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6391号 (決算書画像あり)上場企業に事業を売却


■今日はフェイスブックに
 以下の投稿を行いました。

 かなり長いっす。


 (ここから)
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 【上場企業に事業を売却】


 (前回投稿からの続き)

 引き続き、事務所撤収作業中。

 いろいろお宝資料が出てきます。
 作業が全く進まん、、


 今から17~8年前、
 起業して一年経たないくらいに

 「これはイケる!」

 と思って、
 もう一つ法人を設立しました。


 自社媒体のみならず、
 他社の媒体も積極的に売っていこうと、

 広告代理店部門を
 独立させたのです。


 それが有限会社ルールズバスターズ。

 既存のいろんなルール、常識を破壊していって
 やろうという想いを社名に込めました(笑)

 ハウスエージェンシー的役割をも同時に
 担わせたこの会社を通すことによって、

 メルマガ部数を増やすために自社が
 出稿する広告枠も安く買い付けられ、

 平均2割ほど広告費の削減できるので
 一石二鳥です。


 設立1期目の年商は1億5,000万ほど。

 ただこの時は未だ会社経営が
 よく分かっていなくて、

 役員報酬を2,850万とって
 (=役員報酬取り過ぎて)、

 法人としては1,200万ほどの赤字に(泣)

 ※以下の写真は同社の一期目の決算書


 その後、単なる枠の売り買いではなく、

 別途、高額チャージのコンサル契約や、
 高い利益率が見込めるいくつかの広告メニューなども
 付加したサービスラインナップを用意し、

 それらの合わせ技で
 提案&受注を続けていったので、

 時間の経過とともに利益率は漸増し、

 最終的にはなかなかの収益性を誇る
 会社となりました。


 私は100パーセント株主
 &マーケティング担当として、

 もう一人はCOO的な立ち位置として、
 二人でやっていたのですが、

 実務全般、任せていた彼には功に報いるべく、
 月に200万円強の報酬を渡すとともに、

 永田町に家賃43万8000円の
 サービスアパートメントを社宅として用意し、

 さらに

 (私は接待や夜のクラブ活動が
  大嫌いなので)

 銀座大好きな彼が接待担当ということで、
 そんな経費もこちら持ち。


 彼が大阪出張に行った時には
 承諾もしていないのに、

 勝手にリッツカールトンホテルのスイートに
 泊まってルームサービスも頼みまくり、

 その経費をつけてきたり、

 銀座接待も毎月50万とか80万とかつけてくる
 傍若無人なカネの使い方に閉口しましたが、

 それでも潤沢に利益が出るようになりました。


 既存のルールを破るような
 ビジネスシステムを作ったので、

 有り体に言って
 めちゃくちゃ儲かっていたのです。


 なんといっても実質、
 二人でやってて事務所はなし、

 それゆえ固定費は極小。
 法人サイトすらない有り様。


 客先のところに決して営業に出向かない
 (除く、彼の趣味である銀座接待w)、

 電話とメール(そして紹介)のみで
 営業は完結。


 原則として最低でも
 年間数千万~億単位の広告予算を持っている、

 大口&リピートの見込める
 顧客しかお客様にしない。

 さらに勝てる(広告成果がほぼ確実に見込める)
 法人しかクライアントにしない。


 それはそのまま摩擦のない、
 リピート受注に直結する。

 もちろん一切、値引きもしないし、
 する必要もない。

 (顧客はそれで儲かっているのだから)


 例外はあるけれどもオーナー系企業の経営者は
 意思決定が早いし、思い切りもある。

 あくまで一般論ですが、踏み込む力も
 自社のことを真剣に考える度合いも、

 サラリーマン社長や担当者より
 はるかに強いので、

 クライアント対象は叩き上げ経営者
 (と、その法人)のみに照準を絞る。


 この時期の試行錯誤の経験から、
 今に続く私の営業の基本スタンス

 「高額無形サービスを売らずに売りつつ、
  売って売る」

 が確立されました。


 もちろん、基本はドラッカーの

 「マーケティングの目的は
  セリングを不要にする」

 の姿勢。


 あと、顧客にとって何が価値であるかを
 顧客以上に考える

 (未だ充足されていない潜在ニーズを
  如何にして満たすか)

