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6511号 ダムに水を貯められる最後の機会


■ある程度、勉強している経営者の方で
 あればご存知と思いますが、


 松下電器産業(現パナソニック)の
 創業者、松下幸之助氏は、

 企業が外部変化に耐え、さらには
 安定的な経営を遂げていくためには

 「適性な余裕」

 が必要であると
 言われていたそうです。



■この余裕ある経営のことを

 【ダム式経営】

 と呼び、


 その話を聞いた
 京セラの稲森さんもまた、

 ダム作りを目指して、
 経営に取り組まれました。



■企業経営者は経営している中で、

 あるいは個人事業主(フリーランス)が
 仕事をしている中で、

 不測の事態が起こることは
 多々ありますから、

 そうした事態の訪れを予想して
 備えを厚くしていくべき。



■振り返ってみると、


 バブル崩壊から始まって、
 阪神淡路大震災、911、

 金融危機やらITバブルの崩壊、
 リーマンショック、

 さらに東日本大震災に、
 直近ではコロナ禍と、次から次へと、


 【数十年ないし100年に一度】

 と言われるような危機が不定期に、

 そして想像しているよりも
 高い頻度で訪れていますよね。



■それらの「まさかの坂」を、

 業種その他の関係で、たまたまうまく
 避けられた会社(人)もあるでしょうし、

 残念ながら、直撃を食らった
 会社(人)もあるでしょう。



■いずれにせよ、

 これまでのことは
 これまでのこととして、


 次の瞬間に訪れるかもしれない
 新しく発生する

 【数十年ないし100年に一度】

 の危機が、


 当社(私)を直撃するかもしれない、
 いや、直撃したらどうするか、

 つねにそんな緊張感を持って、
 事業を運営する必要がありそうです。



■そのためにこそ

 【ダム式経営】

 を推進していくことを
 強く意識するべきであるし、


 京セラの稲森さんも松下幸之助氏の

 【ダム式経営】

 の講演を直接聞いて、真剣に自社の
 経営に取り組むようになったそう。



■そんな稲森さんが

 【値決めは経営】

 といわれているのも
 決して偶然ではないように思われます。


 (以下、参考記事
 『稲盛和夫OFFICIAL SITE』より)
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 経営の死命を制するのは値決めです。


 値決めにあたっては、
 利幅を少なくして大量に売るのか、

 それとも少量であっても
 利幅を多く取るのか、

 その価格設定は無段階で
 いくらでもあると言えます。


 どれほどの利幅を取ったときに、
 どれだけの量が売れるのか、

 またどれだけの利益が出るのかということを
 予測するのは非常に難しいことですが、

 自分の製品の価値を
 正確に認識した上で、

 量と利幅との積が極大値になる
 一点を求めることです。


 その点はまた、
 お客様にとっても京セラにとっても、

 共にハッピーである値で
 なければなりません。

 この一点を求めて値決めは熟慮を重ねて
 行われなければならないのです。


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 (ここまで)


 いいものを売るのは当然ですが、

 いいものを安く、
 さらに安く、さらに安く、

 といった薄利多売の商売をしていたら、
 ダム式経営、どころではなくなりますね。



■特に中小企業はそんなことをしていると
 なにか起きたときに対応しきれず

 【一発でアウト】

 になります。


 内部留保がなければ、
 会社を畳むしかありません。

 個人で商売をしていたら
 夜逃げするしかないかもしれません。



■しかし、ビジネスをする以上、
 事業は継続して行われるのが前提であり、

 不測の事態が起きたからといって、

 顧客をはじめとする利害関係者に
 迷惑はかけられませんから、


 そのためにも
 私たちは適正な利益を上げ続け、

 社内に(あるいは家計に)
 潤沢な内部留保を積み上げて

 【盤石のダム式経営】

 を行うべきでしょう。



■その状態を作るために、様々なことに
 留意する必要がありますが、中でも

 【値決め&値上げ】

 は、

 特に中小企業や個人事業主にとっては
 避けて通れない取り組みです。



■私(鮒谷)自身、創業当初から

 【ダム式経営】

 を志し、今では、

 「売上ゼロが数十年、続いても
  会社が倒産しない」

 状態になりました。



■より正確、かつ正直に言えば、

 固定費を限りなく極小化している
 ビジネスですから、計算上は

 「売上ゼロが100年、続いても
  会社が倒産しない」

 会社になっています。

 (それだけダムに水を貯めてきた、
  ということです)



