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6513号 殺伐環境で殺伐客を相手に仕事をするという地獄絵図


■設定する価格は

 「どんなお客さまと
  お付き合いしたいか」

 の意思の発露です。



■あえて書きますが、
 世の中には一定割合で

 「とにかく文句を言わなければ
  気が済まない」

 人があるんですよね。



■そういう人と
 お付き合いをしたければ

 「常識はずれの安い価格を
  設定する」

 ことをお勧めいたします。

 そうすれば毎日、殺伐感あふれる
 現場で仕事を行えるようになるでしょう。



■そんな世界で仕事をしたい人がいるのか
 どうかは知りませんが。

 そして私(鮒谷)は絶対にそんな環境で
 仕事したくはありませんが。



■驚くべきことには

 「常識はずれの安い価格を設定」

 してみても、

 その価格ですら、なお高い、
 という人が現れます。



■さらには

 「そこまで安いものですら、
  さらに安く買い叩きたい。

  そのために鵜の目鷹の目で
  欠点や落ち度を探そうとしている」

 人まで登場するのですから
 まさに修羅の世界。



■「そういう人」を対象とする
 ビジネスを行ったところで、

 どういうわけか
 (というか、想像通りと言うべきか)

 感謝されることは皆無ですから、


 やっていても貢献心とか達成感とか
 高揚感とか創意工夫の喜びは生まれず

 「作業、さらには苦行」

 になっていくのも、むべなるかな。



■安く買おうとする人は

 「マイナスの側面を見ることが
  習慣化されてしまっている」

 んですよね。


 それゆえ

 「いいものを高く買う
  (結局、安い買い物になる)」

 という視点を持てません。


 そんな習性がある限り
 つねに安いものしか買わないし、

 安いものしか
 買えなくなるという悪循環。



■少なくとも私(鮒谷)は
 たとえお金をもらったところで、

 そうした人にお客さんになって
 もらいたいとは微塵も思いません。


 たとえお金をくれると
 言われても

 「いらないから客になってくれるな」

 と拒絶します。



■その一方で、

 「高い価格なのに
  喜んでお支払いくださる方」

 もあるんですね。


 そうした方は商品、サービスの

 「プラスの側面を見る」

 ことが習慣化されています。



■たとえマイナス部分があったとしても
 そこを凌駕するプラスの点があれば、

 敢えて見ない、
 細かいことも言われない。



■トータルで見たとき、

 きちんと価値相応、さらには
 期待値を上回り続けられれば、

 そして、

 正しいこと、適切なこと、
 人の道にもとるようなこと、

 をしさえしなければ、

 経済的に余裕のある人は
 気持ちのよい対応をしてくれます。



■私(鮒谷)は、

 毎日、楽しく、気持ちよく
 仕事をしたいし、そのためには

 「高いお金を支払って下さる上に
  提供価値に正当な評価をしてくれる人」

 とお付き合いをしたいと
 思っているので、


 そういう方のみがお越し下さるよう

 「あえて」

 相応の価格に設定することで
 一定のハードルを設けているのです。



■ハードルを越えて下さる人とだけ
 お付き合いをしていれば、

 お互いに気持ちよくやり取りできるので
 そりゃ、楽しく仕事できるよね、

 それゆえ、より大きな価値を
 提供したくなるよね、

 という善循環の物語。



■もしあなたが

 「毎日の仕事が楽しくない」

 と感じられるのであれば、

 この機会に一度、顧客との向き合い方を
 振り返られてみても良いかもしれません。


 それはすなわち、

 「価格設定について思いを致す」

 ことでもあります。



■わざわざ自分のほうから

 「招かざる客」
 「客ならざる客」

 を招き寄せるような
 価格設定をしていることが、

 しばしばあるものです。

 それでわがままな顧客の文句を
 言っているとするならば自業自得。



■ここまでの話を読んで、

 イラッとしたり、
 不快に思われる人も、

 きっとあるのだろうなあと思います。



■ただ、そうした人は自分が
 当事者として価格設定を行い、

 実際に(難儀な)顧客と
 向き合ったことがないから、

 そんな風に思われるのです。



■摩擦を恐れず、さらに言うと、

 ここまでの話で
 自らの内にある

 「招かれざる客要素」

 に気付かされてしまった人は
 不快な気持ちになられるのだろうな、

 と思います。



■対して、

 自身が一度でも、一人でも、
 価値の提供者として

 「過剰な廉価販売を行うことによって
  引き起こされた殺伐現場」

 において

 「殺伐客」

 との対応に疲弊させられた経験を
 持つ人であれば、


 不快に思うどころか、
 やはりそうであったか、

 とお感じになられるのでは
 ないでしょうか。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■価格設定いかんでお付き合いする顧客層は    見事なまでに変わってくる。   ■あくまで一般論だが、安く、さらに安く、    を追求していくと    「殺伐客」    の比率がどんどん高まることとなる。   ■反対に、価格を引き上げるほど、    (価格ではなく)価値を見て    購買の意思決定をされる方が増えるので、    お付き合いしていて楽しく、気持ちの良い    お客さんが増えてくる。   ■殺伐客の対応で疲弊させられている人は    価格設定を見直してみるとよいだろう。    案外、自らが設定した価格によって    招かざる客を引き寄せてしまっている、    というケースが多いもの。

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