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6299号 「はやぶさ2」実は21回も"墜落"していたそうです

■先日、こんな記事を目にしました。


 <「はやぶさ2」実は21回も"墜落"していた>


 そんなに長い文章でもないので
 とにかく一度、読んで下さい。


 (今日のメルマガはこの内容に基づき、
  記します)



■、、、読まれたでしょうか?

 (繰り返しになりますが、
  未読の方は、ぜひお読み下さい)



 、、、読まれましたでしょうか?

 (以降の文章は、読まれたことを
  前提として書いています)



■この記事に

 【"神様"が次々に繰り出す難題を
  解決する「鬼ゲー」】

 という小見出しがありました。



■お読みにになられた方は
 おわかりのことと思いますが、

 初号機の100倍は行ったという
 事前の訓練は

 「まさに『鬼ゲー』」

 ですね。



■これを読んで私(鮒谷)は、

 「この考え方は人生にも
  応用できそうだな」

 と考えました。



■この訓練は否応なく、

 「チームはやぶさ2」のメンバー、
 一人ひとりに対して、

 当事者意識と覚悟を要求します。



■結果として全員が

 「当事者意識の塊となる」

 のではないでしょうか。


 訓練中、ぼーっとしている人など、
 誰一人存在しなかったであろうと、

 容易に想像がつきます。



■参考までに、一部引用。


 (ここから)
 -----------------------


 私たちがいる部屋は天上界。
 そして管制室は人間界です。

 神様は何でも起こせるんです。


 あるときは突然コンピュータを
 故障させる。

 そうすると管制室にいる人たちは
 焦るんですよね。

 そのときにどう対処するかなんです。


 私たち神様は、焦っている人間界(管制室)の
 人たちを見てほくそ笑むのです。

 時には人間界に降臨して、端末を
 使わせないように紙をかぶせたりもします。

 そういうことを
 ずっと繰り返していたんです。


 神様が自由自在にいろんなことをするので、
 人間界のメンバーには、

 『こんなことは起こるはずがない』

 と神を冒涜し始める人もいました(笑)。


 トラブルを先読みする人も出始めました。

 そして最後には神様も想像がつかないような
 すごい対処をするようになるんです


 -----------------------


 あれだけ、あり得ないともいわれるような
 トラブルを経験することで、

 どうしなきゃいけないかって考える想像力が
 みんな自然に身についていきました


 -----------------------
 (ここまで)



■まさに当事者意識の話ですね。


 とはいえ、
 実は宇宙での出来事と同じくらい、

 予想できず、次の瞬間に、起こり得ない
 はずのことが起こってしまうのが人生、


 そんな認識を
 私(鮒谷)は持っています。


 (だからこそ「はやぶさ2」の話は
  私たちに示唆を与えてくれるのです)



■このように考えてきたから、

 私(鮒谷)は私なりに自分で
 一人将棋のように

 「鬼ゲー」

 を作り、

 「神と人間の一人二役」

 を行って、リスク管理にこれ、
 努めてきたわけです。



■もちろん一人でシナリオは
 作れませんから、

 さまざまな分野の専門家が
 シミュレーションする

 「最悪の事態」

 を書籍や講演、セミナー等を通して
 インプットし、自分なりに咀嚼し、


 その上で一人将棋の相手側として
 「神様」に成り代わり、

 人生において起こりうる
 無理難題を投げかけてみては

 「もし本当にこうした事態が起きたら
  どのように対処すればよいか」

 を常に考え続けてきたつもり。



■このシミュレーション精度を
 上げるために、長年、

 「不測の失敗をした人、
  予期せず不幸になった人の記録」

 を、あえて探し出しては触れ続けてきた、
 といっても良いかもしれません。


 特に悲劇系のノンフィクションを
 好んで読んできた理由が、

 これでようやく言語化できました。



■想像を超えた失敗や不幸を
 想定するからこそ、

 当事者として
 真剣に対策を練る機会が与えられる、

 ということですね。



■この話を続けると、先の記事では

 -----------------------

 長時間をかけた着陸訓練は
 合計48回行ったという。

 そのうち大成功は9回。
 21回は「撃墜」して失敗だったのだ。

 -----------------------

 と記されていましたが、


 人間には死があり、

 さらにその手前にある
 老いや病といった制約もあって、


 少なくとも肉体上は乗り越えられない
 制約が確実にあるので

 「大成功」

 があるかどうかは分かりません。



■しかし精神としては、

 少なくとも肉体以外の要因で

 「(人生が)撃墜」

 される可能性を出来る限り
 低くしたいと考えてきましたし、


 それが実現できれば

 「長期的に逓増していく幸せや豊かさを
  ある程度までは手に入れられるのでは」

 という仮説を立てて、
 システムを組み上げてきたつもりです。



■もちろん、だからといって、

 死ぬ間際まで何ごとも起こらず、
 理想的な人生を過ごせる、

 なんてこともサラサラ、
 思ってはおりません。



■むしろ、どこかで悲惨な人生に
 急展開する可能性だって、

 相応の確率であると思っていますし、
 それが人生だとも覚悟しています。



■だからこそ、

 その確率をゼロにできなくても、
 今できる範囲で小さくしていこうというのは、

 幸せを強く願う人にとっての
 当然の精神ではないかと思いますし、


 その精神は

 「当事者意識そのもの」

 なのだと考えています。



■はやぶさ2の訓練に関わった人たちの中で、

 たった一人、当事者意識を持って
 いない人が混じっていただけで、

 おそらくこの度の奇跡は
 起こらなかったのではないかと思います。


 それくらいプロジェクトの成功に

 「自分ごと化して考えることは重要」

 ということです。



■私(鮒谷)は、

 師匠であるところの高井先生から、
 その口癖である


 【営業とは奇跡を平常にし、
  偶然を必然にする営み】


 という名言を何十回、何百となく、
 直接聞かせていただいてきました。



■今日は営業の話ではありませんが、
 まさにこの、

 (はやぶさ2の皆さんのような)

 奇跡を平常にし、
 偶然を必然にしようとする精神が

 【当事者として生きる】

 ことなのではないでしょうか。



■これからも当事者意識を持ち、

 人生というプロジェクトを
 完遂させるところまで、

 自身の人生のプロジェクトマネージャー
 として、

 慎重かつ大胆に、
 毎日をいきていくつもりです。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■最悪の事態をシミュレーションするのは    当事者意識の醸成に役に立つ。   ■人生を一個のプロジェクトと見立て、    自分に厳しい一人将棋をするがごとくに、    鬼のように自らを追い込み続け、    それをいかにして凌ぐか、    常日頃から思考実験してみてはどうか。   ■それはそのまま当事者意識を引き上げ、    人生を逓増化させる、    あるいは少なくとも「突然、撃墜」を    回避するために役立つことだろう。

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