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6402号 コミュニケーションの真髄は「先回り×同時多発×破壊力」にあり


■長らくコミュニケーションについて
 考え続けてきました。


 社会人になってから、特に

 (日常のコミュニケーションは
  ともかく)

 「自分は仕事をするにあたっての
  コミュニケーション能力に難がある」

 と気づいたからです。



■より正確に言うならば、

 「致命的な欠損があるのでは」

 と疑念が湧いたのです。

 それが社会人1~2年目の頃のこと。


 どういうわけか上司や先輩と、円滑な
 コミュニケーションが取れないのです。

 いつも不快にさせたり、
 キレさせたり。



■これが社内だけだったらまだしも、
 お客さんまでも何度も激怒させて、

 年に一度のペースで安定的に
 出入り禁止を申し渡される。


 その際、必ず言われたのは

 「前任の○○くん、□□さんは
  素晴らしかったけれども、

  それに引き換えあなたは(ときに
  お前呼ばわりされることも)、、、」

 という言葉。



■言葉を選びつつも、
 出入り禁止を申し渡す人もあれば、

 マジギレさせてしまい、

 怒声&叱責とともに
 二度と敷居をまたぐな、

 的なことを
 言われたこともありました。



■当時、

 自分としてはそれなりに
 意識高い系であると思っており、

 かつ、

 人並み以上には

 (少なくとも毎夜、合コンやカラオケに
  繰り出す人たちよりは)

 たくさん本を読み、勉強も重ねて
 知識もあるという自負もありました。


 でも、なかなか

 「学習と実践の歯車」

 が噛み合わなかったんですね。



■ここでいう

 「歯車が回る=
  コミュニケーションが円滑に進む」

 ということであると、
 あとになって気づいたわけですが、


 当時は、

 ただ大きく、頑丈な歯車さえ作れば
 油を差さなくても機能する、

 という大いなる勘違いを
 していたのです。



■やがて、

 あまりにも仕事ができず、
 いや、嘘をついたからか!?


 イライラが募った上司からフロア中に
 響き渡るほどのでかい声で叱責される

 (複数回あります、
  今だったらアウト、ですかね)

 という事件を起こすようになりました。



■また別のあるときには、

 あまりにも不甲斐ない営業成績に
 業を煮やした上司に蹴られたり、

 手元に持っていた資料を
 顔面にぶち当てられたり

 (複数回あります、
  今だったら完全にアウト、でしょう)

