毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

そうだ、もう出発すべき時なのだ(沢木耕太郎『深夜特急』より)


■こんばんは、鮒谷です。


 数ヶ月前、じつに数十年ぶり(!)に
 沢木耕太郎さんの

 『深夜特急』

 を読み返しました。


※『深夜特急』をご存じない方は...
  (以下、ウィキペディアより)


 (ここから)
 -----------------------


 インドのデリーから、
 イギリスのロンドンまでを、

 バス(特に路線バス、高速バスなどの
 乗り合いバス)だけを使って

 一人旅をするという目的で
 日本を飛び出した主人公「私」の物語であり、

 筆者自身の旅行体験に基づいている。


 当初は日本からデリーまで
 直行してしまうつもりだったが、

 途中2か所のストップオーバーが認められる
 航空券を手にした私は香港とバンコクを選び......。

 様々な人々と事件に出会いながら
 ロンドンを目指す。


 -----------------------


 刊行後は、バックパッカーの間で
 いわばバイブル的に扱われるようになり、

 80年代と90年代における日本における
 個人旅行流行の一翼を担った。

 (中略)

 あくまで個人の旅行体験記なので、
 旅行ガイドとしての使用には不向きだが、

 1970年代前半当時の交通事情、
 宿泊事情などを知ることもできる。

 さらには、途上国の貧困さの一端も
 巧まずして表されている。


 ----------------------- 
 (ここまで)



■特定の世代の人にとって
 思い入れのある本だと思いますし、

 この本に触発され、実際に
 バックパッカーになった人もあるかも
 しれませんね。

 (私の友人にも、この本をきっかけに
  海外放浪を始めた人が幾人かいます)



■私(鮒谷)は、

 残念ながら
 当時、この本を読んで触発され

 「いざ海外に!」

 とはなりませんでした。



■ただ、全編を通して
 肯定されている

 「若者が持つ、チャレンジ精神や
  エネルギーの途方もない大きさ」

 「失敗したところで
  失うものなどなにもない」

 といったことを
 リアルに感じられたことで、


 起業するにあたっての、

 大きな勇気や希望を
 与えてもらえたものでした。



■そんな『深夜特急』ですが、

 (以前、読んだときには、
  記憶に残らなかったのですが)


 改めて読んでみると、

 以下の文章が感情移入され、
 強烈に胸に迫ってきましたので、

 ご紹介いたします。



■少し長いですが
 ぜひ、読んでみてください。


 (ここから)
 ---------------------------------


 その日、眼を覚ますと、表の通りでは
 早朝の喧噪が始まっていた。


 インド人の朝は早い。

 それはこのバザールも
 例外ではなかった。


 七時前というのに、
 人々が往きかい、

 舗装のしてない路面からは
 土埃が舞い上がる。


 そこを朝陽が強烈に射抜いて
 部屋に差し込んでくる。

 光の中で埃がキラキラと輝き、
 光の真っすぐな道筋が鮮やかに
 浮き出ている。


 その様が、寝ながら顔を少し右に
 向けるだけで見通すことができた。

 だが、私に眼覚めの爽快さはなかった。

 〈また、朝になってしまったのか......〉


 私はその光から眼をそらし、
 何気なく顔を左に向けた。

 そこにはフランス人の若者が寝ていた。

 同宿のオランダ人がピエールと呼んでいた
 から、恐らくそれが名前なのだろう。


 私はそのピエールの寝姿を見て、
 心の底から驚いてしまった。

 狼狽してしまった。


 見てはならぬものを
 見てしまったような気がした。

 そしてそのとき思ったのだ、
 もうぐずぐずしてはいられない、と。


 私が見た時、
 ピエールはすでに眼を覚ましていた。

 だが、彼は起きようとする気配もなく、
 ぼんやりと天井を眺めていた。


 横顔は、今まで眠っていたとは
 信じられないほど疲労を濃く滲ませ、

 眼は背筋が冷たくなるほど
 虚ろだった。


 そうだ、しかし起きたところで
 何をしたらいいというのか。

 動物園に行ってホワイト・タイガーと
 睨めっこでもするか、

 ラージ・ガートへ行って
 マハトマ・ガンジーでも偲ぶか、
 それとも......。


 だが、ピエールもまたそのすべてを
 してしまっていたのだ。


 (中略)


