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6517号 値上げに不思議の値上げあり、値下げに不思議の値下げなし


■ビジネスを理解していない人は、

 価格設定がいかに経営に大きな
 インパクトを及ぼすのか、

 想像がつきません。



■私(鮒谷)がサラリーマンやってた頃が
 まさにその典型で

 「隙あらば値下げを」

 と思いながら、仕事をしていました。



■とにかくあの頃、考えていたことは

 「高いから売れない」

 「安くすると売れる」

 「10%や20%の値引きくらい
  (上司に)認めてもらいたい」

 ということばかり。



■どうしようもない、
 典型的なダメリーマン(泣)


 高くても売ってる
 先輩、同僚、後輩もいるし、

 そういう人は値下げなんかせずとも
 安定的に売れている。



■対する私(鮒谷)は、

 上司に対して、口を開けば

 「あと少し安ければ、
  受注できると思うんですが、、、」

 のオンパレード。



■信じられないことには、
 あの頃は

 「商売に原価が発生する」

 という当たり前の事実を
 知らなかったんですよね。

 まじで、どうしようもありません。



■原価には、

 狭義の原価(直接の原価)もあれば、
 広義の原価(含む間接費)もありますが、

 いずれにしても
 商品を作って、販売するためには

 「一定の原価」

 がかかります(当たり前)。



■仮に100の価格の物を販売して、
 原価が80だったとしたら、

 10%、値引きしたら
 利益の絶対額は半分(20→10)になります。


 愚かな私(鮒谷)は

 「20%、引いたら間違いなく
  受注できそうです!」

 なんていっていましたが、
 20%も値引いたら、

 「利益がゼロ(=タダ働き)」

 になってしまいます。



■もし原価が85かかるのなら、
 20%引いたら、5%の赤字。


 「働けど働けど猶わが生活
  楽にならざりぢっと手を見る」

 は石川啄木ですが、

 楽にならないだけまだマシで、
 赤字が積もると会社は潰れてしまいます。



■放っておいても今の世の中、
 四方八方から、つねに

 「値下げ圧力」

 がかかるわけですから、
 そんな世の中で頭から

 「値下げもやむなし」

 なんて思っていたら、


 その気迫のなさから
 ずるずると戦線後退して

 【絶対国防圏
 (赤字にならないギリギリの線)】

 までも突破されてしまいます。



■そうなったらポツダム宣言を受諾
 (=倒産、破産、世逃げ、廃業、)

 するしかなくなります。

 無条件降伏です。



■商売したり、
 仕事に就いている限り、こうした

 「値下げ圧力」

 がひたすらかかるわけですから、


 その圧を受けながらも耐え忍び、
 やがては反転攻勢してみせる、

 まず、そんな精神が肝要です。



■ただし、その精神があったところで

 「押し返すための方法論(技術)」

 を持たなければ結果は一緒です。

 精神論だけで勝てないのは
 リアルな戦いと同じ。



■商売をしている人や、
 自分を高く売っていきたい人は

 【値上げ一択(攻撃は最大の防御なり)】

 とまず決めて、次に

 【そのための方法論(技術)】

 を実装する必要がある、
 ということです。



■適切な価格設定ができている
 会社の経営が盤石なのには、

 ちゃんと理由があるわけですが、


 そもそも

 【盤石のビジネスを作る、
  盤石のキャリアを構築する】

 と決めていない人が多いし、

 決めていても具体的な方法を知らないから
 なし崩しになって潰走する、


 そんな姿を目撃することも
 しばしばです。



■戦いにもビジネスにもキャリア構築にも

 【勝つべくして勝つという型】

 があることを知らねばなりません。

 型を持たずに戦いに勝利しようと
 思っても、それは無理な相談。


 知らないのなら、学ぶところから
 始めなければなりません。



■型を持ったからといって
 必ず勝てるというつもりはありませんが、

 型を持たなければ
 必ず負ける、

 これだけは間違いありません。



■亡くなられた野村監督の
 座右の銘として有名になりましたが、

 古来より

 「勝ちに不思議の勝ちあり、
  負けに不思議の負けなし」

 と言われている通り。



■価格設定においても

 【値上げに不思議の値上げあり、
  値下げに不思議の値下げなし】

 であって、

 いつまで経っても
 適切な金額を請求できない人は

 請求できない理由があるのです。



■特に創業、間もない経営者や
 フリーランスの人は、

 それで苦しんでいる人も
 少なくないのではないでしょうか。

 放置しておくと
 永遠にそのままになりますよ。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■最低限、経営のことを勉強していれば、    安易な値下げは命取りになると    理解できるものである。   ■そんなことさえ理解できない人が    「値下げさえすれば」の罠に陥り、    「薄利多売、貧乏暇なし地獄」に    引きずり込まれてしまうのだ。   ■値上げの強い意志を持っていてすら    環境がなかなか許してくれぬのに、    強い意志を持っていなければ    値下げ要請に従い続けるしかないのは    当然のことである。   ■ただ、このことを理解したからといって、    価格設定に対する主導権を握るための    具体的な方法論(技術)の理解がなければ    結局は同じことになる。   ■価格についてのマインドと技術の双方を、    高いレベルに引き上げる必要がある。   ■これは一つの型であり、型を身につけた    からといって思い通りにはならないが、    型を身につけない限り    「負けに不思議の負けなし状態」    が永久に続くことになることだけは    知っておいたほうが良いだろう。

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