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6279号 スペックを競うな、コンテクスト(文脈)を磨き抜け


■今日は

 「ハードのソフト化、
  ソフトのハード化」

 についてお伝えいたします。


 この言葉は今から15年ほど前、

 弁護士の高井伸夫先生から
 教わった言葉。



■ビジネスで成功するためには、

 ハードにソフト的な価値を乗せよ、
 ソフトにハード的な要素を付加せよ、

 といったような意味で
 語っていらっしゃいました。



■今日はこの言葉の中にある

 「ソフト的な価値」

 に着目して、お話を進めていこうと
 思います。


 今の時代、どんなビジネスであれ

 「商品単体」

 で売っていては
 どんどん厳しくなります。



■商品に加えて、

 「その裏側に埋め込むべき、
  見えざる価値」

 をいかにして創り出し、さらに
 それを見込み顧客にお伝えするか、

 が勝敗を決します。



■たとえば、

 「商品そのもののスペック」

 だけで売ろうとしている
 車、時計、洋服、ワイン、、、

 といったものがあったとして、


 かたや、同じ商品カテゴリーでも
 商品の裏側にある

 「歴史や世界観や物語(これらを
  ひっくるめてソフトと呼びましょう)」

 まで含めて販売している商品と、

 今の時代、顧客はどちらを
 求めるでしょうか、という話。



■スペック勝負は簡単に比較されますが、
 歴史や世界観や物語は

 「(比較される対象ではなく)
  好き嫌い」

 の問題となります。

 つまり競争になりにくいのです。



■かなり昔から、
 こうした傾向はありましたが、

 ここにきて更に顕著になりつつ
 あるようにも思われます。


 スペック勝負、ハードのみの
 ビジネスは時代遅れも甚だしく、

 スペックが優れているのは当然として、

 そのハードに
 どんなソフトを付加できるか、


 がビジネスにおいては
 重要になっているのでしょう。



■この流れで当社の

 「音源販売」

 について解説すると、


 継続的にリリースしてきた音源は
 ジャンルとしては

 「コンテンツ販売」

 というカテゴリーに含まれるのかも
 しれません。



■しかし私(鮒谷)自身は、

 一般的なコンテンツを
 ただ外販しているだけ、

 などといった自覚はまるでなく

 「世界観や物語や思考システムを、
  コンテンツに付加して売っている」

 そんな認識を持っています。



■目に見えない世界観や物語を
 そのまま販売するわけにはいかないので、

 便宜上(?)、音源というハードの形

 (文脈上、あえて
  ハードと呼ばせてもらいます)

 で提供しているわけですが、


 実際に販売しているのは、

 音源を通してお伝えしようとしている
 世界認識や物語、システム、等。



■もし、奇特な声フェチの方が
 いらっしゃれば話は別ですが(!)

 基本的に、私(鮒谷)の声自体には
 なんの価値もなく、


 音源を通して語られるコンテンツ、

 さらにはその裏側にあるコンテクスト
 (文脈、世界観)にこそ価値がある、

 とご理解くださる方が、音源を
 お求めくださっているのだと思います。



■こうしたソフト的な価値については
 一般的に

 「模倣困難、代替不可能」

 といえるでしょう。



■対して

 「他と比較対象されやすい土俵」

 でビジネスをしていると、


 値引き競争になるし、
 利益が取れず、
 厳しい戦いを強いられ、

 何よりもやっている本人が
 楽しくなくなってくるものです。



■私(鮒谷)は、

 「音源」というマーケットで
 以上のようなことを考えながら、

 事業展開をしてきましたが、
 実はどんなビジネスでも同じです。



■もしあなたが、

 経営者、起業家、起業志望、

 あるいは商品・サービスの開発に
 携わられている方であるならば、

 音源ビジネスに限らず、こうした
 考え方は参考になるかもしれません。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■これからの時代、商品やサービスの    スペックを高めるのはもとより、    それとともにその背景、歴史、文脈、    物語、世界観等を意識して、    磨きをかけていくべきであろう。   ■スペック競争は、比較されてしまうから、    価格競争に陥りがちであるが、    コンテクストは比較されない(好き嫌いの    判断)であるから、    価格競争にも巻き込まれにくい。   ■なにより、心がトキメクのは後者である。    スペックで心がトキメク時代など    とうの昔に終焉したことを知るべきだ。

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