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2618号 小論文に「起承転結」は使えない?


■私の中学・高校の大先輩で、

 現在、警視総監を務めていらっしゃる
 池田克彦さんが書かれた本


 【 今日のお勧め本  うんちくコラム〈総集編〉
                    事情がわかれば世界がみえる 】

                       池田克彦(著)  立花書房


 (『警察公論』に連載された読み物をまとめたもの)

 の中に、次のような一節があります。


 ------------------------------------------------------------

 論文を書くには、ある程度のテクニックが必要です。

 そして、そのテクニックに知性を感じさせるのが、
 最高の論文の書き方だと思います。


 (中略)


 しばしば、論文は、「起、承、転、結」で書くのがいい
 といわれます。

 これは間違いありません。

 しかし、大論文を書くときの手法です。


 (中略)


 残念ながら、小論文には、必ずしも適していないと
 思うのです。

 小論文というのは論文ではないと割り切った方が
 いいのではないかと思います。


 それでは何かということになりますが、

 一種の随筆かエッセーというふうに受けとめた方が
 いいでしょう。

                      (引用ここまで)
 ------------------------------------------------------------


■この「平成進化論」というメールマガジンは、

 文章のジャンルでいえば、
 コラムかエッセイのようなものだと思っているのですが、

 必ず結論はをけている点からいえば、

 「ビジネス系小論文」

 という捉え方をしてもいいのかもしれませんが。


■池田さんはこう続けます。


 ------------------------------------------------------------

 それでは、随筆かエッセーの書き方とは、
 どういうものでしょう。

 これこそ、まさに自由なのですが、
 採点されるとなると、そうも言っておられません。


 大事なことは、
 いかに読者、つまり、採点者の心をつかむかです。


 そのためには、起承転結ではだめなのです。

 「転」を最初にもってくる、これがうまい手です。


 読者に「おや」と思わせる話を冒頭にもってくる、
 これがコツなのです。

                      (引用ここまで)
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■必ずしも、スタイルを守ることが良い結果につながる
 わけではないようです。

 肝心なのは、伝えようとする相手に伝わること。

 そこを忘れると、
 型の遵守が目的になってしまうように思えます。

 伝えたいから、自然と、「転」が前に出る。


 「伝えたい!」

 との想いは、型に優先するといえるのでしょう。


 【 今日のお勧め本  うんちくコラム〈総集編〉
                    事情がわかれば世界がみえる 】

                       池田克彦(著)  立花書房


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■警視総監・池田克彦氏は、小論文を書くときに    「起、承、転、結」は必ずしも適していないという。    「大事なことは、いかに読者、つまり、採点者の心を     つかむかです。そのためには、起承転結ではだめなのです。     『転』を最初にもってくる、これがうまい手です」   ■型にとらわれるよりも、「伝える」という目的を達成する    ことのほうが遙かに重要。

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