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6273号 世帯年収1,200万円、セレブ気取りの見栄晴くん


■人間、一年生きれば、
 その分だけ歳を重ねます。


 私(鮒谷)がメルマガ配信を始めて
 20年近く、経過しましたが、

 当然、その分だけ、
 齢を重ねたこととなります(怖)



■「当時、紅顔の美少年、ならぬ
  美青年であった私が、、」

 と続けようと思ったところ

 「睾丸の美青年」

 と変換されて萎えたので、
 続きを記すのは止めときます。



■それはさておき。


 一年経ったら、一つ歳を取る、
 これは自然の摂理であり、

 何人たりとも
 抗うことはできません。



■ですから、

 私(鮒谷)が年齢を重ねるのと
 まったく同じペースで、

 読者の皆さまも
 歳を重ねてこられました。



■ただ、新規の若手(?)読者も
 登録下さいますので、


 私(鮒谷)の感覚としては
 読者さんの平均年齢は

 「一年経過するごとに、
  0.5歳、あがっていく」

 といった感じ。



■昔は10代、20代の読者さんも
 それなりにいらっしゃったのですが、

 (そして当時の中心読者層は30歳、
  ないし32,3歳あたり)

 今では、中心読者層は40前後まで
 引きあがっているものと思われます。



■とはいえ、もちろん、

 奇特な(!?)20代の読者さんも
 少なからずいらっしゃいます。

 ただ、全体的な傾向としては
 上述の通りであるということ。



■時間が経過していく中で、

 一人ひとりの年齢も立場も背景も、
 そして世の中全体も、

 ゆっくりと、ゆっくりと
 変化し続けているわけですが、


 個別コンサル等を行っていて
 一番大きな変化を感じるのが、

 以前と比べて

 【将来に対して不安や恐怖を感じる人が
  はるかに多くなった】

 こと。



■それには二つの理由が考えられます。


 一つは、30前後の人はそもそも
 老後の心配なんかしませんが、

 40を過ぎてくるようになると
 会社の先輩などを見ながら、

 リアルに自らの老後を
 イメージできるようになってくるから。



■その老後が、

 満たされたものであれば
 いいのですが、

 どうも、そうならぬケースも見受けられ、
 不安や恐怖が募ります。



■もう一つの理由としては、


 自らの加齢とは別に、

 当時と比べても
 社会全体が大きく変化し、

 さらには変化の速度が
 ますます加速していく一方で、


 今から10年後、20年後、

 自分はその流れについていけるのか、
 置いていかれるのではないか、


 反面、寿命は伸びる一方であるにも
 かかわらず、

 と焦りの感情が
 生まれているのです。



■いずれも私(鮒谷)自身、

 切実に感じてきた心配であり、
 恐怖ですが、


 この恐怖を乗り越えるためには

 【自らを脱皮させる
  (既成の観念を破壊する)】

 以外になさそうに思います。



■一日とか一週間とか一ヶ月くらいの
 単位でみたときには、

 誰にも気づかれぬくらい
 ゆっくりとしたスピードで、

 しかし確実に起こっているのが、

 世の中の変化であり、
 自らの老い。



■それが顕在化したときにうろたえ、
 右往左往しても、もはや手遅れです。


 なぜなら自分の成長もまた、

 人為的に無理な加速を
 させることはできず、


 一日、一日を一生懸命に生きて、

 せいぜい許される限りの
 上限スピードを出すことくらいしか、

 できることはないからです。


 大型客船が急に直角に曲がることが
 できないようなもの。



■だからこそ

 「予兆、兆候、気配、先触れ」

 を感じたときに、
 いち早く動き出せるかどうか、

 が大事です。



■もちろん、これはあくまで
 「仮説」ですので、

 あたっているかどうかは
 分かりません。


 ただ、こうした話をするたびに
 私(鮒谷)はあの大作映画

 「タイタニック」

 を思い出しては戦慄するのです。



■見張り役の船員が
 もう少し早く

 「異変、予兆、兆候、気配、先触れ」

 に気づき、大きく舵を切っていたら、

 あのような悲劇が
 起こることはありませんでした。


 しかし歴史にイフはなく、

 実際には、舵を切ったときには
 既に手遅れであった、

 ということです。



■私たちの人生を、そんな


 「いち早く異変に気づき、
  すぐに舵を切らなければ、

  致命的な事態が招来される
  可能性のある大型客船」


 に見立ててみてはどうでしょう。



■(煽り立て、不安を募らせる
  つもりは一切ありませんが)

 見聞きしたり、報じられている
 さまざまな現実を俯瞰的に捉えると、

 世の中はもはや

 「待ったなし」

 という状況まで逼迫している、

 ようにも思われます。



■そんな変化の只中にあるからこそ
 私たちは思い切って、

 【自らを脱皮させる
 (既成の観念を破壊する)】

 必要があるのではないでしょうか。


 来たるべき未来に向けて

 「何が起きても、何が何でも、
  生き抜く力」

 を手に入れるために。



■では、そのためには
 何をすればいいのか?

