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6412号 人生を踏み外す確率が格段に高まる「退屈と抱き合えない人」


■人生を

 「鉄火場(賭場、ばくち場)」

 と捉えると、これまでとは異なる
 見え方ができるかもしれません。

 鉄火場は不用意に近づくと命を落とす
 危険すらある、真剣勝負の場。



■公営ギャンブルや、

 店に入っても後ろに手が回ることのない
 球遊び(パチンコ)など、

 本職の博徒が開帳する、
 いわゆる「鉄火場」イメージが
 そこまでない賭けの場であっても、


 中毒化してしまい、
 雪だるま式に膨れた借金によって、

 人生を棒に振ったり、果ては命まで
 取られてしまうことすらあるものです。



■それゆえ、

 「不用意に近づくと
  命を落とす危険すらある」

 と記しましたわけですが、


 そんな生命のやり取りすらある場で
 編み出された生存戦略は、

 形を変えて
 人生の役に立つ(かもしれない)、

 という仮説のもとに、
 過日、放談会を開催いたしました。



■私たちは、

 うまくいけば調子に乗りがち、
 失敗すれば自暴自棄になりがち、

 そんな性質を持っているようです。

 ただし、こうした感情の変化自体は
 人間が自然に持つものです。



■しかし、だからといって、

 こうした感情のマネジメントが
 適切に行えずにいると、

 人生のターニングポイント的な
 タイミングで心の変化に対応できず、
 人生や生活を台無しにしてしまう、

 そんな可能性があるのではないかと
 問題提起したいのです。



■普段、私たちが生きているときには

 「平静を失う」

 ことなどほとんどありませんが、

 現ナマが飛び交う鉄火場では
 そうした状況が日常的に生まれます。



■公営ギャンブルや
 球遊び(パチンコ)ですら、

 そんな精神状態になるのですから、
 ましてやカジノなどにおいてをや。


 こうした場において
 導き出された知見は、

 人生においても役に立つ、
 とは思われないでしょうか。



■私(鮒谷)はある時期から

 「勝たなくてもいいから、
  長期で見たとき、決して負けない」

 ことを努めて意識するようになりました。


 これなどはまさに

 「鉄火場から得られた教訓」

 の現実世界への転用です。



■とはいえ、なにも、

 私(鮒谷)自身が博徒に混じって
 丁半博打に興じたわけではありません。

 (当たり前)



■そうではなく、

 たとえばカジノにおいて、
 ポーカーならポーカーで
 生計を成り立たせている人が現実にいて、

 そんな人たちが惜しげもなく、経験からの
 学びを公開してくれているのです。



■その知見に触れては

 「この考えは
  そのまま人生に応用できそうだ」

 と思って、取り入れることで、

 人生の利回りとでもいうべき
 勝率は格段に高まり、

 大やけどを負う頻度も
 大きく減りました。



■その過程の中で私(鮒谷)は

 「(高揚を求めず)
  退屈を受け容れることで勝ち続ける」

 道を求めてきました。


 むしろ、

 重心低く、
 退屈であることを善とする、

 くらいの思いを持って。



■昔はそうではなかったんですよね。


 たとえうまくいったことがあっても
 すぐに飽きては退屈し、

 勝率はともかくとして
 テンションの上がるビジネスや投資に
 取り組むようになっては惨敗する、

 これを繰り返してきたのです。



■学べば学ぶほど、
 ギャンブル必勝法は、

 長期視点で、決して破滅しない
 (=つまり冒険しない)ことを前提に起き、

 大数法則や期待値を味方につけつつ、
 退屈ながらも地味に勝ちを積み上げていく、

 ことに尽きます。



■こうしたルールを守れず、
 高揚感を求め、

 特に高い勝率が見込める投資に対して

 「滅多なことはなかろう」

 という希望的観測の元に
 大きく張っては

 「まさか、こんなときに限って
  こんな結果になるとは」

 と期待を裏切られては大やけどを負い、

 場合によっては一発退場させられる
 こともしばしばあります。



■あるいは反対に、負けが混んでくると

 「起死回生」

 を目指して、堅実さを忘れて

 「投げやりな気持ちで大きく張る」

 こともありますした。



■たとえば、競馬において負け続けた
 最後に迎えた最終第12レースみたいな。


 帰りの電車賃だけ残して、

 万馬券、もしくはそれに準ずる
 高配当を見込める馬券に、

 一攫千金、起死回生の願いを込めて
 全力投下し、国破れてサンガリア、


 みたいな経験は、

 競馬やってる(た)人なら
 誰にでもあるのではないでしょうか。



■これなどはまさに

 「一縷の可能性にかけて、
 (投げやりに)大きく張る」

 典型事例と言えるでしょう。


 いずれもいすれも、

 ギャンブルに負けるのではなく、
 己の感情変化に負けるのです。



■こうした感情が

 「競馬場でのいっときの損失」

 のみで収まればいいのですが、

 人生そのものまで台無しにする可能性が
 ある精神の状態だから恐ろしいのです。



■長年、そんな己の感情変化と対峙し続け、

 破滅すること無く、長期に渡って
 退場させられることなく勝利を収めてきた、

 手練れのギャンブラーの知見が
 人生に活かせないはずがありません。



■それを活かすことによって

 「勝てないことがあったとしても
  少なくとも長期で見たら、まず負けない」

 戦いを行っているという自覚を
 持てるようになったのは、


 まさにプロのポーカープレイヤーを
 はじめとする鉄火場の男(女)たち、

 から私(鮒谷)自身が
 多大な学びを得てきたから。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人生を「鉄火場(賭場)」に見立てる    ことで見えてくるものがある。   ■鉄火場で大事なのが己の感情と冷静に    向き合える感情マネジメント力。   ■鉄火場ほどの頻度ではないが、人生に    おいても過剰に高揚感を求めたり、    あるいは起死回生の一攫千金を目指して    みたくなる局面があるものだ。   ■しかし、その感情こそが我と我が身を    地獄に連れて行く親玉なのである。   ■ギャンブルであれ、人生であれ、    確度高く、長期的な勝利を納めるには    「確率を味方につけた平静さ&退屈さ」    をむしろ求めるべきであろう。   ■もちろん必ずしも、この考えに固執する    必要はないが、    局面に応じて、こうした考えも自在に    扱えるようになると、    人生におけるリスクマネジメント力は    格段に高まることとなるだろう。

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