の深い所で

 「どうせ自分は
  この仕事に向いていない」

 と思っていると、
 学んだことを活かしきれないのです。

 (カネも時間も
  ドブに捨てることになる)



■どうして、断言できるかというと、

 私(鮒谷)自身が
 サラリーマン時代、

 その誤りの沼に
 どっぷりとはまり込んでいた、

 そして大量のカネと時間を
 ドブに捨ててきた、からです。



■ここまで資格試験とか、モテとか、
 営業について例を挙げましたが、


 それ以外の、人生、生活、ビジネスにおける
 あらゆる分野

 (お金儲けとか、出世とか、
  コミュニケーションとか)

 においても、

 同様のメカニズムが同じように
 (しかし潜在意識下で)

 発動しています。


 この事実に気づくか、気づかぬかで、
 人生はまるで変わってくるでしょう。



■ここまででお分かりの通り、

 自己に対する信念は見えにくく、
 それゆえ分かりにくく、


 反対に、

 スキルやテクニックや知識は
 見えやすく、分かりやすいから、

 そちらに走りがち。



■しかしそれは、

 (ある時期、すなわち、自己に完全な
  自信が持てるようになるまでは)

 本質的な解決策ではないゆえ、

 どれだけ学んでも、
 成果につながることはありません。



■先に、

 資格試験、モテ、営業、お金儲け、
 出世、コミュニケーション、

 の例を挙げましたが、


 さらにその根本にある

 【自己に対する信任、肯定
  (つまり、自尊感情)】

 こそが

 【人生全体を駆動させるための
  メインスイッチ】

 であることに、
 いい加減、気づいてくださいよ、と。



■より分かりやすくするために
 一つの例えを用いるなら、

 大きな工作機械でも
 イメージして頂ければと思います。


 メインスイッチを入れていなければ、

 手元の操作盤をどれほど一生懸命に
 操作したところで、

 動くはずがないですよね。



■ちょろちょろ操作盤を触ったり、

 目の前のボタンを
 バカみたいに連打したりする前に

 「まっさきにやるべきことが
  あるだろう」


 つまり、

 「まず装置の奥にある
  メインスイッチを入れましょうよ」

 といいたいのです。



■これは「迂回生産」の話と、
 まんま同じですね。


 お勉強が好きだけれども
 一向に成果を出せない人、

 というのは、まさにこの

 【メインスイッチも入れていないのに
  操作盤に懸命に触れている人】

 のこと。



■そんなことをする前に

 【最大の波及効果、最大の投資効果が
  見込める先(=自尊心)に投資する】

 ことこそが、

 【人生における最大・最高の迂回生産】

 と言えるでしょう。



■私(鮒谷)も、ある時期まで、

 一生懸命に勉強しているけれども
 まるで成果を出せずに

 「おかしいなあ、おかしいなあ、、」

 とつぶやきながら、

 操作盤に配置されている各種スイッチを
 あれこれ押してみたりしたものです。



■そんなあるとき、

 【あっ!!!
  メインスイッチ、入れ忘れとった(てへぺろ)】

 と気づき、

 巨大な装置の裏側に回り込み、
 メインスイッチを入れたその瞬間、


 突如、高性能の工作機械が、
 大きな音を出して動き始め、

 猛烈な勢いで、とてつもない質・量の
 成果物が生産するようになったのです。

 (ほんの一瞬の出来事でした)



■私(鮒谷)に限らず、どんな人も

 「高性能の工作機械」

 を持っているのだと思うのです。


 しかし、その性能はあくまで
 マシンのメインスイッチを入れたとき、

 初めて発揮されるものであり、
 それまでは

 「メインスイッチ入れなきゃ、
  タダの箱」

 と言えるでしょう。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■自己に対する認識は、ノウハウやスキル、    知識に優先する。   ■つまり、いくらノウハウやスキルを    学んでも自己認識が低ければ、    せっかくの価値を引き出せない、    ということ。   ■自己に対する認識の中でも、    最大のものは自尊感情である。    自分の存在に意味がある、価値がある、    絶対肯定できる、と信じているからこそ、    他のあらゆる分野の学びを    力に変えられると知るべきだ。   ■そういった意味では、自尊心は    「大きな装置のメインスイッチ」    といったイメージで理解すると    良いかもしれない。

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