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6518号 利益についてのあなたの定義が、あなたの利益水準を規定する


■ドラッカーに『現代の経営』という
 著作があります。

 有名な本ですから、読まれた方も
 少なくないでしょう。



■同書においてドラッカーは

 「利益の3つの役割」

 についてこんなことを
 書かれています。


 まず1番目、

 「利益は事業活動の
  有効性と健全性を測定する。

  まさに利益は事業にとっての
  究極の判定基準である」

 と。



■次に2番目に挙げられているのが

 「利益は陳腐化、更新、不確実性を
  カバーする」

 と。



■3番目は

 「直接的には社内留保による
  自己金融の道を拓き、

  間接的には事業に適した形で
  外部資金の導入要因となることによって

  事業のイノベーションと拡大に
  必要な資金の調達を確実にする」

 と。



■まず最初に挙げられている

 「利益は事業活動の有効性と
  健全性を測定する。

  まさに利益は事業にとっての
  究極の判定基準である」

 についてですが、


 その商売がうまく回っているのかを
 何で見るかというと、

 売上げで見たってやっぱり
 分からないことがあるわけです。



■後先考えずに値下げに次ぐ値下げをして
 一時的に売上げを膨らませる、

 なんてことも、
 少しの間であれば可能でしょう。


 しかし、売上げから原価を差し引いた
 利益を継続的に積み上げていかなければ、

 企業はビジネスを継続させられません。



■一定期間以上、

 赤字を垂れ流し続けたら、
 どこかで店を畳まなきゃいけない、

 という話になり、

 それはつまり、顧客に対して持続的に
 価値提供を行うことができない、

 ということになります。



■これは

 「顧客に対する責任の放棄」

 と言えるでしょう。


 顧客に対して長期間、安定的に価値を
 提供するためにも私たちは

 「利益を上げ続けなければならない」

 のです。



■私(鮒谷)も、

 起業してもう少しで20年になろうかと
 いうところですが、この間、

 (もしお客さまに価値を
  提供できていたとするならば)


 それはこの期間、

 「利益を生み出し続けることで
  事業を継続させ、
  さらには磨きをかけることができた」

 からだと思っています。



■ひたすら赤字の商売をやっていたり、

 薄利多売で食うや食わず、
 であったとしたら、

 どこかで仕事をぶん投げるしか
 なかったことでしょう。


 共存共栄のためにも、
 利益を出すのはやっぱり大事。



■また、以下は

 【各人の脳内辞書に記述された定義】

 の問題ですが、


 利益と聞くと条件反射的に

 「いやいや、儲けてはいけない」

 と考えてしまう人があります。



■そんな馬鹿な、と
 思われるかもしれませんが、

 「利益」

 という言葉について、

 自身の脳内辞書の中で
 どのような記述がなされているのか、

 明確に理解していないと、


 無意識下にて

 「利益は最小限に収めているべきだ」

 と書き込まれている(思い込んでいる)人は
 案外、たくさんいたりするわけです。



■あるいは

 「利益はトントンでなければいけない」

 とか

 「利益はむしろマイナスな方が
  かっこいい」

 とか

 「利益が出ない
  =人様に尽くしている」

 とか、

 脳内辞書において、そうした記述を
 している人もあるものです。



■自ら意識し、言語化して定着させた
 わけではないのだろうけれども、

 いつの間にやら
 刻み込まれていて、

 悪い意味で
 「無意識的有能」というべきか、


 無自覚にそういう言語体系、
 すなわち認識の体系を生きてしまい、

 その結果、ご本人の願望通り

 「儲からない世界」

 が出現しているだけなのに
 当人は

 「儲からない、儲からない」

 と(口では)嘆いていたりするのです。



■でも本当のところは、

 自らがそう決めているのだから
 儲からないのは当たり前の話であり、


 そもそも、
 利益をそういう風に解釈している、

 つまり

 「利益を取らない方が善だとか、
  良いことだとか役立っている」

 と定義している時点で、

 そこに向かって全力で
 無自覚に突っ走っているのだから、

 そりゃ儲からないのも当然だよね、

 という話です。



■顕在化している脳の一部では
 たしかに

 「儲けたい」

 と思っているのだけれども、
 脳の95%の部分(潜在意識)では

 「儲けてはいけない」

 とブレーキを踏んでいるのだから
 それでは前に進めません。



■そういう人は下手をすれば、

 市場から退場させられるか、
 死ぬまで

 【薄利多売の、肉弾消耗戦】

 を重ねるより他、なくなります。



■そうならないためには
 利益について、きちんと学習し、

 「事業を継続するためには一定水準以上、
  安定的に獲得する必要がある」

 といった言語を繰り返し、
 刻んでおく必要があるでしょう。



■特に自分、あるいは自社の存在が
 世の中に役に立っていると思えばこそ、

 長期継続的に
 価値を提供するためにも、

 やはり利益を獲得していく、
 積み上げていく必要があるよね、

 ということです。



■つぎに2番目の

 「利益は陳腐化、更新、リスク、
  不確実性をカバーする」

 についてですが、、、

 今日のところは時間切れとなりました。
 (残念!)



■ちなみにここまでの話は

 【値上げ&値決め音源】

 の文字起こし資料、
 全124ページあるうちの

 「ちょうど1ページ分」

 となります。



■こんな話が残り123ページ分もある、

 というような
 イメージをつけてもらえば、

 音源を聴いてみる価値はありそうだ、
 と思ってくださる方もある!?

 かと考えて、
 本日はご紹介させてもらいました。



■ここまでの話をお読みになり、

 「ひょっとして私は、
  値決め&値上げについての適切な
  脳内辞書の定義を持っていないのでは。

  それゆえ無意識、無自覚に
  こんなことになっているのでは」

 と思われた方があったとしたら、
 きっとそれは図星です。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■あなたが(ときに無意識に)決めている    利益に対する定義が、    あなたのビジネスの利益水準を決めている    と知ると驚かれるかもしれない。   ■でも、本当のことなのである。    無自覚にであれ脳内辞書に    「利益は必要ない」と記載していたら、    身体はその通りに動くようになっており、    結果として    「儲からない体質」    が定着することとなる。   ■それでは当人が不幸になるだけではなく、    顧客にまで迷惑をかけることになる。    事業が回らず、店を畳むことになれば    困るのはあなただけではないのである。   ■儲からない、儲からないと嘆いている人は    自分の脳内辞書に記載されている    「利益に対する定義」    について、今一度、見直すべきだろう。

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