 の徹底追求も。


 自社事業を定義づけ、
 顧客が誰かを明確にする。

 さらに顧客が価値あると認めてくれるものは
 何かを知恵を絞って考えて、

 ビジネスに実装する。

 これも「ドラッカー5つの質問」から。


 めちゃくちゃ勉強しなきゃ、
 そして考えなきゃ、
 さらには動かなきゃ、

 儲かる商売の仕組みは作れない

 (不勉強だとあっという間に
  市場から叩き出されるか、

  金融機関からの借金漬けになり感覚が
  麻痺して生かされながら事業がゾンビ化するか、

  薄利多売の貧乏暇なし生活を
  余儀なくされる)

 とつくづく体を通して理解したのが
 この頃のこと。


 中小、零細、個人企業の経営者こそ、
 勉強しなきゃですよ。


 (誤解を恐れずに言うならば)
 ほとんどの中小企業経営者は不勉強だから、

 勉強すればするほど
 タコ殴りできるようになります。

 そういう会社はタコ殴りにして
 市場から叩き出せばいい。


 そうすることによって、

 顧客が価値のない商品/サービスを
 口車に乗せられ、誤って購入してしまう、

 という残念な意思決定(=購買判断)を
 してしまう機会を根底から奪い去ればいい、

 と思ってます。


 特に自分自身が酷い商品を買わされて
 「また騙されたー」と思うたびに。


 、、、言ってしまった。
 本当の私は平和主義者ですよ!

 でも私にとっては

 「不勉強&不実行=顧客への価値提供に
  コミットメントしていない」

 のと、同義です。


 だから不勉強から生まれる、

 顧客に与える直接/間接の損失は
 許し難いものがあります。

 それ故に粗い言葉になったということで
 ご寛恕くださいませ。


 ということで、本当はせめて最低でも10億くらい
 までは持っていきたかったのですが結局、

 数期やって年商4億強?だったかな、
 になった時点で、

 某上場企業に事業売却。

 まだまだ儲かり続けます。


 そんなこんなで調子に乗ってこの時期、

 いくつかの会社を
 同時並行で立ち上げていきました。

 雲蒸龍変、飛竜乗雲。


 が!好事魔多し。
 (しつこいw次回に続く、かもしれません)


 <同社の一期目終了時点での
  決算書画像>

 <「彼」に提供していた、永田町の
  サービスアパートメント代画像w>


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 (ここまで)



■長々と書いてきましたが、

 こうしたビジネスを
 作り上げる直接の原動力となったのは

 「数字と締切り」

 をつねに意識していたからでした。



■毎期、毎期の

 「売上げ、経費、利益率、利益の絶対額」

 等の数字をいつも念頭に置きながら、
 より端的に言えば

 「今月、いくら儲けるか」

 をひたすら考えながら、


 それを実現させるために
 数々のアイデアを出しては行動し、

 うまくいったらそれを仕組みに落とす
  (あるいはサービスをメニュー化する)。



■これを繰り返すことによって
 短期間で


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 実務全般、任せていた彼には功に報いるべく、
 月に200万円強の報酬を渡すとともに、

 永田町に家賃43万8000円の
 サービスアパートメントを社宅として用意し、

 さらに

 (私は接待や夜のクラブ活動が
  大嫌いなので)