 という声なき声が
 聞こえてきそうです。


 その質問に対する
 私(鮒谷)の回答としては、

 【自分(と家族)を
  経済的に守り抜ける力】

 が必要なのではないかと考えます。



■なぜならば経済力(稼ぐ力であり、
 蓄えの総量)は、


 突如として襲ってくる
 大きな変化に対する

 【ショック・アブソーバー
  (衝撃を減衰させる装置)】

 の役割を果たしてくれるから。



■人生、きれいごとだけで
 渡っていくことはできません。


 私(鮒谷)は原初体験として、

 「勤務先の突然の倒産」
 http://www.2nd-stage.jp/profile/wc_hatan.html

 を経験しましたが、


 そのときは未だ

 「稼ぎ出す力」

 を十分には持っていませんでした。

 まして「蓄え」などあろうはずも
 ありません。



■ただ、勤務先倒産という
 突然の事態に際して

 【過去、築いてきた人のつながり】

 ならびに

 【落穂ひろい力(?)】

 だけはそれなりにあったのです。



■たしか

 『人生ゲーム化音源』

 あたりでも、

 サラリーマン時代の私が
 どんな副業をやっていたか、

 などの話をしたと思いますが、


 あそこで話をしていた
 副業なんかとともに、

 何度も屈伸運動を重ねて、

 拾える落穂は拾える限り
 拾い続けていたことによって、


 「脚力」を強化していたことが、
 不測の事態に際して役立ちました。



■多くのサラリーマンの方は

 「お金=組織から振り込まれるもの」

 という認識を
 持たれているようですが、


 そうした方は、

 倒産やらリストラやらで
 その安定世界から放逐されたら、

 為す術もなく、
 途方に暮れるしかありません。



■そんなとき、
 たとえわずかな金額であってでも、

 自らの知恵や知識や才覚を発揮して
 小金を拾い集めてきた、

 という経験があれば、


 そこを起点として、
 自分の人生を切り開いていこう、

 という原動力ともなるものです。



■お金を稼ぎ、増やす経験が無く、
 ゼロ、という人と、

 ほんの少しであれ、そうした
 取り組みをしてきた人とでは、


 のちに

 「最初は、わずかの差ではあれども
  後に、天地の違いとなる」

 ということが現実にあるのです。

 (まさに私(鮒谷)がそうでした)



■だからこそ、

 【落穂ひろい】

 という名称のショボさから、
 落穂ひろいを忌避するのではなく、


 落穂も拾えないものが、

 より大きな木の実や果実を
 拾えるはずがないではないか、

 と世界観を転換させていただきたいと
 思います。

 そして実際にそうなのです。



■お金に縁のある人は
 落穂ひろいも上手です。


 お金に縁のない人に限って

 「落穂を拾い集めるなんて、
  セコい、ダサい、格好悪い、

  俺様がやるようなことじゃない、
  私がするようなことじゃない」

 なんていって見栄を張るのです。



■そんな人の身の上に、突如、
 何かが起きたとき、恥を忍んで

 「仕方ない、落穂でも拾おうか」

 と思っても、その

 「落穂でも」

 がまるで拾えないんですよね。



■目の前に落ちていた落穂を拾おうと
 腰をかがめた瞬間に、

 既に訓練されている

 「落穂ひろいヤー」

 がササッと拾い上げて、
 意気揚々と立ち去っていく。


 彼、彼女は呆然と、
 その姿を見守るばかりなり。



■「~でも拾うか」といっていて、
 それすら拾えない、

 こんな話、どこかで聞いたことが
 ありませんか?

 既視感、ありませんか?



■そうです。

 勤務先をクビになったから、
 勤め先が倒産したから

 「コンサルにでもなるか」
 「ラーメン屋でもするか」

 という、アレですね。



■なにかあったとき

 「コンサルに『でも』なるか」
 「コンサル『しか』やれそうなことがない」

 というのは、


 特に有名企業に勤務する、

 高学歴、高収入であった
 プライドの高い中高年に見受けられる、

 典型的発想です。



■そんな「でもしか話」を
 見聞きするたびに

 「いやいや、コンサルなめんなよ」
 「いやいや、飲食なめんなよ」

 と思うのです。



■それぞれの世界で命かけて、
 真剣にやっている人間がいるんです。


 落穂すら拾えないような人間が
 コンサルでも、とか飲食でも、

 とか言っているのを聞くと

 「おい、テメー、ふざけてんのか」

 と思ってしまいます。


 (口が悪くてスンマセン。

  でも真面目に商売やっている人間なら
  口に出していうかどうかはともかく、

  腹の中では、みんな思っていること)



■人生における危機管理をしたいのなら
 せめて

 【落穂ひろい音源で語っている
  具体的な「落穂ひろい例」】

 を8割、あるいは、
 最低限、半分くらいはやっている、

 というレベルまでは
 到達しているべきでしょう。



■それでこそ、

 いざ、窮地に陥ったときにも
 即座に俊敏に落穂を拾いまくり、

 ピンチを脱することができる

 「プロ落穂ひろいヤー」

 としての、最低限の
 基礎体力が身についている、

 ということになろうと思います。



■そういう意味では

 「世帯年収1,000万、
  ないし1,200万円」

 前後の、


 汚い格好で腰をかがめては、

 落穂をちまちまと拾い集めている
 人たちを見て

 「落穂ひろい?ププッ」

 なんて含み笑いをしつつ、
 小馬鹿にし、


 立派なお家に住み、高級外車を乗り回し、
 高価なお召し物を着て、

 ザルに水を注ぐように
 カネを垂れ流している、

 セレブ気取りの見栄晴くんが、

 いざというとき、
 一番、危ないかもしれません。


 危機に対する対応力ゼロ。
 脆弱そのもの。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■至る所に落ちている落穂も拾えない人が    突発事態に対応できるはずがない。   ■日々、筋トレに励んでいない人が、    急に重たいものを持とうとしても    腰を痛めるのが関の山。   ■落穂「でも」拾うか、ではない。    拾えるものなら拾ってみよ。    いくらでも落穂が拾えるようになってから    落穂「でも」拾うか、と言ってみよ。   ■落穂ひろいをバカにしている者に限って、    そんな落穂すら拾えないのである。   ■そして緊急時には、落穂ひろい筋の有無が    生死を分けることすらある。   ■平時から落穂ひろい筋を鍛えておくべき    所以である。

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