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6234号 学びにも「ROI(投資収益率)」の発想を


■趣味としての学びについては
 投資効率を考える必要はありませんが、


 経済的なものであれ、
 非経済的なものであれ、

 なんらかのリターンを
 学びに求める際には

 【ROI(Return on investment)
  ※投資収益率】

 を意識しなければなりません。



■リターンを得るために、

 学びに時間や金銭を
 投入するのですから、

 投下資本に対するリターン率を
 重視するのは当然のこと。



■にもかかわらず、
 当人にとっては決して

 「趣味としての学び」

 を行っているつもりは
 ないのだけれども、


 傍から見ると、結果として

 「趣味としての学び
  (費用対効果を無視した学び)」

 になっているように見受けられる
 ケースはよくあります。



■こうした人は、


 現状、それなりに恵まれていて
 危機感や切迫感がなかったり、

 目標を設定していないため
 ハングリー精神が欠如している、


 という背景から、そのような状況に
 陥りがちなように見受けられます。



■投下資本(時間やカネ)に対する
 リターンを獲得する意識が希薄だから

 「何を学び、何を獲得するか」

 の意思もまた希薄になり、


 結局、だらだら、
 あれやこれやに手を出すけれども、

 時間だけが経過し、低い歩留まりで
 何も手に入らなかった、

 ということになるわけです。



■お金はともかくとして時間は、

 失われると、二度と取り戻せない
 不可逆の希少資源ですから、


 趣味としてではない、
 実利、実益の追求としての学びには、

 投資効率を入念に検討し、
 投資先を吟味する必要があります。



■その意識なく、

 あれを学びたい、
 これを学んだほうが良い、

 といった形で、

 「分散、散発、五月雨式学び」

 を行おうとすると、


 とてもつない勢いで
 最も大切に取り扱わねばならぬ、

 希少資源であるところの時間を
 無尽蔵に食い潰してしまうでしょう。



■しかし、

 そのような状況に既に陥っている
 当人は多くの場合、その自覚がなく、


 たとえどれほど純度の低い
 学びであったとしても

 「学びは学び」

 という免罪符(言い訳)を
 フル活用して、


 最大の投資対効果をもたらすことが
 想定される学び対象ではなく、

 そのときのノリや雰囲気で
 安易に学習対象を選定している、

 といったことを行いがち。



■無制限の時間を所有しているのなら
 それもありでしょう。

 しかし私たちの時間は有限です。

 その限られた時間で成したいことや
 為したいことがたくさんあるのです。



■そう考えるからこそ
 何かを学ぶ前に

 【学びの対象を吟味する】

 必要があるわけです。


 あるいは、たとえ
 学んでいる最中であってさえ

 「サンクコストの罠にはまっている」

 と自覚されたら、即座に学びを
 停止しなければなりません。



■ちなみに私(鮒谷)は、

 「幸せになるために学ぶ」

 と決めています。

 幸せにつながらない学びは
 私にとっては学びに該当しない、

 ということです。



■その前提で、かなり厳密に

 「何を学び、何を学ばないか」

 の意思決定の基準を定めています。



■でなければ、


 当座の幸せや喜びや
 知的好奇心を満たさんがための学び、

 であれば、まだいいのですが、
 見栄や付き合いの学びにまで手を広げ、

 人生丸ごとが悪い方向に
 向かってしまいかねない、


 そんな筋の悪い学び方を推進することと
 なってしまう可能性があるからです。



■ですから、

 「今、何を学ぶべきか」
 「次に、何を学ぶべきか」

 を明確にして、さらに

 「余裕ができてきたら、
  何を学びたいか」

 という風に、きちんと
 順序や序列をつけているのです。



■私(鮒谷)が
 長いモラトリアム時代を終え、

 社会人になって真っ先に
 「ビジネス」について学んだのは、


 長期的に見たときには、

 先に経済的安定を獲得したほうが
 その後の人生を楽しめそうだと考えた、

 から。



■もし、

 優先順位を入れ替えて、
 たとえばビジネスの学習は一切行わず、

 あるいは先送りし、


 (いつか、そういう生活を
  過ごせればとも思っている)

