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6375号 その男、巨根につき


■個別コンサルをしていて
 ちょくちょく打ち明けられるのが

 「人事の悲哀について」

 です。


 私(鮒谷)は
 その悲哀をダイレクトに感じる前に、

 いわゆる「会社組織」から
 ほうほうの体で逃げ出したわけですが、

 渦中にある人にとっては
 なかなか大変みたいですね。



■意に沿わぬ、あるいは
 私情が絡む異動とか転勤とか、

 まさに聴いているだけで
 タマランチ会長です。



■父親(の本棚)の影響もあってか
 中・高生の頃から

 「大人向け」

 の本は相応に読んでいたので、


 分からないなりに人事、
 ならびに人事権というものが、

 大人の世界においては
 重要なものであることは、

 うすうす感じてはいたのですが。



■長じて、自分も大人になり、

 自分でもガチな大人向け書籍
 (エロ本じゃないよ)

 を読むようになり、


 人事権を掌中に収めている側の大変さも
 その権力に翻弄される側の愁傷も、

 それなりに分かるようになってきて

 【少なくとも私(鮒谷)は
  その世界の住人にはなりたくない】

 と思うようになりました。



■言葉を換えると

 「大組織の会社員や公務員としては
  絶対に働いてはならない」

 と分かったのです。


 これらの組織は(良くも悪くも)

 「人事によって、かなりの程度、
  運命(=人生)が決まる」

 と判断されたから。



■その証拠(だと私が思ったこと)には、

 大組織で功成り名遂げた人
 (たとえば、社長⇒会長⇒経済団体の長)や、

 公務員、特にキャリア官僚の出世頭
 (たとえば事務次官⇒天下り⇒天下り)の自伝、

 といったものを読んでいると、


 相当の確率で、入社(入省)後、
 かなり初期の頃から、たとえば

 「課長と新入社員」

 のような形で良好な関係を築き、
 そこから引き上げられて、

 という物語が多いもの。


 むしろほとんどそう、といって
 過言ではないように思われます。



■この流れの中で、

 引き上げられたご本人に自覚が
 あったかどうかは分かりませんが、

 (間違いなくあったと
  個人的には思われますが)


 「派閥」あるいは
 「○○組(○○にはボスの人名)」、

 みたいな
 非公式チームが出来上がり、


 その中でボスを押し上げ、
 その実力や功績が認められ、

 論功行賞的な仕組みで次期、
 あるいは次々期の社長に引き上げられる、

 みたいなことになっていたのでは
 ないでしょうか。


 ※あくまで世間知らずの
  私の勝手な憶測ではありますが。



■もしそうだとするならば、
 逆に言えば

 「この流れに乗れなければ
  人生が詰む(かもしれない)」

 という世界であり、

 そんな世界で生きるなんて
 リスク高すぎ、まっぴらごめんだわ、

 と思うようにもなりました。



■ここで、ことの良し悪しを
 言いたいわけではなく


 「そりゃ、まあ、人間が集まったら
  そうなるだろう(当然だ)」

 「嫌いな奴より、可愛げのある奴を
  引き上げるのは自然な人間心理の発露」


 と私(鮒谷)などは思うので、
 是非善悪などどうでもいいのですが、


 ただし

 「では、自分が
  その世界でやっていきたいか、
  あるいはやっていけるか」

 と問われたら、
 間髪入れず、ノーと言いますね。



■なぜなら、

 そうした環境をうまく渡っていく
 適性がないし、自信もないし、

 そんな世界で人生かけた長期戦を行いたい
 という価値観もさらさらないから。



■自身の強みと価値観に鑑みて、

 妥当だと導き出された結論は

 「そんな世界は、敬して遠ざけよ」

 というもの。



■、、、なぜ、長々と
 こんな話をしてきたかというと、

 実はこのところお伝えしてきた

 【妄想力】

 は


 (「やりたいことをやる方向」
  からではなく)