 それにしても、
 この虚ろさはどうしたことだろう。


 籠の鳥と違って
 どこにでも自由に飛び立てるはずなのに、

 異国の安宿で、
 薄汚い寝袋にくるまり、

 朝、茫然と天井を眺めて
 みじろぎもしない。


 その姿には、
 見ている者をぞっとさせる、
 鬼気迫るものがあった。


 慄然としたのはそれが決して
 他人事ではないと思えたからだ。

 私もいつピエールのような眼をして
 天井を見上げないとも限らない。


 いや昨日、あるいは一昨日、

 俺もあのような眼をして
 天井を眺めていたのではないか、

 と思ったからだ。


 ピエールと違って、

 私はフランス人の底なし沼のような
 頽廃に身を浸し切れるほど、

 したたかではなさそうだった。

 早く、できるだけ早く、
 ここから出て行かなければならない。


 ゴアもカシミールもいいが、それより
 まずインドから脱け出すことが先だ。

 インドにいる限り、
 いつかはピエールのようになる。


 どこかの安宿に沈澱し、
 動く意欲すら失なってしまうだろう。

 そうだ、もう出発すべき時なのだ。


 私はいつもと違う勢いでベッドから
 とび起き、寝袋を片づけはじめた。

 周囲の連中は、私のその慌ただしさに
 怪訝そうな視線を向けてきた。


 中には、

 きっと悪い夢でも見たのだろうといった
 冷ややかな顔つきの若者もいたが、

 私は、実に久し振りに、体のすみずみまで
 気力が満ち溢れるのを感じていた。


 そして、私はその昂揚感を逃がすまいと、
 懸命に自分に言いきかせていた。

 さあ行こう、
 デリーからロンドンまで。


 乗合いバスを乗りつぎながら、
 行けるところまで行ってみよう、と。


 (沢木耕太郎
 『深夜特急』第一章 朝の光より)


 ---------------------------------
 (ここまで)



■いかがだったでしょうか。


 (沢木さんにその意図は
  なかったのかもしれませんが)

 この文章を目にしたとき
 私(鮒谷)には


 【これは人生そのものに対する
  比喩ではないか】

 と思えたのです。



■特に以下のくだりが。


 (ここから)
 -----------------------


 その姿には、
 見ている者をぞっとさせる、
 鬼気迫るものがあった。


 慄然としたのはそれが決して
 他人事ではないと思えたからだ。

 私もいつピエールのような眼をして
 天井を見上げないとも限らない。


 いや昨日、あるいは一昨日、

 俺もあのような眼をして
 天井を眺めていたのではないか、

 と思ったからだ。


 -----------------------


 ゴアもカシミールもいいが、それより
 まずインドから脱け出すことが先だ。

 インドにいる限り、
 いつかはピエールのようになる。


 どこかの安宿に沈澱し、
 動く意欲すら失なってしまうだろう。

 そうだ、もう出発すべき時なのだ。


 -----------------------
 (ここまで)


