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0885号 しきい値をこえるまで叩き込む。そしてフィードバックの輪を回す


■世の中には、学ぶべきことがあふれています。
 やりたいことは無限にあるかもしれません。

 しかし、学ぶための時間は有限。

 そうなると私達は学ぶべきことを効率よく、確実に学んで
 いくことを考えなければなりません。


■なにかを学ぶためには、そのジャンルだけに一点集中し、徹底的に
 叩き込んだほうが得策です。

 あれもやらねば、これもやらねばと危機感、焦燥感に駆られますが、
 もし今やりかけのことがあるなら、そこはグッと辛抱。

 そしてひとつのジャンルずつ確実に征服していくのです。


■そのようにして頭に入ったものは理解度も深く、定着率も
 高くなります。

 なぜそうなのかというと、

 あるジャンルについて、5割がた学び終えてもそれをなかなか
 実践に移すことはできません。

 8割以上その内容を理解したところで初めて人間は動こうとします。


■つまりこの8割というところが「しきい値」というわけですね。

 (しきい値というのは、

  http://oak.zero.ad.jp/~zai53337/sonota.html

 によると、

 「しきい値とは、ある作用を引き起こすのに必要な最小値のこと」

 とあります)


■あるジャンルについては50%、あるジャンルについては30%理解
 している、

 などと中途半端にさまざまなジャンルをかじっていくと、
 どれもが「しきい値」に達せず、実践段階に至りません。


 その内容について、聞かれれば答えられるが、自分自身は
 行動できないという情けないありさまになってしまうのです。


■それよりは、たとえ狭いエリアであっても一つ一つ征服していく。


 「どうやったらコミニュケーション能力を高めることができる
  だろうか」

 と思ったならば、徹底的にコミュニケーションスキルについて
 のみを勉強していくべきです。

 そして理解度80%までもっていき、腹に落ちたところで、
 実地に使っていくようにします。


■あるジャンルについて身につけようと思ったならば、
 重要なことは


 【 理論と実践の繰り返し 】。


 机の上で学んだら、それを実地に日常の場面で実行に移す。
 その絶え間ない往復が必要です。


■まず理論を学ぶ。そしたらその理論に基づいて行動してみる。

 行動がうまくいかなかったら、理論に立ち返ってうまくいかな
 かった原因を検証する。

 そして修正した行動を再度実行する。また結果を見ては微調整を施す。


 この理論と実践の絶え間ない往復、フィードバックループを
 ジャンルごとに極小にしていくのです。


■1回でもこのサイクルを回すことに成功すると、あとはまるで
 自動操縦のようなもの。

 次のジャンルを学びに行ったとき、いちどひとつのジャンルについて
 学んだ経験は容易に生きてきます。


■あとはどれだけたくさんのジャンルについて学んでも、つまみ食いに
 終わることはありません。

 自分にとって重要と感じる分野から順番に、征服につぐ征服を
 繰り返していくことができるのです。


■というわけで、ここ何日かお話ししてきたことをまとめますと、


 たとえば人脈形成について学ぶのであれば、

 人から「このスキルは大事だよ」と言われても、それが学ぶ
 きっかけにはなっても、自分を熱く突き動かす要因にはなりません。


 「なぜ自分はそれを学ぶ必要があるのか?」

   ↓

 「人とのコミュニケーションが円滑に図れるようになれば
 こんなベネフィットがあるから!」


 と、まず明確にします。

 実際にコミュニケーションスキルを身につけて活躍している
 自分をイメージするのです。


■そして、今日お話ししたようなフィードバックの輪を回す方式で
 一つ一つ確実に自分の中に落とし込んでいく。


 これが「学び」の効率を最大化する勉強法といえるでしょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■30%、50%の理解では人は動かない。80%の理解ができて    こそ行動に移ることができる。   ■となれば、何かを学ぼうと思ったなら焦りは禁物。ひとつの    ジャンルの理解が8割をこえるまで辛抱したほうがいい。   ■行動できるまで理解したら、その理解を行動にうつし、    失敗したら修正を加えてまた行動するフィードバックの輪を    回す。   ■ジャンルごとにこのループを極小化し、身についたなら    次のジャンルにうつる。これを繰り返していくといい。

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