 といったこともありました。



■でも、不思議と腹は立ちませんでした。


 今だったら、こうしたとき、

 むしろ逆ギレする態度が称賛(?)
 されるのかもしれませんが、


 私自身は、

 「まあ、これだけコミュニケーションが
  円滑にいかないようなら、
  キレられてもしょうがないな。

  実際に迷惑かけてるし。

  とはいえ、このままでいるわけにも
  いかないし、どうしたら良いのだろう」

 という、

 (よく言えば)自責の精神が
 その頃からあったのかもしれません。



■そんなダメサラリーマンの
 分際でありながらも、

 このままでは埒が明かない、
 と考え、

 やがて、ときには
 大阪から東京まで夜行バスに乗って、

 経営者、起業家向けのセミナーに
 頻繁に参加するようになりました。



■その場所においてだけは、
 最若年層であったこともあってか、

 多くの先輩経営者たちに
 可愛がってもらえたのです。



■そうこうしているうちに
 やがて

 「仕事でもこういう風な感じで
  関係者とお付き合いできれば、

  知識や(潜在)能力を
  成果に結び付けられるかもしれない」

 と思うようになりました。



■同時に、

 特に慕われ、尊敬されている
 経営者を観察していると

 「共通の振る舞い」

 があることにも気づきました。



■さらに

 「共通の振る舞い」

 は3つのポイントに
 集約されることを理解し、


 可能な限りの
 完コピを実践するうちに、

 さらに気をかけてもらえるようなり、
 チャンスももらえるようになったのです。



■その3つのポイントとは、
 何だったのか。


 高い対人関係能力を持つ人は

 【先回り×同時多発×破壊力(提供価値)】

 の3つを意識し、

 他者と関わっていく姿勢を
 堅持している人、

 でありました。



■立場や年次の上の、
 (ときに大)先輩経営者が、

 「先回り」

 して、

 やらなくても誰も何も言わないことを
 自ら名乗り出て実践する。



■そんな率先垂範の姿勢、

 リーダーシップ、
 と言ってもよいでしょう、

 を行っている人が
 少なくありませんでした。



■やらなくても文句を言われたり、
 叱責されることもないことを

 「プラスアルファの精神」

 で行う、


 具体的には

 「周囲に意識を向けて(気を入れて)
  観察し、想像し、

  相手にとって必要と思われることを
  先手を取って行う」

 そんな姿勢が周囲から高い評価を
 頂戴するポイントであった、

 ということです。



■さらに私たちは
 社会人として生きていく上で

 一人や二人の人とのみ
 向き合っているわけではなく、

 多くの人と関わりながら
 生きています。



■それゆえ、先の先手の姿勢を
 一人、二人にではなく、

 (可処分認知能力&時間、ときに所得)

 にはもちろん限りがありますが
 それら資源を上手に配分し、


 「出来る限り、同時多発的に」

 多くの人に提供することによって
 関わる人がその分、増えるので、

 それに呼応する形で、ご縁を通じて
 一層、世界が広がっていっていたのです。



■ここまで、

 意識しなくても
 行えるようになってくると次は、


 ただ人の役に立つ、のみならず、
 単位資源(時間やお金)あたりの

 「破壊力(価値提供)」

 の水準を引き上げていくことを
 意識されているように見受けられました。



■もちろん

 「相手の役に立とうとする姿勢」

 は、大切ですが、


 どうせなら(たとえば)
 一度の会食したならば、

 「その場で出来る限り多くのものを
  渡そう」

 という姿勢が他の人よりも
 圧倒的に顕著だったのです。



■そんな姿に接した人は
 その男気や女気(?)に触れて

 「こんなん、惚れてまうやろ」

 の状態に入ります。


 このモードに入りつつ、頼んだり、
 頼まれたりを繰り返しているうちに、

 信頼関係と人間関係がどんどん深まり、
 数々の機会を手にされていたのです。



■たしかに

 【先回り×同時多発×破壊力(提供価値)】

 を意識して実践するのは
 大変なことですね。


 先回りよりも受け身のほうが
 何も考えずに済むし、楽ちんだし、

 同時多発よりも単発、なんなら
 何もしないほうが、これまた楽。



■また、

 破壊力(提供する価値)を引き上げるには
 心も頭も身体も用いる必要があるので、

 ムダにカロリーを消費します。


 こうしたコストをケチっていると
 当座はラクでいいんですが、

 時間の経過とともに、どんどん
 人生も生活も仕事も苦しくなっていく、

 んですよね、、、



■オセロに例えると、

 最初のうちは思いつくままに
 適当な場所に置いているうちに、

 気づいたら四隅全部を取られていて
 今さらどうしようもなくなっている、

 そんな状態に
 置かれてしまうということ。



■それがいやなら、まさに

 「人生そのものに対しても
  先手必勝」

 の精神で、

 【先回り×同時多発×破壊力(提供価値)】

 を意識する必要があります。



■自らの怠惰な心に打ち克ち、
 さらにそれを克服する仕組みを作り、

 呼吸するように
 実践し続けられるようになる、

 そんな躾けとシステム導入を
 心がけるとよいのではないでしょうか。



■私(鮒谷)も、そんな諸先輩方の
 姿勢を見よう見真似ではありましたが、

 模倣しよう、
 できれば完コピを、

 と思って、
 日々、生きてきました。



■確かに最初は大変でしたが

 (いや、正直にいうと
  今もラクではありませんが)

 それでもこの姿勢の

 「費用対効果の高さ」

 を考えると、

 やらないという選択肢は
 存在しないと思い、

 いまなお、日々、出来る限りの種を
 撒こうとしているつもりです。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■コミュニケーションの真髄は    「先回り×同時多発×破壊力」    にあり。   ■他者に先んじて自ら動き、フットワークを    軽くして同時多発的に仕掛け、    さらに一手一手の破壊力(価値提供)の    水準を引き上げていく。   ■これによって信用、信頼を獲得し、    急がば回れで長期的に見て    手に入れられるチャンスを増やしていく。   ■コミュニケーション巧者が行っている、    これが3つの基本姿勢。

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