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6340号 夢はでっかく 根は深く(みつを)


■誰かに何かを質問しようと思ったり
 頼みごとがあるときに、

 あらかじめ
 人間関係ができていたら

 「話は早い」

 もの。



■それゆえ、

 広く、深く、長く続いている
 人間関係があればあるほど

 「生きやすくなっていく」

 のは当然です。



■ただし、そうした取り組みを行うには
 一定のコストを支払う必要があります。

 それは認知資源であったり、
 時間であったり、

 お金であったり、
 体力であったりするわけですが。



■人間関係がない、
 あるいは甚だ希薄、であれば、

 よほど厚顔無恥でない限り
 質問一つ、できませんし、

 頼みごとなど、さらに困難
 (というか、もってのほか)。



■もしも厚顔無恥な人が、
 その厚顔無恥ゆえに、

 質問や依頼をしたとしても

 (対応はしてくれるかも
  しれないけれども)

 「そういう人」

 という烙印を間違いなく
 心の中で押され、


 それ以降、よほどのことがない限り
 永遠に残り続けることでしょう。



■普段から、

 他者にコミュニケーションにコストを
 支払うことを惜しんでいると

 (気持ちは分からないでもありません、
  やらなきゃやらないで済みますから)

 長い目で見ると、人間関係が
 徐々に閉じていきます。



■話は変わりますが、たまたま先日、

 Zoomでの個別コンサルを行っていると
 クライアントさんの背景に

 「夢はでっかく
  根は深く(みつを)」

 という書が映り込んでいるのを
 発見しました(笑)



■思わず、

 (コンサルに集中していないと
  思われたら具合が悪いので)

 その方に内緒で、こっそり手元に
 メモしてしまったのですが、

 改めて読み返しても
 いい言葉ですね。

 (Tさん、失礼いたしました汗)



■でも、まさにこれ

 「人間関係のことじゃんか」

 と思ってしまいましたよ。


 同時に

 「良樹細根」

 という言葉も思い出しました。



■当メルマガにおいて過去、
 何度か紹介してきた言葉ですが、

 調べてみたら初出は、
 今からおよそ15年前のこと。



■バックナンバーの969号に

 【良樹細根(りょうじゅさいこん)を
  肝に銘じれば縄文杉になれる
  ~陰徳あれば陽報あり】

 というタイトルで、
 お伝えしておりました。



■以下に一部を抜粋いたします。


 (ここから)
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 「良樹細根(りょうじゅ・さいこん)」
 という言葉があります。

 大きな樹木は、
 その幹や枝に負けず劣らず、

 立派な「根っこ」を持っている。


 また、そのような木なら
 必ずいい木になるものだ、

 という意味です。


 実際、屋久島の「縄文杉」は、

 樹高25.3メートルに対して、なんと
 根っこは43メートルもあるそうですね。


 すばらしい成果をあげている方を
 拝見していると、

 この「良樹細根」という言葉が
 ピッタリあてはまるケースが、

 非常に多いようにお見受けします。

 愚痴ひとつこぼさず、
 表に出ないところでこそ汗を流している。


 それも、地中だから見えない、
 といって一つ一つのことをおろそかにせず、

 根っこをより深く、より広く、
 張りめぐらせようと、

 絶え間ない努力をされています。



 「根っこ」にあたるのは、

 小さな心がけ、人への心配りや施し、
 気づく力、人とのつながりなど、

 さまざまあるでしょうが、地中へ深く、
 強く根っこを張りめぐらせる、


 その結果として、
 与えられる養分も豊富になり、

 目に見える大きな木となって現れ、
 それを維持できているのです。


 このことを分かっておられるのでしょう。

 私(鮒谷)の尊敬する方はみな、

 人が評価するような見える部分には
 自分からは目を向けず、

 人からは知られることのない根っこの
 部分に注力していらっしゃいます。


 -----------------------
 (ここまで)