 自分(の人生)が、知らぬ間に
 ピエールのようになってはいまいか。



■あるいは、

 「ピエールのように生きている人」

 を他山の石とし、


 【そうだ、もう出発すべき時なのだ】

 と決意し、前に進むべきことを
 促されているのか。



■幾たびか、

 この文章の頭から終わりまでを
 行ったり来たりしながら、

 そんなことを考えるともなく
 考えてみたのです。



■ピエールのように、

 いつしか、自覚なく、目標も見失い
 惰性で生きる人生もあれば、


 自らがそうした状態に
 あることに気づき、

 「もう出発するべき時」

 と決意し、
 重たい腰をあげる人生もある。



■私(鮒谷)自身が、

 情報発信を開始し、さらには
 起業するにあたっての気持ちは、


 まさにこの

 【そうだ、もう出発すべき時なのだ】

 の思いでありました。



■人それぞれ、いろんな人生があるし、
 あってよいのだと思います。


 ただ、成り行きに任せていては

 「成り行き任せの末に
  吹き寄せられる場所」 

 へと吹き流されていくだけであり、

 それが嫌ならば、どこかで立ち上がる
 必要があるのかもしれません。



■私(鮒谷)は幸いなことではありますが、
 もともと唯一持っていた、

 「日記を書く習慣」

 ならびに、


 起業準備のつもりで
 スタートさせた

 「メルマガを配信する習慣」

 によって、

 危うく「ピエール化」しかかっていた
 人生を逆回転させ、

 すんでのところで
 吹き流されることを回避できました。



■しかし、

 こうした習慣がなければ
 今頃、どうなっていたか、

 分かったものではありません。


 そういう意味では

 【習慣によって救われた】
 【習慣によって生まれ変われた】

 といっても過言ではないと思います。



■言葉を換えれば、

 【好ましい習慣が人生を立て直すに
  あたっての大きな武器となる】

 ということが、現実にあるものです。



■長々と記してきましたが、


 私たちに人生を逆転させる力を
 与えてくれる「習慣」について、


 これまでの経験と試行錯誤に基づき、
 蓄え、再現性を伴わせた知見について、


 【3時間超(今だけ配布中の
  特典音源を合わせると約4時間)の音源】

 として収録したのが、
 下記にご案内している

 【習慣化音源】

 となります。


 ※音源はお求め後、すぐに
  ダウンロードしてお聴きいただけます。


 ※今だけ、習慣化について
  鮒谷が質疑応答を通して語っている

  【46分間の特典音源】

  も、合わせて期間限定で
  特別プレゼント中。



■長らくご案内を続けてきましたが
 これが最後のご案内となります。


 お求めは、下記より今すぐどうぞ。


 -----------------------


  努力不要!時間とともに成果が積み上がる
 「努力ゼロ/成果最大化(習慣化)」音源


 ▼収録時間:約190分(3時間10分)


 ▼価格:35,000円(税抜)


 ※ご感想をお送り下さった方には
  当社音源販売にてご利用いただける

  【3,000円分の割引クーポン
   (6ヶ月間有効)】

  も、合わせてご提供しますので、

  【 35,000円(税抜)から、
    さらに実質3,000円引き 】

  にてお求め頂けることとなります。


 -----------------------


 ※本日の23時59分
  (あと80分/これが最後のご案内)にて、


  定価の約11,000円引きで
  お求め頂ける

  「音源モニター特別価格」

  での販売を終了いたします


 ※音源はお求め後、すぐに
  ダウンロードしてお聴きいただけます。



■当音源の詳しい内容は
 以下の通りとなります。


 (ここから)
 ------------------------



 ▼落ちこぼれ→ダメリーマン
  →そして失業へ・・・

  社会不適合者寸前、人生逓減状態だった
  鮒谷を激変させた
  最も根源かつ重要な能力とは

 ▼ホントの意味、理解していますか?

  鮒谷の頻出ワードのひとつ

  「習慣化を習慣化する」

  について言葉を尽くしてお伝えしよう

 ▼コマネズミ人生!?

  あなたが一生懸命働いているにも関わらず
  未来への仕込みを全くできず、

  その場しのぎのモグラたたきゲームで
  1日が終わってしまう理由とは

 ▼「習慣って、いうなれば
   良いクセなんとちゃう?」

  くらいにしか考えていないあなた、
  これを聴くと世界が大きく変わります。

  習慣に関する鮒谷の一考察
  (ガッツリ特盛サイズで話してます)

 ▼一粒万倍!

  あなたの習慣にグイグイと大きな
  レバレッジを効かせる、ある習慣のお話

 ▼これがなかったら鮒谷の変化速度は
  1/100以下だった?

  ひらめき・気づき・思い付きを
  確実に捕捉し定着させるための
  鮒谷流日記習慣

 ▼なぜ、鮒谷は3カ月、あるいは半年に1本
  ほどの気まぐれリリースだった音源を、

  毎月2回、安定供給できるように
  なったのか?

