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6574号 神連載!だった、帝国ホテル料理顧問 村上信夫さんの『私の履歴書』


■長年、愛読してきた
 日経新聞に連載されている

 『私の履歴書』

 には、ときおり(まれに)

 「神回」

 があります。


 直近では5年ほど前の、

 ニトリ会長、似鳥昭雄さんのそれは
 まさに「神回」でした。



■遡ること、今からちょうど20年前

 (私(鮒谷)の起業前夜、という
  タイミングで読んだこともあったのかも
  しれませんが)

 帝国ホテル料理顧問(当時)だった
 故・村上信夫さんの回もまた、

 記憶に粘りつく、
 「神連載」でありました。



■この連載が書籍化された

 『帝国ホテル 厨房物語』

 からいくつかの言葉を抜粋して
 ご紹介します。


 (ここから)
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 筒井ムッシュは
 シャリアピン・ステーキの
 味つけを誰にも明かさなかった。

 私たちが肉をたたいて延ばし、
 筋切りをして包丁の峰で
 松かさのように筋をつける。

 下ごしらえを終え、
 次はいよいよ漬け込みという
 肝心な場面になると、
 「おい、飯に行ってこいよ」と人払いする。


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 いつものように調理場を追い出され、
 みんなで昼飯を食べていたある日、

 先輩から「ムラ、調理場のぞいてこい」
 と命じられ、そっと行ってみると、

 ムッシュは網戸を締め、
 鍵をかけて最後の仕上げに精を出していて、
 どうしても声がかけられなかった。

 執念を見た、と思った。


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 吉田の大将のポテトサラダも
 そうだった。

 我々若手は床にジャガイモを広げ、
 同じサイズのものを選んでゆでる。

 その間にタマネギを細かく切って塩を振り、
 水洗いの後、ふきんで水気を取る。

 そのころにはイモがゆで上がるから、
 皮をむきスライスして、
 さあ味つけという段になると
 「おお、昼飯だ。行け行け」。


 時計を見るとやっぱり十一時。

 戻ってくると人気メニューの
 「イモサラ」は味つけを終え、
 冷蔵庫に寝かされていた。


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 (ここまで)



■いかがですしょうか。

 なにか感じるところがあるのでは
 ないでしょうか。


 この連載においては
 全編がこんな感じで、

 ひたすら震えっぱなしでしたよ、、



■それはさておき、
 上記引用から分かるのは、

 結果を出している人は

 【自らの卓越性を
  卓越性たらしめている秘中の秘】

 を必ず持っていて、
 それを大切に取り扱っている、

 ということ。



■それが飯の種となるのですから、

 秘匿するのは当然のこと、
 といえるでしょう。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■成果を上げている人は誰しも    【卓越性の根源    (秘中の秘、秘伝のタレ)】    を他者には伝えたくないものである。   ■それゆえ、それを惜しげもなく    開示してくれる人があったなら、    何をさておいても    その学びを獲得すべく、    万難を排して、学びの機会を    手に入れに行くべきだ。   ■先人もまた、そのような必死の思いで    師匠や先輩から学んできたのである。

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