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0203号 教育は力なり。その2。


■昨日、教育は力なり、という話を書いたら、かなり多くの反響を
 頂きました。

 ちょっと書き足りないことがありましたので、今日は続編です。


■教育を施す、といっても、ノウハウ・スキル・テクニックについての
 教育と、もっと深いところでのパラダイムについての教育と二種類
 あるように思います。

 (※パラダイムというのは、物事に対する支配的な捉え方、とでも
 いったらよいのでしょうか。天動説が正しいと思っていた人は
 天動説のパラダイムの中に生きていた人であり、異なる地動説という
 パラダイムを持った人が、たとえ正しいことを説いていたとしても、
 当時の人からは受け入れられませんでした。

 仕事に関しても、教育に関しても、金銭に関しても、友人関係に
 関しても、あらゆるジャンルでパラダイムは存在します。また
 機会があれば記したいと思いますが)


■ノウハウ・スキルは記憶力のいい人であれば、一回学習すれば、知った
 分かった、というレベルで即、利用できたりします。


■翻って後者(パラダイム)は一度、話を聞いたからといって、すぐに
 利用できるものではなく、自分の中に沈殿する、深いところにいたる
 教育。

 たとえば、物事についての考え方や捉え方、ですね。

 この教育には年月が必要です。もしくはよほどインパクトのある
 内容、出来事によるか。(でもこの場合でも、それを理解できる
 に必要なプロセスを経て、たまたま、とどめの一回でスイッチが入った
 ということになるので、やはりこちらの教育には長期の年月が必要と
 いうことになるのかな)


■いずれの学習も大切だと思います。


■ただ、いわゆる熱血教師、であったり、優秀な先生は、必ずノウハウ
 より先にパラダイムについての教育を生徒に施しているはずです。


 ▼どうして学ばなければならないのか、の理由を教えてくれた
 ▼どうして人としての器を磨かなければならないのか、のヒントをくれた
 ▼夢をもてなかった人に夢や希望を与えた
 ▼自分は出来ないというパラダイムに埋没していた人に、
  必ず、やれば、できる、という勇気を授けた

 などなど。


■あるいは、

 ▼お金は汚いものではなく、きれいなもの(扱いによっては)
 ▼自立>依存
 ▼健康>お金
 ▼人間の生活>科学技術

 あらゆる分野でパラダイムは存在します。

 ▼教育をコストと見るか、投資と見るか

 もパラダイムですしね。


■何が正しく、何が間違っているか、というのは実は評価をすることは
 できないものかもしれません。

 でも、自分なりに、今持っているパラダイムが正しいのかどうか、は
 常に検証していかなければならないと思っています。


■教師だけでなく、本や映画も、良質の先生たりえます。
 良質の先生、というのは正しいかどうかはともかくとして自分の
 所有するパラダイムに疑念をもたせるほどの新たな価値観を提示して
 くれる人のことをいうのだと私は理解しています。


■その繰り返しで、弁証法的にいうと、(自分の持つパラダイムである)
 テーゼと(教師の持つパラダイムである)アンチテーゼのせめぎあいの
 中でジンテーゼが生まれ、その繰り返しで人としての成長が得られる
 ものなのかもしれません。


■いずれにしても、異なるさまざまな枠組みの中で物事を考えられるよう
 にするために教育を受け続けることは必須である、というのが
 私の主張です。

 その上で、スキル・ノウハウの学習を積み重ねる必要があるのは
 勿論のことです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■自分の持つパラダイムは正しいのかどうか。    自分の殻に閉じこもっていると、判断ができない。   ■そのために、たくさんのパラダイムに触れる機会(=教育)    を持つ。   ■その上でのノウハウ・スキルの学習が生きてくる。   ■詳細は述べないが、【パラダイム】×【ノウハウ・スキル】    が生み出す結果となって現れると考えられる。    よってパラダイムがマイナス方向にふれていると、いくら    ノウハウ・スキルを磨いたところで、マイナスの結果しか    現れない。

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