■こうした心がけで

 「随分と前から、人間関係という土壌に
  水や肥料を施し続けている」

 からこそ、


 質問する、あるいはどうしても
 頼みごとをしなければならない、

 となったときにも
 快く対応してもらえます。



■土壌を豊かにするための
 何の努力もしていないのに

 「この畑からは
  何も収穫できんじゃないか!」

 と怒る農家さんがいないように、


 人間関係においても
 やるべきことをやっていないのに、

 その関係から何かが生まれる、
 なんてことはありません。



■しかし、不思議なことには、

 そうしたことを期待される方が
 少なからずいらっしゃり、

 それが実現されないと
 怒り出す方があったりするのです。



■そんなこと(=厚顔無恥)に
 なってしまう直接の原因は

 「想像力の欠如」

 なんでしょうけれども、
 もう一つは

 「そもそも、お作法を学んでいない」

 というところにも
 あるのかもしれません。



■たとえ経験が乏しく、
 それゆえ想像力が広がらなくても、

 学ぶべきことを学べば
 最低限、理解はできるはず。



■少なくとも頭で理解さえできれば、

 「なんの人間関係も築けていないのに
  いきなり突撃する(質問や依頼をする)」

 などという、

 傍で見ている側からすると

 「共感性羞恥」

 を催す以外の何物でもない蛮行を
 平然と行うことなどなくなるはずです。



■反対に、

 もしお作法を学ばず、理解もできず、
 その状態のまま頑張って動くと、

 動けば動くほど
 他人から忌避されたり、嫌悪される、

 ということがあるのです。


 当人からすると
 自覚なく行っているので直しようもなく、

 なお、たちが悪い。



■こうした振る舞いが行われている
 現場を見るにつけ、つくづく

 「お作法を学ぶ大切さ」

 に思いを致さずには
 いられなくなります。



■以上はあくまで一例ですが、

 実はコミュニケーションにおいて
 上記のような話は枚挙に暇がありません。


 この種の(知らずに踏み続けてきた)
 地雷を一つ、また一つ、

 取り除くにつれ、
 どんどん生きやすくなっていくのは、

 当然のこととは思われないでしょうか。



■私(鮒谷)自身、

 ある時期までこういったことには
 全く無頓着でしたが、

 その結果、人間関係に恵まれず、
 追い込まれ、生き辛くなっていき、

 これはいけない、と本気で
 コミュニケーションを学び始めました。



■こうして本格的に

 「地雷除去」

 に取り組みはじめてから、

 この世がだんだん
 過ごしやすくなっていったのです。



■ところであなたも
 既にお気付きの通り、

 この世のストレスのかなりの部分は

 「他者とのコミュニケーション不全」

 もしくは

 「コミュニケーション不全から生まれる
  付随事項」

 に起因するものです。



■たとえば、

 お金に恵まれていないことがストレスの
 原因になっているとするならば、


 その原因の全てとは言わないまでも
 かなりの程度まで

 「コミュニケーション絡みの問題」

 であると、私(鮒谷)は考えます。



■上司の覚えが悪く、
 うまくキャリアが築けないのも、

 就職や転職が思い通りにならないのも、
 そうでしょう。



■営業成績が上がらないのも、

 やたらとクレームを受けるとか、
 クレーム対応で火に油を注いでしまうとか、


 夫婦関係、家族関係が
 いま一つ、うまくいかない、

 なんていうことも同様です。



■はたまた

 (今はコロナでそんなにないでしょうが)

 会社の飲み会とか、忘年会とか、
 カラオケ大会とか、○○会とか、

 行きたくもないのに断りきれず、


 なんなら二次会なんか、
 さらに行きたくもないのに、

 断る勇気がなくて、
 夜遅くまで付き合わされ、

 カネも時間も失い、疲れ果てる、

 (↑昔の私(鮒谷))


 なんてことももとを正せば

 「コミュニケーション能力の低さ」

 から来るものだったり
 するのです。



■ですから、自らが無意識に定めている

 「コミュニケーションのルール
  (意思決定基準とも)」

 を見直し、

 一つひとつ、丁寧に
 バグを取り除いていくだけで、


 蜘蛛の糸を辿って、血の池地獄から
 上方に逃れようとするカンダタのように、

 どんどん楽になっていくはずです。

 (あとはカンダタのように油断して
  再び地獄に舞い戻らぬよう、、、)



■生き辛い、生きることが苦しい、
 とするならば、

 コミュニケーション能力を高め、
 お作法を学ぶだけで、

 かなりの程度、軽減でき、


 やがてはそれを

 「処世のための武器」

 にすら変えてしまうことすら
 可能になります。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■生き辛さの直接、間接の原因は、    多くの場合、    コミュニケーション能力の欠如、あるいは    コミュニケーションの作法を知らぬこと、    に起因する。   ■この種の地雷(バグ)は一つ二つではなく    複数、埋まっていることが多いものだが、    一つづつ、丁寧に除去していくに従って    どんどん生きやすくなっていくだろう。   ■最終的には「処世の武器」として自らの    力に変えることまで可能となるはずだ。

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