毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

6360号 「三日坊主」たちが量産されるメカニズム


■未来を切り開くためには

 「身体で感じた後、
  それを実行に移して大丈夫か、
  頭で考える」

 という順番が正しそう。



■これは私(鮒谷)自身、
 何度も経験があるのですが

 (そしてあなたにも思い当たる節が
  あるかもしれませんが)


 「頭で考えた正解を、身体(感情)は
  必ずしも欲しているわけではない」

 ことが思っている以上に
 よくあるものだからです。



■頭でっかちな

 「理論先行」

 での意思決定は、


 知らぬあいだに感情を殺してしまい

 「内心盛り上がってもいないのに
  ついつい新しいことを始めてしまう」

 という愚を犯してしまいがち。



■アイデアがどれだけ素晴らしくとも、

 自身に燃える思いがなければ
 継続は不可能ですから、

 最初だけは瞬間風速を出せても、
 それ以降、あっという間に尻すぼみ。


 これが、あの忌まわしき

 【三日坊主の正体】

 です。



■三日坊主で済むだけならば、

 数日、ないし、せいぜい数週間くらいの
 時間を無駄にするだけで済みますが

 (といっても、それはそれで
  もったいないことではありますが)


 三日坊主が問題なのは
 こいつを三回繰り返してしまうと

 【自分はどうせ何をやっても無駄という
  無力感を学習してしまう】

 のです。


 こうして今日も今日とて

 「三日坊主たち」

 が量産されていくのです。



■ひとたび、この状態に入ると、

 絶対に抜け出せないということは
 ないにせよ、

 それでも深いバンカーからの
 バンカーショットを打つようなもので、

 そこから脱出するのは
 なかなかに大変なこと。



■できることなら最初から
 その状態に入らないほうがいいでしょう。


 そのためには

 「過度に頭で考え過ぎず、
  直感を大切にすること」

 ですね。



■子どもの頃は

 「これやりたい!」

 と思ったら、

 たとえ親から叱られても
 何が何でもやってみようと思ったはず。


 強く止められても、振り切るくらいの
 情熱で事にあたっていたでしょう。



■ところが、

 いつの頃からか、ほとんどの人は

 「やりたいこと」よりも
 「やるべきこと」、

 「こうしたい」よりも
 「かくあるべき」、

 という思考に毒されてしまうのです。



■これが大人になることと
 勘違いしている人も少なくありませんが、

 この延長線上に

 「型にはまった、
  つまらない大人の一丁上がり」

 があるのかもしれません。



■この道は

 「(論理的には正しいであろうことを)
  感情を押し殺しながら進む道」

 ですから、

 一見、正しい選択をしているように
 見えますが、


 肝心の本人は本心のところでは、

 まるで感情が動かず
 やりたいとも思っていないので


 【ブレーキを思い切り踏みながら、
  同時にアクセルを踏もうとする状態】

 に陥り、結局、前に進めず、

 「三日坊主」

 となるわけです。


 これが

 【三日坊主が常習状態になった
 「三日坊主」たちが量産されるメカニズム】

 です。



■そうならぬためには

 「つねに童心に返り、
  やりたいことを大切にする」

 そんな意思決定基準を
 持っておきたいもの。



■ときに経済合理性に反する意思決定と
 なることもありますが、それでいい。

 躊躇なく、まっすぐ歩け。


 楽しく、一生懸命に取り組んだことは
 後々、

 「点と点とがつながって
  思いもよらぬ形で実りをもたらす」

 ことがありますから、
 それを信じて進めば良い。



■私(鮒谷)も起業して以降、

 本業以外に年単位の時間を
 投下したことが複数あります。


 たとえば


 ▼月に一度、一週間程度の期間、
  海外を視察、訪問(3年ほど)

 ▼ドラッカー著作を2年間かけて読了

 ▼ベンチャー企業、20数社に出資

 ▼仕事と無関係の出会いを繰り返す
  ※その内容は『変われる人』という
   書籍として結実

 ▼各界の専門家が招かれ
  リベラルアーツ教育を施してもらえる
  一年間のプログラムに参加

 ▼それとは別の、対話を通して
  リベラルアーツを学ぶ、
  数日ないし一週間の合宿に複数回参加

 ▼大学院受験(教育学)⇒失敗

 ▼ヨット(全日本選手権出場)⇒最下位

 ▼大学院(経営学)⇒リベンジ、4月から

 ▼以上の合間に、ビジネス書「以外」の
  書籍を濫読


 などといった風に。



■いずれも仕事とは直接関係のない、

 されど我が胸は熱く
 夢を追いかけるなり、

 そんな対象に積極的に
 時間を投じてきました。



■その際、

 「後先を考えず」

 ということがポイントでした。


 もちろん

 「最低限の食い扶持」

 を確保しておくことは大事ですが、


 特に若いうちは、

 過度に「己の食い扶持」に
 意識を向けるあまり、

 我慢の人生を強いられるのは
 まっぴらごめんだと思ったのです。




■やりたいことをやって、

 そこで学んだり、出会ったり、
 経験したことは、

 義務感で取り組むことよりも
 はるかに密度が高くなりますから、


 【密度高き、学び、出会い、経験を、
  最終的に自分仕様に編集してやる】

 と強く願いながら生きていたら、
 かならずその方向に

 【人生は事後的に開けてくる】

 もの。



■人生のある時期に
 この真理に到達したことが、

 私(鮒谷)にとっての
 ターニングポイントとなりました。


 すなわち


 【人生、最低限、メシさえ食えれば
  数年程度、まるごと捨てても無問題。

  むしろ、そういう時期を挟むからこそ
  柔軟かつ強靭な生が育まれる】


 という真理。



■過度の合理性は自らの世界を閉じる
 (=首を絞める)ことになるから、

 そんな未来を避けるために
 間欠的にであってでも

 「出たとこ勝負の、思いつきの遊び」

 を挟むと良いでしょう。



■こうして、積極的に人生に
 サバティカル要素を組み込むことが、

 一見、危うげに見えて、その実

 (先にも記したとおり、いずれ)

 【柔軟、かつ強靭な生が育まれる】

 ことになるのです。



■私(鮒谷)は、

 この身をもって
 その世界を体験しましたし、


 それゆえ、これからも

 【理性よりも感性を重視して、
  毎日を生きていく】

 つもりです。

 (大学院受験も、もちろん、
  こうした観点から決めました)




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■感性よりも理性を優先するから    何をやっても続かない。   ■こうして三日坊主が三回続くと、    どうせ何をやっても無駄、という    誤った学習を自らに施してしまう。   ■こうして何も続かぬ無気力な大人が    量産されているのが現状ではないか。   ■その世界から抜け出したいのなら    「理性よりも感性」    「唾棄すべき過度の経済合理性」    「積極的なサバティカル」    「編集力が無用を用に変える」    というキーワードを頭の中で    回し続けるとよいだろう。   ■一見、危うげ、しかしやがて、    柔軟かつ強靭な生が育まれることとなる。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。