 小説やらエッセイやら
 ノンフィクションやらを読み耽る毎日、

 に先に走ってしまっていたら、


 今頃、生計を成り立たせるのも
 困難となり、

 本を読み耽るどころか、

 生活の糧を手に入れるためだけに
 一日が過ぎていく、

 そんな厳しい人生を余儀なく
 されていたかもしれません。



■そう考えると、つくづく、

 その昔、自分なりに立案した人生戦略に
 のっとった学びの優先順位にしたがって、

 学びを進めてきたことは
 本当に良かったと思っていますし、


 その意思決定をした
 当時の自分を褒めてやりたい、

 とも思っているのです。



■そしてモラトリアム卒業以降、
 「ビジネス」とともに、もう一つ、

 「これは学び、
  実践してきて本当によかった」

 と感じていることがあります。


 それは

 【自尊感情の、
  上書きアップデート方法】

 です。



■自己肯定感の更新を行わず、

 敵前逃亡的に読みたい本を読み、
 学びたいことを学んでいたら、


 これまた、そこからジリ貧人生が
 スタートしていたかもしれない、

 と思います。



■まず最初に、

 「自尊心の書き換えを行い、
  次にビジネスを学ぶ」

 ことをセットで行ったからこそ、


 ある時期までは
 考えられなかったような、

 リーダーシップや行動力を
 発揮できるようになり、

 それが今の人生をもたらしてくれる
 こととなりました。



■そう考えると、まさに

 テンバガー(株価10倍銘柄)に
 投資していた、

 どころの騒ぎではない、


 とんでもない

 【ROI(Return on investment)
  ※投資収益率】

 をもたらしてくれた、
 学び対象に投資していた、

 ということになりそうです。



■同じ時間とカネをかけるのなら、
 漠然と

 「こういうのを、
  ちょっとかじってみようかなあ」

 という、ユルユルの学習対象に
 ユルユルの学習動機で投資するのと、


 「自尊心」

 という私たちの人生や行動を支える
 BIOSにあたるプログラムを、

 アップデートするための
 学習投資をするのと、


 確率論的に、どちらが有意義な
 (=幸せにつながる)投資になりそうか、

 「投資家の目線」

 で検討されても
 よいのではないでしょうか。



■その上で、

 「いや、私は
  自尊心に満ちあふれている」

 あるいは

 「既に満たされ、
  自己を確立できている」

 と言われる方は、他の様々な学び対象に
 投資なされると良いでしょう。



■しかし、

 「何かを学ぼう、
  けれども何を学ぼうか」

 といった感じで、
 投資対象が未だ曖昧な方は、


 まず、なにをさておいても
 自尊心の強化、向上に投資される、

 という選択もありではないかと
 考えます。



■なんといっても、

 自信を持って、胸を張り、毎日、
 楽しく生きるための土台になる感情、

 ですからね。



■もちろん最終的な意思決定は
 各人の判断に委ねられるわけですが、


 私(鮒谷)自身は、

 社会人初期の段階で
 こうしたことを学び、実践し、

 自分自身を作り変え、
 その上にビジネスを学んだ、

 という順番で本当に良かったと
 思っています。


 (なぜなら、ライフスタイルを
  180度切り替えようと思ったら、

  明日からでも実現できるくらいの
  人生・生活の自由度や安定を、

  この両者を学ぶことによって
  手に入れることができたから)



■その原動力になったのが、

 「自尊心&ビジネス」

 の学習と実践の組み合わせ、
 でありました




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■趣味の学びは別であるけれども、    学びに何らかのリターンを求めるのなら、    「投資効率」つまり、学びに投下する    時間やカネの利回りに意識を向けるべき。   ■遊びの勉強は、経済的論理に回収されない    別枠のところで行って何の問題もないが、    こと、幸せになるために経済的、非経済的    リターン獲得のための学びについては、    何を、どの順番で手に入れていくべきかの    「学習投資計画」を定める必要がある。   ■「ビジネスを学ぶ」ことに普遍性は    求められないが、    どんな人であれ「幸せになる」ためには    必須と思われる「自尊感情」を高めるため    に必要な学びは、    前倒しで行っておくことが望ましいと    いえるのではないだろうか。

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