 ▼ここまでやるのか!
  鮒谷の親孝行システムご紹介

 ▼仕事の遅さはワールドクラス(!)
  だった鮒谷が、

  今や会社員時代の10倍速で仕事を
  行えるようになったある秘策とは?

 ▼あなたの習慣に消費するエネルギーを
  大幅削減させる、あるものとは

  ~鮒谷の音源販売習慣を事例として

 ▼とにかくこれを意識!

  習慣化において、挫折を防ぎ、歩留まりを
  大きく高める最優先事項とは

 ▼オブラート、取っちゃいました!?

  「分かっちゃいるけど動けない、、、」

  そんな人たちへの
  鮒谷からの歯に衣着せぬ辛口エール

 ▼ここまでのまとめ
  (自動増殖型・人生良化システムの
   構築について)

 ▼実践→挫折→学習性無力感の
  ネガティブサイクルに
  陥りたくないあなたに。

  習慣化を習慣化する際に
  まず理解しておきたい、
  人間の行動における大原則とは

  ~鮒谷の親孝行習慣の習慣化を事例として

 ▼これを活用すれば
  腰の重いあなたも動き出せる?

  鮒谷が習慣化の原動力を生み出すために
  行っている「両極妄想」とは

  ※鮒谷の具体的かつ仔細にわたる
   妄想ネタ解説あり

 ▼習慣化に取り組む際には
  「即断即決即実行」をお勧めしないワケ

 ▼鮒谷の習慣化動機ご紹介

  1、コンテンツ量産習慣
  2、健康習慣

 ▼これでスッキリ明快!
  鮒谷流、習慣化の4原則とは

 ▼習慣化4原則のうち3原則について
  お伝えしよう
  (メルマガ音声解説道場1)

  ~平成進化論●●●●号

   『●●を●●●●すると
    ●●●が●●●するよ、という話』

   の解説を通して

 ▼習慣化4原則のうち
  最後の原則についてお伝えしよう
  (メルマガ音声解説道場2)

  ~平成進化論●●●●号

   『●●●を●●●した●●が
    ●●●●を●●●●するように』

   の解説を通して

 ▼抄訳版・習慣化のプロセスとは
  ~運動習慣の習慣化を事例として

 ▼人生とは茫漠とした、
  先の見えない霧の深い砂漠を
  あてどなくただたださまようがごとし、、、

  そんな人にぜひ聴いてもらいたい!

  人生が習慣化を取り組むことで
  一気に視野がクリアになり、
  そして楽しくなってしまう理由

 ▼鮒谷推奨!

  これから習慣化に取り組もうと思ったら
  まずおススメしたい習慣とは

 ▼習慣化が習慣化された「その後」のお話

 ▼習慣化とタイムマネジメントの
  切っても切れない関係について

  ~鮒谷がいかにして、毎日欠かさず
   1時間半の運動時間を捻出しているのか

 ▼メリット盛り沢山!

  良習慣をインストールすると
  何が起こるのか語ってみた

 ▼年々、人生の基盤が厚くなり、
  安定感が増していく実感がある。

  そんな、経年劣化ならぬ、
  経年優化システム(!)の構築のために
  意識すべきこととは

 ▼人生ハムスター状態!?
  絶賛空転中!?

  そんな人にこそ、絶対に
  この音源を聴いてもらいたい理由


 ------------------------
 (ここまで)




 ※ご感想をお送り下さった方には
  当社音源販売にてご利用いただける

 【3,000円分の割引クーポン
  (6ヶ月間有効)】

  も、合わせてご提供しますので、

 【 35,000円(税抜)から、
   さらに実質3,000円引き 】

  にてお求め頂けることとなります。


 ※今だけ、習慣化について
  鮒谷が質疑応答を通して語っている

  【46分間の特典音源】

  も、合わせて特別プレゼント中。



■これを機に

 「習慣化の習慣化に取り組もう」

 と決意されたあなたは、
 今すぐ音源購入をどうぞ。




         鮒谷周史拝

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。