 「やりたくないことから
  逃れる方向」

 を起点として、
 枝葉を広げることもできますよ、

 と理解していただきたかったから。



■起業前の私(鮒谷)はたしかに

 「自分で商売したい」

 という思いがありましたが、


 改めて振り返ってみると
 むしろ、それよりも

 「自分は組織に向いていないから
  どうしたら組織と無関係に働けるか」

 と思っていたことのほうが、

 おおむね2:8、
 もしくは3:7、

 くらいの比率で勝っていたのです。



■この

 「自分は組織に向いていない」

 を起点として発想を広げていくと


 ▼自分で商売するしかない

 ▼どうせ商売するなら儲けたい

 ▼儲けるだけではなく、
  お客さまにきちんと価値提供したい


 ▼模倣が簡単な価値提供などは
  誇りにかけてしたくない

 ▼それゆえ模倣困難、を越えて
  代替不可能な存在になる必要がある

 ▼代替不可能=希少性


 ▼そのためにどんな特殊技能や知識が
  必要で、どのようにして手に入れるか

 ▼こうして獲得した希少性は、ぐるっと
  一周回って儲けを生み出すこととなる

 ▼剰余利益があれば時間と教育に
  投資できるようになる


 ▼このサイクルが回り始めると
  やがて他の追随を許さぬレベルで
  時間とカネを先行投資できるようになる

 ▼最初は短期投資(数ヶ月単位)、
  次に中期投資(数年単位)、

  さらに長期投資(十数年単位)、ついには
  超長期投資(数十年単位)まで可能になると、

  時間の経過とともに開けてくるはずの
  可能性や希少性や代替不可能性の増大、

  などについて考えるだけで
  ますます興奮してくる

     ・
     ・
     ・
     ・
     ・
     ・


 ここまでいけば、もはや

 【立派な妄想】

 ですね。



■私(鮒谷)は、

 こうして妄想を育み、
 膨らませてきましたが、


 その端緒(きっかけ)は

 【大人になりたくない】
 =【大人の世界で生きたくない】
 =【組織と無縁に働きたい】

 という、

 じつに子どもじみた原初的欲求から、
 でありました。



■こうした

 【大人社会からの逃避欲求】

 から妄想のタネが芽を出し、
 生育し、やがて

 【巨木=巨根&巨幹&巨枝&巨葉】

 へと進化していきました。



■巨木の始まりは肥大化された

 【根(原初的欲求)】

 つまり

 【巨根】

 の部分にあったのです。



■妄想の根を巨大化(=巨根化)させ、

 さらには幹、枝、葉っぱまで
 巨大化させられれば、


 つまり

 「細部に至るまでありありと、
  そして大きく妄想できるように
  育てられさえすれば」

 夢は実現させられるのです。



■私(鮒谷)も

 「巨根」

 を振り出しにして育て、
 茂らせた妄想が

 「はじめの一歩」につながり、さらに
 「大量行動」を促してくれました。


 そして最終的には

 【大人の世界(=人事のある世界)と
  無縁の世界で人生を過ごせる】

 ようになったのです。



■何度もいうように

 「大人の世界
 (人事&組織の世界)」

 を否定しているのではありません。


 純粋に私(鮒谷)には無理、
 と思っただけの話ですので、

 そこは誤解のないように。

 そういうのが好きで適性ある人は
 そこで戦えばいいでしょう。



■私(鮒谷)はただ、
 無理なところに居着く必要はなく

 【三十六計逃げるに如かず】

 で、逃げ出す意思決定をしただけの話。



■ただし、単に逃げ出すだけではなく、

 同時に自らの妄想を
 巨根化させることによって


 「どうせ逃げ出すのであれば
  どの方向に逃げ出すか」

 まで真剣に考え続けたのです。

 (毎日、日記を書きながら)



■この頃の妄想と意思決定と
 そこから生み出された大量行動が、

 そのまま今の私の人生に
 直結しているのは間違いありません。



■もしあなたが
 『君の名は。』の三葉のごとくに


 「もうこんな町(会社)いやや!
  こんな人生いやや!」

 と思うことがあったのなら、

 そのときが新しい妄想を
 育てるチャンス。


 (実際に、個別コンサルのお客さまで、

  ここからすべてが始まる方は
  少なくありません)



■このタイミングを逃さず、
 すかさず三葉ばりに

 「来世は○○の○○にして
  くださーい!!」

 と妄想たくましくして、
 言葉に落とすのです。

 ここで必ず言葉に落としてください。



■このタイミングで
 産み落とされた言葉は

 【思考における結晶の核】

 となり、


 それはやがて、あなたの
 妄想、錯覚、思い込み、勘違いを、

 のっぴきならない
 (辛抱たまらん)ところまで、

 暴走させることとなるでしょう。



■ここまでいけば

 【離陸に向けて加速したジェット機】

 の如くに、

 あとはそのエネルギーの力を借りて
 一気に浮揚するだけです。



■ここで

 「ふわっ」

 という音なき音が聞こえたら、
 そこがあなたのターニングポイント。


 その時の訪れまで、ひたすらあなたは
 妄想を膨らませると良いでしょう。



■避けたい環境を明確にし、
 そこを起点(巨根)としつつ、

 下記音源をお聴きになり、
 巨大な妄想を現実化させた暁には、


 ビートたけし監督のもと

 【その男(女)、巨根につき】

 というタイトルで
 映画化されるかもしれません。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!



 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■妄想は    「ありたい自分」「手に入れたい環境」    の方向からではなく    「ありたくない自分」「避けたい環境」    を起点にして膨らませるのもありだろう。   ■どうしても前者のイメージが湧かぬなら、    むしろ、マイナス方面から発想を展開し、    理想の世界を想像(妄想)する、    そんなアプローチを取るのも一法だ。

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※現在、20万1602名が購読中。