 銀座大好きな彼が接待担当ということで、
 そんな経費もこちら持ち。


 彼が大阪出張に行った時には
 承諾もしていないのに、

 勝手にリッツカールトンホテルのスイートに
 泊まってルームサービスも頼みまくり、

 その経費をつけてきたり、

 銀座接待も毎月50万とか80万とかつけてくる
 傍若無人なカネの使い方に閉口しましたが、

 -----------------------


 という大盤振る舞いをしながらも、

 それでもなお、潤沢に利益が
 出るようになったのです。



■これで利益が出ていなければ

 「ただの放漫経営」

 ですよ。


 利益を出そうと思ったら

 「数字と期限をバカみたいに、
  朝から晩まで考え続けること」

 ですね。



■それで今と同じ状況が続いたとしたら
 その人は

 「正真正銘のバカ」

 ですね。

 知恵を絞り、努力して、
 それでも売上げが上がらないのだから、

 「無能オブ無能」

 いって差し支えないでしょう。



■けれども実際には、
 世の中にそんな人はほとんどおらず、

 「単に知恵を絞っていないし、
  努力もしていない」

 から、

 時間が経過しても現状と何も変わらぬ
 状態が続くだけの話。



■そんな自分に活を入れ、テコ入れする、
 そのための

 「ツール(道具)」

 として

 「数字と締切り」

 を使えばいいのです。



■かなづちやカンナなしに
 家を建てる大工さんはいないし

 (いたとしても家を建てる速度は
  数十分の一とかになるのでは)

 エクセルを使わずに会計処理を行う
 経理職員もいないし

 (いたとしても各種書類を作る速度は
  数十分の一とかになるのでは)


 みな、うまく道具を使いこなすことによって
 生産性を高めているのです。



■これらは正真正銘の「道具」ですが、

 多くの人は、その上位に位置する
 「道具」があることを知りません。


 どの道具とはいうまでもなく

 「数字と締切り」

 です。



■これなくして、

 「この下部にある道具」

 の使い方に習熟したところで
 道具を使いこなせません。


 分かりやすい例でいえば

 「便利といわれるアプリ」

 を大量にスマホの中に入れて
 いろいろ弄っている人がありますが、


 そうした人は案外、

 「下部の道具」

 に引きずり回されて、
 かえって生産性を落としている、

 ということがよくあるもの。



■その点、私(鮒谷)は、

 幸か不幸か、ITリテラシー
 偏差値30を誇る男なので、

 ほぼなんのアプリも入っていません。

 何年も使っていますが、ほぼ初期設定の
 ままのきれいな状態ですw



■でも、かえってこれでよかった、
 と本気で思うことがあるんですよね。

 下部の道具の使い方習得に
 認知能力を使うのではなく、

 その分を、上位の道具(数字や締切り)の
 習熟に投下できたから。



■これは

 パラダイムとか考え方、
 基本姿勢や習慣、

 といった上位の道具(?)においても
 同じです。



■一見、便利、
 しかし設定等に振り回される、

 といった細々としたあれこれに
 貴重な時間を浪費させられないので、

 真に大事なことに集中できるのです。


 アプリとかたくさん入っていたら
 それだけで脳が疲弊するから、

 そんなことはヤメておいたほうが
 いいんじゃね、

 と半分はできない者の嫉妬心から、
 でも半分は本気で、

 そう思っています。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■仕事における「道具」には二種類ある。   ■目の前にある、各種仕事の効率化を図る    単一の目的を実現させる道具。   ■これを下部に位置する道具とするならば、    その上部に存在する、より抽象度が高く、    それゆえ理解されにくいけれども、    汎用性が極めて高い、    そんな道具があるのである。   ■極論、下部の道具は捨ててもいいが、    上部の道具を使いこなせずして    下部の道具に没頭していると    「重箱の隅をつつく」    「過度の部分最適化」    という状態に陥ってしまう。   ■にもかかわらず当人は、    部分最適化に喜びを見出し、    なんならそこに誇ることさえあるので、    こうなってしまってはますます、    より重要な道具に目を向けられなくなる。   ■嗚呼、器用貧乏の成れの果て。

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