■世の中には 「踏み外すことを恐れる人と、 踏み外しようのない人」 がいます。 一般的には 「踏み外すことを恐れるほどの 社会的地位や立場、財産」 があるほうが恵まれていて、 「踏み外しようのない人 (すでに踏み外してしまったか、踏み外す 以前に、何も手に入れていない人)」 は、残念な人、と思われがち。 ■とはいえ、 今の時代は昔と違って、 予想もしなかった不測の変化が起き、 想定外の出来事で 「踏み外す」 可能性が、格段に 増えたように思われます。 それだけ我々を取り巻く環境に 不確実要素が増えたということですね。 ■典型的な例でいえば、 一族郎党、あるいは、学校の友人知人が こぞって持て囃す、 そんな一流企業、名門企業、伝統企業に 就職して、生涯安泰、 と安心していたら、 時代の変化に対応できず、 急激に情勢悪化、 からの倒産とか、被買収 (そして進駐軍がやってくる) なんてことは、 もはや日常茶飯事です。 ■そう考えると、 「勤務先倒産、からの失業者」 を今から20年近く前に経験した 私(鮒谷)は、 「時代を先取りした男」 ということに なるのかもしれません(笑) ■経験して分かったのですが、 他者に先んじて踏み外し 「踏み外しようがない人」 になると、実は案外、 楽になります。 ■それ以上、 落ちようがないし、 落ちきっているから バカにされても痛くもないし、 開き直れるし、 恐怖も心配も焦りもなくなります。 ■人間、高いところに上るから、 左遷や失脚や 評判の落ちることを恐れて、 心配になったり、不安になったり、 恐怖を覚えたり、焦りを感じたり、 するわけですが、 最初から地面に横たわっていたら、 それ以上、落ちようがないから、 心配もしないし、 不安にもならないし、 恐怖もなければ、 焦りもなくなるのです。 危うげなし! 無敵の人! ■往々にして 「踏み外すことを恐れる人」 は 「踏み外してしまった人、あるいは 最初から地面に寝転んでいる人」 をバカにしたり、 軽蔑したりすることがあるのですが、 幸福感という観点から見ると 「後者のほうが圧倒的に幸せ」 なように感じます。 ■ぶっちゃけ、私(鮒谷)は、 人事(出世)の心配とか、 左遷の不安とか、失脚の恐怖とか、 なんにも気にしなくていいですから それはそれは気楽なもの。 ■そもそも、はじめから失脚している みたいなものですからね(笑) バカにされても耐性がついているから、 なんにも堪えないし 人事のことで あれこれ気に病むこともないし、 有名になりたいという願望もないから 上り詰める(そして評判の失墜を恐れる)、 といったこともありません。 出世とか有名とかと無縁なので 文●砲に狙われることもないし。 名声や権力のある人は大変だと思います。 ご苦労さまなこってす。 ■私(鮒谷)自身、 「世間的には良いと思われていて、 その実、自分を縛りつけているもの」 とは無縁の生活をしているから、 毎日、ストレスフリーで最高です。 ■出世したい、有名になりたい、 といった世界に生きていたら、 「飛んで火に入る夏の虫」 みたいなもので、 寿命が縮まると思っています。 ■また、そうしたものを一度、 手に入れると、 今度は手放せなくなって しがみつくこととなる。 (手かせ足かせとなる) ■こうして 「踏み外し」 を恐れるようになるし、 安定を求めるほどに 恐怖感情は倍々ゲームで膨らんでいく。 ■どちらの人生がいいのか、 両方選ぶことはできませんから、 同一条件下での 完全なる比較相対はできませんが、 いろいろな話を見聞きするにつれ、 少なくとも私(鮒谷)は、 「地面に寝っ転がって 踏み外しようがなくなった」 今の自分の自由度や開放感に バンザイ! と、幾度でも快哉をあげたいところ。 ■もちろん、 「踏み外しようがない」 というのは、 なにもアウトローになれ、という 話ではありません(当たり前) ■どちらかというと 「名より実を取れ」 的なイメージでしょうか。 正規軍の規律と安定と名誉より、 ゲリラの融通無碍さを選び取る、 という感じ。 ■正規軍は格好いい(?) かもしれませんが、 厳しい軍律に違反すると 軍事法廷で裁かれたり、 そこまでいかなくとも、 クビになって職がなくなる、 といった不安が尽きません。 国が破れて武装解除、 ということもあるかもです。 ■対するゲリラは、 格好悪いかもしれないけれども、 杓子定規の軍律もなければ 軍法会議もない。 国がなくなっても ゲリラとして生き延びる。 ■単独ゲリラは自活能力があるし、 組織に属してもいないので クビとか無縁だし、 組織の消滅も怖くありません。 (てか、所属組織自体がない) ■厳しい状況に追い込まれても 「一から再起するためのリソース」 は多々あるから、 「すべて(全財産を含む)を失うことすら なんにも怖くはない」 のです。 ■なくなったら、 また狩りに出ればいいだけだし、 狩りに出れば、それまで培った能力で いくらでも獲物を狩ることができる。 (生計を成り立たせることができる) ■膨大な各種備蓄を揃えたところで、 今の時代、何が起きるか分からず、 全部、失うことも可能性として存在するし、 100%の備えなど 現実的に不可能です。 ■ということはつまり、 一定の蓄えはあったほうが 良いけれども、 それに加えて、 何が起きても柔軟に対応できる、 そんな人間(ゲリラ)となるのが 最も安心、 と言えるように思います。 ■もちろん、 「皆が皆、ゲリラになる」 という世界は 現実的ではありませんし、 「いやいや、なにがあっても やっぱり私は正規軍」 という人も多いでしょう。 (むしろ圧倒的多数派かもしれませんね) ■そんな中、 「自分はゲリラ系かな?」 と思う人、あるいは 「正規軍でいたいけれども、いつ何時、 組織から放り出されるか分からんよ (だから何かしら、備えておきたい)」 という人があったとするならば、 そんな人には、 「今からゲリラ戦の準備もしておくと 良いのでは」 とアドバイスしておきます。 ■正規軍の、 組織だった、秩序だった、 強者としての戦い方とは真逆の、 組織と無縁で、混沌の状況における、 圧倒的弱者としての戦い方、 それがゲリラ戦。 ■もしあなたが、 死ぬまで「正規軍」として張り付いて、 人生を全うしたいし、全うできる、 と信じているのであれば、 「組織から与えられる、 正規軍としての教育」 のみを受けていればよいでしょう。 ■対するゲリラは、 「ゲリラとしての戦い方」 があります。 そして、その戦い方は、 正規軍のそれとは真逆です。 ■私(鮒谷)は、 サラリーマンになった一年目から、 「あ、自分は正規軍に向いていない」 「どころか、いずれ、軍法会議に かけられて銃殺される運命だ」 と理解してしまいました。 ■そのため 「どこかのタイミングで敵前逃亡して ジャングルに逃げ込もう (そしてゲリラになろう)」 と固く誓って、 ゲリラとしての戦い方を 学ぶために、 『球根栽培法』や『腹腹時計』、 『新しいビタミン療法』 といった教本を手にして (あくまで比喩ですよ、 くれぐれも真受けしないよう、、、) 学習と実践(副業)に 勤しんでいたものでした。 ■そんなトレーニングを重ねている最中に、 まさかの 「国家滅亡による正規軍解散 (倒産による強制解雇)」 が起きたわけですね。 【当時の画像w】 http://www.2nd-stage.jp/profile/wc_hatan.html ■こうして、いきなり正規軍から、 地下活動への転向を 余儀なくされたわけですが、 当時、付き合っていた彼女を 大阪に残したまま、単身上京し ※だから当時、いつも聴いていたのが シャ乱Q の『上・京・物・語』 その半年後には 「垂直立ち上げで 商売を軌道に乗せる」 ことができました。 ■それが実現できたのは、 間違いなく、それ以前から、 ゲリラ戦について、 学習と実践(副業)を 重ねていたからです。 そうでなければ、 険しいジャングルの環境下では 数ヶ月も生き延びられなかった、 に違いありません。 ■ゲリラにはゲリラの戦い方があり、 そしてこれからの時代は、 たとえ正規軍メンバーであっても、 ゲリラ的な戦い方にも精通しておく 必要があるのではないか、 と考えています。 ■その理由は、先にも述べたとおり、 我々の想像を絶する速度で 世の中が変化し続けているから。 「雇用」が当てにならないのは、 リーマンショックやコロナで もうお分かりのことでしょう。 ■何が起きてもおかしくない、 常在戦場の時代だからこそ 「もはや、待ったなし」 で、どんな人であっても急ぎ、 ジャングルでの戦闘も 学んでおくべきです。 ■備えあれば憂いなし、の精神で、 お互いに、日々、余念なく 変化対応力を磨いておきたいもの。 そのための一つの考え方として提示したのが、 先日来、ご案内してきた ----------------------- 最速でビジネス無双を確実なものとする 「重課金戦略」放談会音源 ~知っている人だけがフル活用、 表立っては言いにくい、 人生/ビジネスにおける不都合な真実とは ----------------------- の内容となります。 ■前回、ご案内してきたときは 「モニター価格」 でのご提供ということで、 割引価格でお求め頂く代わりに ご感想を送付をお願いします、 といったものでしたが、 現在は「モニター価格」での 提供は終了しております。 ※なので感想の送付は不要です。 ■代わって 「音源リリース価格」 として、向こう数日限りの 限定ではありますが、 定価の25%オフ(約1万円引き)にて ご案内しております。 ■あなたが 正規軍としての能力の 有無に関わらず、 「ゲリラ戦闘能力の強化」 の必要性を 感じていらっしゃるのであれば、 必ずや有意義な音源となるに 違いありません。 ■ついでにこの際、 ハッキリ、思うところを記すと、 (以下、もちろん例外も多々あるので あくまで一般論ですが) 正規軍の人たちは、 己の戦闘力を強化するための学びに 膨大な時間と費用を投入する、 という発想がないか、 あったとしても希薄、 です。 ■申し訳程度に、 月に本を1、2冊読んでいて、 その程度で勉強しているつもりに なっていても、 ジャングルで 生活するようになったら 【間違いなく即死】 ですよ。 ■対するゲリラは、 どこから弾が飛んでくるかもわからないし、 誰が守ってくれることもないし、 貧弱な武装しかないし、 いつ補給があるかも分からない、 だから必死で生き残るために、 死力を尽くして 学び続けるわけですよ。 気合いも根性も覚悟も気迫も エネルギーレベルも違うんです。 ■そんなゲリラの姿を見て、 その必死さを正規軍の連中は 笑うのです。 カネをかけて、時間を投入して 学び続けているゲリラを、 バカにするのです。 ■でも、これはハッキリいいますが、 正規軍とゲリラの戦闘においては 組織戦はともかくとして、 一対一の格闘戦なら、絶対にゲリラが 正規軍に負けることはありません。 絶対に、です。 ■単純にトレーニング量と 実践の量が圧倒的に違うから。 人によっては身銭を切って、 時間を圧縮して、 最低限の衣食住と睡眠時間を 確保した上での、残りの資源は、 自身の戦闘力の強化に全ブッコミ、 ですからね。 (しかも、こうした人は まったく珍しい存在ではない) ■もしあなたが、 そんな世界に入り、 自分の戦闘力を 圧倒的、飛躍的に向上させたい、 そして(ゲーム世界ではなく) リアル世界において 「無双したい」 と思われるなら、 ようこそ、ゲリラの世界へ! ■以下の音源 ----------------------- 最速でビジネス無双を確実なものとする 「重課金戦略」放談会音源 ~知っている人だけがフル活用、 表立っては言いにくい、 人生/ビジネスにおける不都合な真実とは ----------------------- を聴けば、 なぜ一部の無双ゲリラは、 ただひたすらに重課金して 学び続けるのか、 さらに具体的にはどのように 己の戦闘力を強化しているのか、 生々しいトレーニング場面の実際を 知ることになるでしょう。 (そして己のトレーニング量の乏しさに 愕然とされる方も少なくないでしょう) ■そもそも、正規軍とゲリラでは 住んでいる世界が違うのです。 ままごとやってるわけじゃないからです。 失敗したら即、死にますからね。 ■これまでは言葉を選んで、 過激な話は慎んできましたが、 本音の本音の本音の本音の 部分を言うと、 ここまでに書いたような話を 「いつも」思っています。 ■以上、 (誤解を招いたり、 反感を買う可能性があるのも承知で) 一時は、曲がりなりにも 正規軍に属していたこともある、 私(鮒谷)からの 魂のメッセージ。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■世の中には 「踏み外すことを恐れながら生きている 正規軍の人」 と 「既に踏み外してしまった、あるいは 最初からルートを外れたゲリラの人」 がいる。 ■いずれも優劣はつけられない。 しかし今は、昔と違い、正規軍に所属する ことを誇っていた人が、 次の瞬間にはゲリラ戦を余儀なくされる ことが頻繁に起こっているのが現実。 ■いうまでもなく正規軍の戦い方とゲリラの 戦い方はまるで違う。むしろ真逆。 ■いざ、そのときになってゲリラ戦を展開 しようと思っても準備していなければ 手遅れだ。 ■正規軍は、正規軍としての戦い方を 学びつつ、ゲリラ戦も展開できるように なっておいたほうがいい。 ■ゲリラの人間は今更、正規軍登用はないの だから、諦めてゲリラ戦を極めるべし。
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6237号 正規軍はゲリラに「絶対に」勝てない、絶対に。
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