■今日は特に、 起業家、あるいは今後、 起業を考えられている方に向けて、 過激な話を少々。 ■常識がぶっ壊れていないと 儲けることはできません。 良くも悪くも 「真っ当な感覚の持ち主は 常識の枠内の人生、生活」 にとどまらざるを得ないわけですが、 あなたは世間の中で 「97%~99%くらい」 の割合を占める常識人でいたいのか、 残り 「1~3%くらい?」 の少数派である、 異端の者でありたいのか、 どちらでしょう。 ■それこそ 「常識」で考えてもらいたいんですが、 常識的な人は 常識的にしか儲からない (つまり、ほとんど儲からない) のです。 当たり前ですよね。 何の差別化も図れないのだから。 ■収益は 「異常」 からしか生まれません。 では、起業家、経営者としての 異常性はどこから生まれるのか。 ■これはもう、 言葉を選ばずに言っちゃうと 「カネの使い方」 「時間の使い方」 のたった二つしか 存在しないんですよね。 ■年次の若いときは (カネはないけれども) 非常識な対象に、 非常識なレベルで時間を投下する、 ことで、その他大勢から抜け出す ことができるでしょう(第一段階)。 ■その他大勢から抜け出せれば、 絶対に、とはいいませんが、ある程度 カネに恵まれる可能性は高まり、 そのタイミングで、非常識な対象に 非常識なレベルでカネを投下することで、 さらに加速度をつけて 大気圏突破が可能になる、 のです。 ■その他大勢から、抜け出したいなら、 もっともオーソドックスなプロセスは 以上の通りです、 こういってしまうと 身も蓋もない話になりますが、 この2つ(カネと時間)を 非常識レベルで投下することによって、 経験や知識や人のつながり等を 非常識レベルまで引き上げましょう、 という話。 ■ありきたりの話しかできない人は、 新しい商品やサービスを 生み出すことはできないし、 注目を集めることもできないから 買ってもらうことも難しい。 ■要は 「ぶっ壊れないと始まらない」 のです。 でも幸か不幸か、 ほとんどの人(97%~99%くらいの人)は ぶっ壊れることを恐れるんですよね。 そして、頭のネジが何本か 外れている人だけが、 なんの恐怖感を抱くこともなく 自ら好んでぶっ壊れていくのです。 ■こうしてぶっ壊れた人が 「常人とは異なる何か」 を手に入れ、そこに 「マネタイズ能力」 を掛け合わせると、 ビジネスを加速させられます。 ■いくらマネタイズ能力を高めても、 基礎となる 「常人とは異なる何か」 を持たなければ、 そもそも発想が貧困な上に 思い切った踏み込みもできず、 「たしかにお勉強はできるけれども カネの匂いの全くしない人」 に成り果てるわけです。 ■反対に 「常人とは異なる何か」 を持っていても 「マネタイズ能力」 がなければ、 これまたお金に恵まれません。 ※ただし、こちらの人は 基礎的な資源を持っているので、 学ぶべきことさえ学べば 立ち上がりは早いもの。 ■かくいう私(鮒谷)は 人生のある時期において、 ぶっ壊れたレベルで本を読み、 ぶっ壊れたレベルで人と会い、 ぶっ壊れたレベルで 学びに対して重課金、 そんな生活を贈っているうちに やがて、 ぶっ壊れた価格帯で平然と請求書を 送れるようになりました。 ■現在地にたどり着くまでに いろんなものがぶっ壊れ、 いつしかぶっ壊れた感覚が 自分にとっての当たり前になり、 ぶっ壊れたマーケティング、 ぶっ壊れたセールス、 さらにはぶっ壊れた請求も できるようになったのです。 ■自らが常識人の枠から逃れられず 何一つぶっ壊れていないのに 「大儲けしたいんです」 とかいっていても、 土台、無理な相談です。 ■それは、 他人と同じ生活をしていて 他人と異なる結果を求めているのと一緒、 であり、 「木に縁りて魚を求む」 のと一緒(=愚か者)。 ■結論。 若いうちは時間レベルでぶっ壊れ、 年次があがれば課金レベルでぶっ壊れ、 これが異端への道ではないかと 思っています。 ■私(鮒谷)は、 破壊神wとして 時間もカネも異常値レベルで、 人もたまげるレベルで投入し、 自身をぶっ壊してきました。 ■その分、 普通の人が当たり前に やってきたことや買ってきたもので、 私自身はやったことがないことや 買ってこなかったもの、 めちゃくちゃたくさんあります。 ■長きにわたって 「平均、という言葉を何よりも忌避して 平均からの逸脱だけを志向してきた」 ので凸凹が激しいわけですが、 これが今に至る、当社のビジネスの 基礎を作っていると思っています。 ■満遍なく、均等に、資源を配分、 ほど愚かなことはありません。 一点集中、全面展開、ですよ。 若いうちは、これと決めたものに 寝ても覚めても投入する。 ■年次がいって、さまざまな事情から 相対的に時間がかけられない (家庭を持つとか、社会的役割とか、 体力的問題とか、家の事情とか) ようになったら、 そこから先は 課金によって知識、経験、 さらには時間を買いまくって、 「常人とは異なる何か」 を手に入れて、 そこにマネタイズ能力という テコの原理を利用して、 一気に飛翔を遂げるのです。 ■いろんな人の、いろんな目標実現の 道のりがあるようには見えますが、 抽象化し、パターンで捉えたら 結局、これに尽きるのです。 繰り返しになりますが、 身も蓋もない話なんですが。 ■学生さんや若手社会人は とにかく人と出会い、新しい経験を。 ある年次から上の人は とにもかくにも重課金。 ■課金している人間と 無課金、微課金の人間と、 どっちが 成果を出せると思いますか。 綺麗事を抜きにしたら 私(鮒谷)はどう考えたって 「そりゃ、重課金っしょ」 と思いますし、 思うだけではなく、 実際におそらく同年代の 上位1%どころか、0.1%どころか、 それをはるかに上回る水準で 課金し続けてきた自覚もあります。 ■4月からは大学院に進学しますが、 これも (言葉を選ばずにいうならば) 課金プレイ、ですよ。 ■国立だから 私立と比べると確かに安いですが、 もしこれまでよりも仕事する時間が 減るとするならば、 そしてそのために 売上げが減少するならば、 学費よりもはるかに 高くなるかもしれない売上げ減少分も、 (間接的に) 課金しているのと同じです。 ■それでもなお、 躊躇なく重課金し続けるのかというと、 多くの人は 「常識的に考えて」 という枕詞を逃げ口上に用いて 無課金、微課金を貫き、 常識的な人生、生活から逸脱せず、 それゆえ感覚をぶっ壊せず、 異常値を取りにいかない、 と理解しているからです。 ■そこで逆張りするのが投資家っしょ、 そこで逆張りできるのが投資家っしょ、 ということです。 そんなチャンスがあるのに、 いちいち、やることなすこと、 びびっていたら、 投資(起業や経営も投資の一種です) なんかできないし、するな、 やってもどうせ うまくいかないから、 と愛を持ってお伝えしておきます。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■収益は「異常」からしか生まれない。 ■みんながやっていることを、 みんながやっている程度に行い、 自分は他の人よりも儲けよう、などと 思ってもそれは土台、無理な相談。 ■人と異なる部分から差別化要因が生まれる のだから当然だ。 ■差別化要因、さらには 代替不可能要因を獲得し、 そこにマネタイズ能力を加えるから 儲かるようになる。 ■では、経営者、起業家の「異常」は どこから生まれるのか。 身も蓋もない話ではあるが、時間とカネの 使い方からしか異常はもたらされない。 ■常識的な時間とカネの使い方で 非常識な水準の結果を求めたところで、 大きな成果は手に入れられるはずがないに 決まっているのである。
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6400号 収益は「異常」からしか生まれない
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