■最近、つくづく思うんですが 【妄想力】 大事ですね。 目標設定ならびに達成について 長らく取り組んできての結論は 【妄想が膨らまない目標は 決して達成されない】 ということ。 ■ここでの重要ポイントは 【妄想と感情は切っても切り離せない 関係にある】 ところ。 妄想と感情が紐付けられて ----------------------- 妄想をたくましくする ⇒テンション上がる ⇒さらに妄想する ⇒さらにテンション上がる ⇒ますます妄想が加速する ⇒ますますテンションが引き上げられる ⇒妄想が暴走し始める ⇒テンション爆上がり ⇒妄想マックス ⇒テンションマックス ⇒以下、妄想が炎上しすぎて 鎮火すること能わず(燃え続ける) ---------------------- ここまでいけば 【目標(=妄想)は9割方、 達成できたも同然】 と言えるでしょう。 ■逆に言うと 【この妄想燃料サイクル (以下、妄燃サイクルと表記)】 が回らない状態では、 何をやったところで モノになりません。 ■ここ何日か、 しつこく書いてきたとおり、 「妄想爆発、テンション爆発」 の臨界状態に入っているからこそ エネルギーが継続して供給され、 行動し続けられるのです。 ■臨界状態に入っていないのに 行動しようとしたところで 「土台、無理がある」 ※行動に必要なエネルギー供給が 持続されないから ということです。 ■だからあなたが本気で 何かを成し遂げたいのなら 【己の行動にフォーカスするのではなく 感情にこそフォーカスすべき】 でありましょう。 ■感情が高ぶれば、 自ずから行動し始めるし、 初期の行動精度は低くても、継続して 潤沢なエネルギー供給なされるから、 長期に渡る力強いPDCA(仮説検証)を 回し続けられる。 こうして最終的には 【狙った獲物を確実に仕留められる (目標達成できる)】 のです。 ■常に高ぶっている「臨界状態」は 【「寝ても覚めても」という 精神状態】 でもありますから、 このモードがオンになっている限り、 微調整、ときに 大きな修正をかけながら、 ひたすら目標を追い続けることが 可能になるはずです。 ※目標設定&達成音源においては このことを 「自動追尾ミサイル」 に例えて説明いたしました。 ■ではどうすれば ----------------------- 妄想をたくましくする ⇒テンション上がる ⇒さらに妄想する ⇒さらにテンション上がる ⇒ますます妄想が加速する ⇒ますますテンション上がる ⇒妄想が暴走し始める ⇒テンション爆上がり ⇒妄想マックス ⇒テンションマックス ⇒以下、妄想が炎上しすぎて 鎮火すること能わず ---------------------- この状態に入ることができるのか 気になりますよね。 ■結論からいえば、 「焦って、慌てて行動しない」 ことが大事。 矛盾するようですが、 「慌てて、焦る」 ことは大事なこと。 ■しかし、焦りのあまり、 心震えぬ対象に飛びついたところで、 いまだ臨界状態に 入っていないわけですから 「やりきるところまで持続できない」 のです。 ■自分でもうっすらと、 あるいは明確に、 この事実を理解しているのに あえて見て見ぬ振りをして、 とにもかくにも行動を、と 取り掛かる人が少なくありません。 ■当座の焦りを鎮めるために、 本心ではやりたくもないことに 理由をつけてチャレンジするわけですが、 感情がついていかないから結局、 やり切ることができず(三日坊主) 「ただの時間の浪費となる」 だけです。 ■これだけでもダメージがでかいのに その上さらに 「学習性無力感 (己の無力さを学習する)を強化する」 まで自らに刻み込んでしまう人が あとを絶ちません。 これは最悪です。 ■私(鮒谷)の苦い経験を挙げれば ----------------------- ▼ダメサラリーマン時代に 不動産鑑定士の資格を取得しようと、 専門学校(L○C)に60万ほど払って 講座申し込み(2回ほど行って辞めた) ▼ベル○ッツで英会話の勉強 (これも数回で辞めた) ▼外資系通信会社での勤務時代に CC○AというCi○coの資格を勉強 (教材だけ買って、すぐ辞めた) (他にも無數) ----------------------- なんてことを思い出しますが、 これらはまさに 「本心ではやりたくもないことに 理由をつけてチャレンジ」 の典型例。 ■こうしたことを数多く繰り返し、 さすがに 「心が震えてもいない対象に いきなり取り掛かり始めるのは、 カネと時間を ドブに捨てるようなもの」 といい加減、気づきましたよ。 遠回りにも、ほどがありました。 ■こうした経験は多かれ少なかれ、 誰しもあるのではないでしょうか。 であれば、 こうしたメカニズムを以上のように 言語化した形で理解し、 【行動の必要を感じても、 あえて自制する】 【感情が自然発火するところまで、 あえて(焦りを抑えて) 「妄燃サイクルが」立ち上がるよう、 積極的モラトリアム期間を 楽しむ】 ことを推奨したいのです。 ■つまり 【短期的な利害打算や、 目先の焦り、恐怖といった ネガティブ感情を乗り越えて、 真の欲求、欲望に基づく 感情を暴発するところまで待て】 ということですね。 ■私(鮒谷)にとっての、 その実践が 「大学院への進学」 であったということです。 ■妄燃サイクルは、 一度立ち上がれば、基本的には息長く エネルギー供給してくれますが、 とはいえ、定期的に メンテナンスしなければ 「出力が次第に下がってくる」 ものです。 ■私(鮒谷)自身、 このところ、うっすらと 「出力が下がってくる予兆」 つまり 「あ、このまま 同じことを続けていると、 絶対に飽きてくるな、 退屈してくるな。 マンネリ化してくるな、 更新されなくなるな。 今の延長線上に妄想暴走は 生まれそうにないな、 感情も死に絶えるな。」 という予感がしたので、 【先手を打って積極的&戦略的に モラトリアム期間を確保した】 ということになります。 ■これは 【妄燃サイクルの寿命を伸ばしつつ、 できることなら出力も増大させる】 ことを目論んでの意思決定であり、 この意思決定自体が 【私(鮒谷)自身の妄燃サイクルを 加速させるものであった】 という二重の構造になっており、 この構造を身体で理解した時点で 【目標達成(大学院進学)は 9割、達成されていたも同然であった】 言えるのです。 (たとえ後付けと言われても) ■そんなわけで、 今回の決断と行動と達成により 狙い通り、 (再三、記しますが) ----------------------- 妄想をたくましくする ⇒テンション上がる ⇒さらに妄想する ⇒さらにテンション上がる ⇒ますます妄想が加速する ⇒ますますテンション上がる ⇒妄想が暴走し始める ⇒テンション爆上がり ⇒妄想マックス ⇒テンションマックス ⇒以下、妄想が炎上しすぎて 鎮火すること能わず ---------------------- という 【新たな妄想と感情の暴走サイクル (妄燃サイクル)】 が立ち上がれば 【再び、新たなエネルギー供給源を獲得し、 向こう十年は戦えるに違いない】 と考えています。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■妄想が暴走せず、テンションも高まらない 行動は最初からやらないほうがよい。 ■どうせ取り組んだところで、 エネルギー供給が追いつかず、途中で 息切れしてしまうに決まっているからだ。 ■まずはエネルギーを安定供給してくれる 【妄燃サイクルの確立】つまり 【妄想×感情の臨界状態の実現】 を目指すべきだろう。 ■そのためには目先の利害打算や 焦りの感情に振り回されることなく 【積極的&戦略的モラトリアム期間】 を自らに与えることも一つの選択肢として 有効ではなかろうか。 ■妄燃サイクルを適切に メンテナンスすることによって、 情熱の炎をさらに燃え上がらせ、充実した 生の輝きを持続させられることだろう。
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6365号 鮒谷が不動産鑑定士、英会話、CC○A(Ci○co)資格etc.に挫折した理由
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