■ここ数日、 【習慣の持つ力】 についてお伝えしてきましたが 今日も続けます。 ■習慣を身につけることは そのまま 「努力が不要になる」 ことです。 ■たとえ傍らから見ていると 努力、苦行に見えたとしても、 当人にとって習慣化されているなら それはもはや、 努力でも苦行でもなく、 【日常生活】 となります。 ■一般に、 人生においてこれをやるといい、 と言われていることは多々ありますが、 (たとえば読書とか、 運動とか、 食事に気を使うとか、 口腔衛生に留意するとか、 人間関係を広げ深めることとか、 専門性を磨くこととか) それを 「苦行、努力として行っている人」 と 「日常生活の一環として、 当たり前のように行っている人」 とでは、長い時間を通してみれば 大きな差となって現れます。 ■だからこそ 【いろんなことに着手する前に 習慣化を習慣化する方法論を学ぶ】 ことを最優先すべきではないかと 私(鮒谷)は思います。 ■嬉しいことに、 一度、良い習慣を身につければ、 基本的にそれが落ちることはなく (それゆえ、私(鮒谷)もこうして 6300日、一日も欠かさず、 メルマガを書き続けてこられました) さらに有り難いことには、 当人は努力と思っていないのに、 周りの人からは努力と 見てもらえるのですから、 好都合にも程がある。 ■努力家でもなんでもないのに、 周りの人から勝手に 「努力家認定」 してもらえるのなら 有り難く認定されておいたほうが、 はるかに生きやすくなるものです。 ■同じように日々を過ごすなら どうせなら「怠け者認定」されるより、 【(努力をしているという自覚もなく、 しかし)努力家認定される】 ほうが良いと思われないでしょうか。 ■また、努力家認定されると、 そのフィールドに入ってこようとする人が 格段に少なくなりますから (だって普通の人は 努力したくないですからね) 少し嫌らしい言い方をするならば、 ある分野で努力していると 見せかけられれば、 【その姿はそのまま、 競争力の源泉となる】 と言っても良いかもしれません。 ■仮にもし、 同じ土俵に入ってこようとする 人があってさえ、 努力して頑張って、その世界で 生き残ろうとしている人と、 一般に努力と思われていることが 完全に習慣化され、 心理的、肉体的負荷を感じることなく、 淡々と、 一つのことをやり続けられる人と、 どちらが生存確率が高まるかを考えると、 答えは自明でしょう。 ■他の人にとっては、 悲壮な決意と頑張りが必要なのに、 自分にとっては、歯磨きするくらいの 感覚でいられたら、 その市場における立ち位置は 安泰となるに決まっています。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■ある人が努力して行っていることを、 日常生活の一環に組み込んで、一切の負荷 なく自然体で実行している人があったなら 前者の人は、後者の人に 永遠に追いつけない。 (どころか、差は開く一方である) ■こうした意味においても 【再現性高く、狙った習慣を 身につける方法論】 を学習し、さらには会得しておくことは 必須の能力と言えるだろう。 ■努力なく、勝手に成果が積み上がる世界を 生きたい人は今後、 【努力という言葉を一切、封印し、 習慣という言葉に置き換える】 ことを意識してみてはどうか。 ■圧巻の成果を出している人は皆、努力では なく、習慣の世界を生きている。
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6304号 努力の世界に生きている人と、習慣の世界を生きている人
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