■自分でいうのもなんですが、
 すでに盤石の基盤ができているので、

 予測不可能な事態が起こっても
 少なくとも自社の経営においては、

 動揺することもないし、一切、揺るがぬ
 状態を作り上げることができました。



■ただ、この状況は

 「成り行きに任せていたら
  そうなった」

 わけでは断じてなく、


 昔々のメルマガにおいても

 【ダムに水を蓄えるがごとく】

 と第して、以下のような文章を
 お届けしていたように

 【願ったからこそ、実現した】

 のです。



■以下、嘘ではない証拠です。
 (メルマガバックナンバー)


 (ここから)
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■今日は

 「ダムに水を蓄えるがごとく」

 というテーマで
 お伝えしたいとおもいます。

 ここでいう「ダム」とは、

 「資産を蓄える器」

 としての比喩と思って頂ければ。



■今のような変化の激しい時代においては、
 一寸先は闇。

 今日、うまくいっていても、
 明日、どうなっているか分からない、

 そんな時代です。



■明日、というのは未来、
 という意味ではなく、

 文字通り、
 明日(あした)どうなるか分からない、

 それくらいの危機感を持っておく
 必要があるでしょう。



■根っこのところにおいて楽天主義、
 楽観主義でいることは大事ですが、

 悲観主義を内包した
 楽観主義でなければ、

 「ただのノーテンキ」

 であると私は考えています。



■未来に明るい夢を描くのは勿論ですが、

 同時に何が起きても当面の間、
 持ちこたえられるだけの蓄えが必要である、

 ということです。

 さまざまな資産を「ダム」に
 蓄積しておこう、

 ということです。



■ここでいう資産とは
 金銭的なもののみならず、

 信用、信頼、技術、技能、知識、
 ノウハウ、人のつながり、能力、感性、

 あるいは

 習慣、システム、

 さらには

 水、食料といった備蓄物資、

 といったものまで挙げられます。



■これらがあれば、たいていのこと、

 (たとえば勤務先の倒産や、
  世界経済の大激変、

  天変地異、パンデミック、
  戦災、その他不慮の事態)

 があっても、
 生き残れる可能性が高まります。


 雨の日に、ダムに水を貯め、
 無駄遣いをしなければ、

 日照り続きで干ばつが起きても
 しばらくは凌げるようなもの。



■いつまで恵みの雨が降り続けてくれるかは、
 誰もわかりません。

 今の今まで、雨が降ってくれていても、
 明日から半年か一年、あるいはそれ以上、

 カンカン照りが
 続くかもしれないのです。



■だから貯められるときに貯めておく。

 雨が降ってくれるからといって
 無駄遣いしていると、

 あとで泣きをみることに
 なりかねません。

 常に危機感を持ち、臨戦態勢で。



■常在戦場の精神で、

 有形資産、無形資産を積み増すことを
 本気で考えなければならない、

 そんな最後の機会が訪れているようにも
 思われます。(ないし、想定しています)


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 -----------------------
 (ここまで)


 ※コロナ前に記した文章ですが
  パンデミックについても言及していますね。



■日々是準備、ではありますが、

 特にいま、あなたがビジネスに
 携わられているのであれば、


 喫緊の取り組みとして

 【値決めを見直し、
  値上げを検討する】

 ことをお勧めいたします。



■次の瞬間になにがあるか
 分かりませんからね。


 いずれにしても、

 コロナで財政の大盤振る舞いを
 これだけしているのだから、いずれ

 【大増税、待ったなし】

 になるのは間違いないですよ。



■そういう意味でも、

 向こう一年ないし、
 せいぜい数年くらいが

 【ダムに水を貯める最後の機会】

 になると、
 私(鮒谷)などは思っています。


 そこから先は

 【貯めようとしても放水(徴税)が多く、
  なかなか貯まっていかない】

 世界になるという予測。



■だからこそ、特に将来、

 ダムの水が枯渇する心配を
 持っている方にこそ、


 今すぐ

 【値決め&値上げ】

 音源を聴き、

 【値決めを見直し、値上げを検討して、
  ダムの備蓄を厚くする】

 ことに着手してもらいたいところ。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■不測の事態は、    いつなんどき訪れるかもしれないし、    なにか起きてから備えようと思っても    もはや手遅れなのである。   ■今、この瞬間から法人であれ、個人であれ    「ダム式経営」を意識して、    さまざまな資源を積み増し、    盤石の備えを築き上げていくべきだ。   ■特に経営者、個人事業主は利益を積み上げ    内部留保を厚くしていかねばならないが、    薄利多売ではそれが実現できぬ上、    環境変化に打たれ弱い。    (あっという間に詰まされてしまう)   ■今すぐ値決めを見直し、値上げを決定し、    即座に実行に移すときである。

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