毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

6392号 風呂敷を広げては畳む、の繰り返し、それが人生だ


■大学院進学にあたって、
 事務所の撤収作業を進めています。


 20年近くもいながら、その間、
 資料廃棄など一切行ってこなかったので、

 起業以来の、あれこれの懐かしい
 お宝資料が大量に発掘されています。



■先日もちょろっと書きましたが、
 今回、発掘されたのは、


 前述の月収2,000万円時代、
 元マッキンゼーのコンサルタントさんに

 月額50万で月一回のミーティング、
 だったかな?、

 のコンサルを依頼したときの資料。



■当時、それなりに
 収益も上がっていたこともあり、

 いろんな人にそれなりのお金を支払い、
 コンサルを頼みまくっており、

 その一環として、でありました。



■この過程において、

 コンサル「される」側の立場での
 感情や身体感覚を掴めたことには、

 大きな価値があった、と
 後年、気づかされます。



■ときおり、
 コンサルする側の人間なのに、

 身銭を切って(痛みを伴う)
 コンサルを依頼したことがない、

 という人がありますが、

 ハッキリいいますが、
 それではダメですね。


 コンサルとして大成しないし、
 ビジネスも伸ばせないでしょう。



■それでは、

 大きな決断をして大枚をはたき
 依頼を行った顧客にしか感じられない、

 本当の痛みも不安も分からなければ、


 何を言われると
 どんな風に心が動くのか、

 どのように振る舞われると
 やる気が出たり、失われたりするのか、

 といった微妙な機微も
 理解できません。



■顧客以上に顧客のことを知り、

 期待を上回り続けなければならないのが
 (真の)コンサルの仕事、

 であるとするならば、


 自分が代償を支払ってコンサルを
 受ける側に立ったこともないのに、

 顧客の問題解決に対する、芯を食った
 コンサルなどできるはずがありません。

 (あくまで個人の意見ですが)



■私(鮒谷)自身、

 コンサルティングを行うに際しての
 基礎や基本姿勢は、

 実にこの時期に、頻繁に(高額の)
 コンサルを受け続けたことにある、

 と確信しています。



■安い請求のコンサルでいいというなら
 そこまでする必要はありませんが、

 高額チャージしたいのであれば

 「高額なカネを払う側の当事者」

 にならなければ、

 あるところから先、
 厳しいんじゃないですかね。


 特にオーナー経営者とか、
 やる気のある個人が申し込まれる、

 そんなコンサルサービスを提供したい
 (あるいはしている)のであるならば。



■コンサルに限らず、

 知識を売る仕事をしているのに
 身銭を切って知識を買う、

 といった取り組みをほとんどしていない
 人にも同じことがいえるでしょう。



■、、、それはさておき。


 (Facebookでは証拠写真?)
 も挙げておきましたが、

 今回、出てきた資料は

 【鮒谷グループ
  5年ビジョンの確立に向けて】

 というテーマで依頼し、

 そのときのミーティングで
 用意いただいたもの(の一部)。



■「鮒谷グループ」と言っても、

 限りなく私一人でやってたんですが、
 この方が気分が出るのでw

 そんなタイトルで、
 提案を受けたのです。



■起業して2~3年目にして、
 ようやく商売のコツを掴み始めた私は、

 独立前に記し、

 しかしリアリティが無さすぎてすっかり忘れて
 いた目標設定シート(!)に記載していた

 「5年で資産30億」

 計画にいよいよ着手します。



■その際、自身の乏しい経験や知見に
 頼るのではなく、

 私などよりはるかに優秀、かつ、
 経験豊富な人のお知恵を拝借しようと思い、

 実際に依頼して、出てきたのが
 その資料でありました。



■「5年で資産30億」とか、
 こいつはカネのことばかり考えて、、、

 とか言わんでやって下さい。


 あまりにも
 貧乏暮らしが長かったせいか、

 この頃は
 とにもかくにもカネさえあれば、

 美味しいご飯を腹一杯食べられる、
 暖かい布団で眠ることができる、

 家賃6万円&十数平方メートルの狭小住宅
 からもオサラバできる(まだ住んでた)、

 たくさん勉強も経験もできる、
 と思っていたのです。


 とにかくゼニや!!と。



■ピカソの青年期に
 「青の時代」があったように、

 私にも「金(カネ)の時代」が
 あったのです(違


 でも、こうした時代があって、
 真剣にカネ儲けに没頭・没入したからこそ、

 逆説的に

 「お金を稼ぐのみならず、

  仕事に対する満足度を引き上げ、高い
  QOL(人生や生活の質)を追求するには、

  顧客への価値提供に
  フォーカスしなければならない」

 という、ごく当たり前の事実に
 気づけました。



■こうして次の

 「顧客の期待値、
  圧倒的凌駕を目指す時代」

 「(顧客から頂戴する代価の最低)
  10倍返し時代」

 へと移行していったわけですから、


 私にとって

 「金(カネ)の時代」

 は通過するべき必要悪の期間であった、
 と言えるのかもしれません。



■ここまで記してきた

 「金(カネ)の時代」

 においては
 ただただひたすらに

 「お金(週の売上げ、月の売上げ)と
  期限(締め日)」

 をひたすらに意識していましたが、


 この両者ががあったからこそ
 緩むことなく、駆動しつづけられました。



■仮に、

 頑張れるだけ頑張り、
 それで売り上がった数字で満足、

 という姿勢であったなら、

 創意工夫も試行錯誤も生まれず、
 成り行き任せになるのは当然です。



■数日前、

 【腑抜けた生活に
  数字と締切りは存在しない】

 という、挑発的なタイトルの
 メルマガを配信しましたが、

 まさにそういうこと。



■数字も締め切りもなければ、
 頑張りようがありません。

 唯一、その状態が許されるのは

 「意図的に設定したモラトリアム
  (サバティカル休暇)」

 だけと言えるでしょう。


 この期間はむしろ

 「数字と締切り」

 を手放し、可能な限り
 妄想を膨らませて、

 おもうがままに
 点を打ち続ければ良い、

 のです。



■そうして感情の赴くままに
 好き勝手に打ち続けた点はいずれ必ず、

 「編集したくてたまらなくなる
 (風呂敷を畳みたくなってくる)」

 からです。



■そうでなく、既にいま、
 やるべきことが明確なのであれば、

 なにをさておいても

 「数字と締切り」

 を設定すべきです。


 これを設けない限り、
 永遠に、永久に、先送りし続けて、

 自らの精神を毀損し続けることと
 なるでしょう。



■人生は

 風呂敷を広げては畳み、
 広げては畳み、

 の繰り返し。


 広げるときには「数字と締切り」を忘れ、
 畳むときには朝から晩まで意識、

 このメリハリこそが、
 妄想を実現させるプロセスである、

 とお伝えして
 今日は筆を置きます。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人生は風呂敷を広げては(モラトリアム)    畳む(数字と締め切りで自己管理)、    の繰り返し。   ■モラトリアム期は状況が許すなら    (経済的な問題をクリアできれば)    数字も締め切りも忘れて、やりたいこと    だけ行って、好きに点を打てばいい。   ■それらが編集され、つながり、    そろそろやるか!というモードに入れば、    そこから先は数字と締め切りで    徹底したセルフマネジメントを行い、    最短で風呂敷を畳みにかかるべし。   ■このメリハリと繰り返しこそが、人生を    楽しく、充実したものにしてくれる。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。