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0798号 限界を超えたところからあと一歩、力を出し切ることで能力が高まる


■パーソナルトレーナーのKさんから


 【 限界までいって、さらにそれを超えたところで筋力がつく 】


 という話をいつも聞きます。


■それを聞いて、ぎりぎりまで身体を追い込んで、さらにそれを一歩
 でも超えようとおもって、力を振り絞ってトレーニングします。

 そうすると、「ブルブル」ないし「ガクガク」といった感じで、

 手や足のしびれが生じるくらいになるのですが、実際にそこくらいまで
 負荷をかけることで、筋力が大きくアップしていることを実感して
 います。


■これを、大変だからということで、

 8~9割くらいのところで力を温存してしまっていては、

 おそらく申し訳程度にしか筋肉さんもついてはくれないのでは
 ないかと思ってみたり。


■これは、ビジネスパーソンの能力向上においても同じことがいえる
 かとおもいます。

 持っている能力の8~9割程度の力を10年間続けて出していた
 としても、それによって劇的に能力が上がるとはとても思えません。


■いろんな書籍や雑誌などでも、功成り、名遂げた成功者の体験談
 など載っていたりすることがありますが、


 (わたしは日経新聞の「私の履歴書」が大好きです)


 かならずといってもいいくらいに、そういったところで出てくるのが、

 背伸びして、限界を超えるくらいに力を出し尽くさなければ
 ならなかった環境に身をおいたから、その後の成長があった、

 という話。


■限界にチャレンジした、というドラマとか伝説とか、そういった
 類のものが含まれない成功譚(せいこうたん)など聞いたことも
 ありませんよね。


■かけた時間に比して大幅な成長を求めるのであれば、すべからく、

 限界を突破するくらいの、大きな負荷をかけていかなければならない
 のでしょう。


■同時に、トレーナーさんからいわれることがあるのですが、

 それは運動者は


 【 身体のリミッターよりも脳のリミッターが先に来る 】


 という話。


■リミッターというのは「制限を加えるもの」とでもいったらよいのか
 とおもいますが、

 肉体の限界値の前に、

 通常、人間の身体は自己防衛本能が働くのである一定のところを
 超えたら、

 「これ以上はむりだよー」

 という限界のサインを脳は送り出すとの事なのです。


■ところが、「むりだよー」といっている、その地点からあと一歩、
 ないし二歩くらいまでは、実際は余裕があったりするものなのです。

 そしてそこまでいかないと本当の負荷にはならない。
 すなわち筋力がつかない、ということなのです。


■これまたビジネスパーソンにも同様のことが言えると思いませんか。

 二言目には


 「やったことがありません」
 「できません」
 「難しいです」


 これらすべてリミッターが自分を守るために、そのようにいわせて
 いるもの。

 ほんとうはそれをやりとげる力があるはずなので、防衛本能が
 働いて、先に脳がリミッターをかけてしまっているわけです。


■でも、


 ▼やったことがないことをやらなければ、

 あるいは

 ▼できないと思っていることをやり遂げなければ、

 あるいは

 ▼難しいことだからこそチャレンジして、克服して、乗り越えて
  ものにするからこそ、


 ビジネスパーソンとしての能力が圧倒的に身についてくるものなの
 でしょう。


■そんなことを考えるともなく、トレーニングにいそしんでいる
 のでした。

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 そういえば、そんなことを考える余力があるということは、

 わたしもまたリミッターの制限を超えられていないということなのかも
 しれないことに今、気づきましたー。。。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■限界をいま一歩、超えたところに能力アップの源泉がある。   ■持てる能力の範囲内で、十年一日のことを50年間続けてみた    ところで能力の拡充などはかれるはずもない。   ■限界がほんとうに、能力ぎりぎりのところからくるものなのか    それとも限界を超えることを恐れる脳の幻影からくるものなの    か、冷静に見極める必要がある。   ■ぎりぎりのバランスを踏み外さないようにして、最大限の    能力向上を図りたいものである。

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