■世の中には 「運の悪い人」 がいるものです。 でも、多くの場合、本当に 運が悪いのではなく、 良い縁を引き寄せられないか、 自ら悪い縁を引き寄せているか、 のいずれかが原因であることが 多いように思われます。 ■誤解を恐れずにいうならば、 自分は運が悪いと自認している人は コミュニケーションに難がある人、 と言えるのかもしれません。 ■いろんなところから、思いもよらぬ チャンスが次々に舞い込む人は、 たしかに一見 【運がいい人】 に見えるかもしれませんが、 その実態は、 【多くの人に知られ、好かれ、愛され、 気にかけてもらっている】 だけのことだったりします。 そういう人が 良い縁(機会)に恵まれたとしても 確率的に何も不思議なことでは ありません。 ■反対に、 まるで良い機会に恵まれないと 嘆いている人は、これまた一見 【運が悪い人】 に見えるかもしれませんが、 よくよく観察してみたら 【友人・知人が極端に少なく、 しかもその人たちからすら、 嫌われ、疎んじられ、迷惑がられ、 相手にされてない】 ということがあったりするものです。 ■たとえば、 社会でより良いチャンスを掴みたいと 考えていたり、 転職活動をしようと思ったり、 個人でビジネスをしていて もっとたくさん仕事を欲しいと願ったり、 という人があったとして、 前者と後者、どちらに希望に近い展開が 開ける可能性が高いかを考えたら、 答えは自明でしょう (もちろん前者に未来が開けます)。 ■つまり 【運を良くしたければ、周りの人に 知られ、愛され、好かれること】 に尽きるのです。 そのためには 【まず自分から先に、 周りの人に尽くすこと】 が大事。 ■あなたが周りにいる人の運を 引き上げるきっかけになれば、 周りの人もまた、あなたの運を 引き上げるきっかけとなってくれる、 ということです。 ■さらに、その延長線上に 【自分も身を置いているコミュニティ】 についても 考えてみるとよいでしょう。 互いが互いの運を引き上げるために 全力を尽くしている、 そんなコミュニティがあれば、 自ずから 【場の構成員全員の運が爆上がり】 することとなるはずです。 ■コミュニティに所属している人が それぞれの能力や専門性を活かしつつ、 お互いに押し上げたり、 引っ張ったりを繰り返しつつ 「全員の運が徐々に上がってくる」 のもイメージできますね。 ■つまり 【運を良くしたければ、 周りの運を引き上げる気持ちと 実行力を持った人たちに、 自分の周りを取り囲んでもらえ】 という結論が導き出されます。 ■では、どうすればそういう人に 取り囲んでもらえるかというと 【まず先に、あなたの周りにいる人の 運を引き上げることに全力を尽くせ】 ということになるわけです。 ■人間心理の深いところには 「尽くされたら、尽くしたくなる」 という思いがあるわけで、 各人の、こうした思いが形となって 最終的に 【尽くし、尽くされ、 尽くされ、尽くし、の 「永久螺旋運動(?)」 で上り続ける世界】 に出られたら (これこそが、お互いを支え合う コミュニティと言えるでしょう) そこから先は 【上りエスカレーターに乗り続けられる】 ことになるのです。 ■なんといっても、 自らの加齢とともに 能力や経験、人のつながりも増えるし、 関わっている周りの人(同志)もまた、 加齢とともに、 能力や経験、人のつながりも 増えていくから、 そのリソースを互いに交換しつつ、 楽しく、楽な世界に入っていけるのです。 ■とするならば、最大の問題は 【そうしたコミュニティに 身を置けるか否か】 にかかってくることを、 既に賢明な読者諸氏は お気づきのことでしょう。 ■そうしたコミュニティに 身を置かせてもらうためには 【適切なコミュニケーションを図るための コミュニケーション能力】 を鍛える必要があるわけで、 さらにそうした コミュニケーション能力を磨き、 素敵なコミュニティに 所属させてもらえるようになれば、 (あるいは、自分の周りにそうした 魅力的なコミュニティがないならば) 次に、 【自分が築き上げる、そうしたネットワーク (プラットフォーム構築)】 に立ち上がっても良いかもしれません。 ■こうして立ち上げ、拡張させた 【私的ネットワーク】 (とはいえ、いうまでもなく、 構成員全員が対等、同じ目線であるべき)】 において、 君臨も統治もせずしないけれども、 助け合い、支え合うという 文化や秩序を作りつつ 【互いの運を引き上げることに コミットする集団】 を活性化することに力を尽くせば、 ネットワークの起点となった者もまた 功績が認められ、 【運が爆上がりする】 とは思われないでしょうか。 ■人生をより良いものにしたければ、 このルールに忠実に従えば良いと 私(鮒谷)は考えていますし、 実際にできる範囲ではありますが、 努めてきたつもりでもあります。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■世の中には「運のいい人」と 「運の悪い人」があるものだ。 ■しかし両者をよくよく観察してみると、 前者は周りの人から好かれ、 後者は疎んじられている、 そんな傾向が見て取れるかもしれない。 ■好かれ、愛され、気にかけてもらえる人が 機会に恵まれないなどありえない。 つまり、そうした人は 「運がいい」のである。 ■そうした人たちが集まるコミュニティに 身を置くためにも 「周りの人に尽くす姿勢」 を貫きたいもの。 ■さらに、自分が起点となり、そうした場を 作れば、報いはさらに大きくなる (一層、運が向いてくる) ことになるに違いない。
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6330号 運を味方につけている人が必ず行っている習慣とは
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