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6414号 「乾坤一擲の勝負」という言葉の魅力に惑わされてはならない


■人生を過度のリスクに晒さぬためには
 可能な限り

 【乾坤一擲の勝負を避ける】

 ことです。


 乾坤一擲というと格好いいですが、
 有り体に言えば

 「一か八か」

 ということ。

 運を天に任せるというヤツです。



■そんな状態に追い込まれている時点で
 なにかが間違っている、

 と考えたほうが良いように
 (個人的には)思われます。



■そんなことを何度も繰り返していたら
 命がいくつあっても足りない、

 とまではいいませんが、


 一回、ないし数回、

 続けて起死回生系の勝負に勝って、
 せっかく人生がいい具合になっても、

 同じ調子で勝負しているうちに、

 いつかそのうち、
 全部を持っていかれ、

 ケツの毛まで抜かれることになる
 可能性が極めて高くなります。

 (ギャンブルしてきた人であれば
  そんな人をたくさん見てきたはず、

  あるいはあなた自身が
  そうであったかも、、、)



■たとえ冒険して大失敗をしても、
 もう一度、やり直す気力も体力もあり、

 家族や立場をはじめとした
 守るべきものがそれほどないとき

 (=一般には年齢の若いとき)

 には、乾坤一擲の勝負を仕掛けるのも
 まだ許されますが、


 そこで勝利を収めたら、

 それ以降は決して再起不能になる
 可能性のある冒険はしないこと、

 を心がけたいもの。



■もちろん、状況によっては、

 人生において博打を打つ以外の
 選択肢がない、

 そんなこともあるかもしれません。

 たとえば信長の人生における
 桶狭間の戦いのように。



■とはいえ、たとえ

 「結果として、乾坤一擲の勝負」

 を仕掛けるざるを得ないことが
 あったとしても、

 それ以降は決して
 伸るか反るかの勝負は挑まない、

 そんな姿勢が大事ではないでしょうか。



■ギャンブルでいうところの

 「勝ち逃げをする」

 ということですね。


 しかしギャンブルに没入したことの
 ある人であれば、既にお察しの通り、

 言うは易く行うは難しで

 「勝っているときに止める」

 ことが難しいのです。



■ギャンブラーの心理として、

 欲を出し、刺激を求め、
 我を忘れて勝ち金をすべて失うまで
 勝負を挑み続ける、

 といった精神状態になることが
 珍しくありません。



■そうならぬよう、人生においても

 「過度の刺激を求めない」
 「足るを知る」

 ことが大事だと思います。


 博打のみならず、人生においても、

 もっと、もっと、もっと、、、の
 思いによって、

 足元をすくわれる事例が
 少なくないからです。



■人生をギャンブルに見立てることで、
 こうした教訓を得ることもできますね。


 人生を人生として捉えると
 掴みどころがなくなることも、

 (たとえば)博打という比喩を
 用いることによって、

 主観から引き離して、より鮮明な教訓を
 引き出せる効用があるように思われます。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ギャンブル必勝法は「勝ち逃げ」である    のと同様、    人生における必勝法?も「勝ち逃げ」を    意識することである。   ■間違っても高揚感や過度の刺激を求め、    過大なリスクを内包する冒険を    し続けてはならぬ、    ということだ。   ■そもそも乾坤一擲の勝負を要求される    状況に追い込まれたこと自体が問題。   ■理想的には常に安定して勝ち続ける    横綱相撲を取りたいものであり、    それができなければ事前の策として    博打を打つのは一度だけ、    あとは二度とギャンブルせずに、    勝ち逃げすることである。   ■人生を鉄火場として捉え直してみると    教訓を獲得しやすくなることがある。

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