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6205号 守破離の「守」から「破」に至るまでの最強の学習法


■今日は、

 おそらくは私(鮒谷)から
 語るべきではなさそうな話を、

 あえてしようと思います。



■私(鮒谷)が日々、
 提供しているコンテンツ

 (メルマガであったり、
  各種音源であったり)

 は、いうまでもありませんが、
 完全、完璧なものではありません。


 というよりも、

 いつまで経っても、
 どこまでいっても

 「発展途上」

 のまま。



■その時々のテーマを掲げ、

 日々、向上心を持って
 生きようとしているのですから

 「永遠の発展途上」

 となるのは当然といえば、
 当然かもしれません。



■ところが、多くの人は

 「発展途上のコンテンツ」

 と聞くと、途端に、
 魅力を感じなくなるようです。


 おそらく心の中で

 「そんなものはいいから、
  完成されたものができたら、
  そのタイミングで提供してくれ」

 と思っているからでしょう。



■しかし、以下、
 個人的な考えではありますが、

 そうした(一見、正しいように見える)
 考えが

 【学びや成長を阻害する
  ボトルネック】

 になっているように
 思われてならないのです。



■たしかに、

 コンテンツの完成形のみを
 受け取って学ぶのは、

 一見、ムダがなく、
 合理的に見えますね。



■しかし、その姿勢では、

 コンテンツ提供者の
 産みの苦しみや試行錯誤、

 あるいは言語化が進んでいく、
 といった

 【過渡期の変遷(プロセス)】

 を一切、捉えることができません。



■そんなものを見る必要はないし、
 ムダである、

 という考えも
 分からなくもないですが、


 私(鮒谷)はむしろ、
 学びの最も美味しいところは

 「学んでいる人のプロセスを
  リアルタイムで同時に体験する」


 それが難しければ、せめて

 「学んできた人のプロセスを
  出来る限り、事細かに追体験する」

 ところにあると
 思っているのです。



■いきなり完成形を渡されても、

 そこまでの履歴が分からない人は
 本当に大切なことが学べない、

 ということがあるものです。



■むしろ

 「三歩進んで二歩下がり」

 といった日々の格闘をリアルタイムで
 追いかけることによって、

 きめ細かな形で
 試行錯誤の臨場感を味わえます。



■それはすなわち

 「当事者意識をもって」

 学びに当たることができると
 いうことであり、


 単に完成形の学びを
 一方的に与えられるよりも、

 より深く、我がこととして
 学びを獲得できるのです。



■これこそが学びにおける、
 もっとも美味しい部分であり、

 それを提供するために私(鮒谷)は
 恥を忍んで(!?)、

 「リアルタイムの取り組みと、
  そこから得られた知見や学び」

 を時々刻々に配信し、
 あるいは音源化してお届けしている、

 ということになるわけです。



■したがって、

 こうしてお届けしているメルマガや、
 結構な頻度でリリースしている音源、

 いずれもリアルタイムで
 追いかけるからこそ、

 「学びの価値が最大化される」

 と信じて疑いません。



■それゆえ、

 日々のメルマガを読むことによって
 私(鮒谷)が何をしているかを知り、


 同時に、

 今、何を考え、
 何に悩んでいるか、

 を想像しながら
 リリースされるたびに音源を聴く、

 という取り組みは

 「最強の実践学習」

 として頂けるのではないかと
 真剣に考えているのです。



■こんな話を聞くと

 「いやいやそれは、音源を売っている
  お前のポジショントークだろう」

 という声なき声も
 聞こえてきそうです。



■内容的に、

 そう思われても
 仕方ないかもしれませんし、

 ある面においては
 当たっているかもしれません。


 (とはいえ、

  ポジショントークを切り離した
  語りを行える人など、

  誰一人いないと、少なくとも
  私(鮒谷)は考えていますが)



■ただ、これだけは
 間違いなくいえるのですが、


 私(鮒谷)はこれまで
 個人的に見ても

 「学びの達人」

 であると思われる方から、


 「メルマガのバックナンバーを
  一から順番に読んで、

  鮒谷の起業当初からの
  思考と行動をトレースすることで、

  それを学びに変えて行動してきて
  実際にうまくいきました」


 という話を
 何度も聞いているのです。



■そうした数多くのフィードバックを
 通して

 「時間軸、時系列を意識した学び」

 は極めて有効である、

 そんな確信を持っています。



■そんなこともあって、

 私(鮒谷)が過去に提供してきた
 コンテンツのクオリティは

 (今と比較して)
 たとえ稚拙であったとしてさえ、


 コンテンツそのものよりも
 コンテンツ内容を変遷を通した

 「時間軸を意識しながらの学び」

 はとても大事なことだと
 思っているのです。



■そして私(鮒谷)自身、

 そうした学習スタイルを出来る限り、
 実践してきたことでもあります。



■これについては、

 今から11年前のメルマガ
 (2009年10月18、19日)において、

 以下のようなことを
 書いたことがあります。


 (ここから)
 -----------------------


■私(鮒谷)は

 「この人から勉強したい!」

 と思ったならば、


 1.その著作を入手できる限り、
   買い込んでくる

 2.時系列順に読んでいく

 3.その中で紹介・推薦されていたり、
   参考図書として挙がっているもの、

   あるいはその人が影響を受けたという
   本に広げていく


 この1~3の流れで
 読み進めるようにしています。


 学生時代、遠藤周作の本を読んで
 この読書法を推奨していたのをに知り、

 それ以来、心がけてきたこと。



■先日、川勝平太先生の

 【経済史入門】

 という本を読みました。


 川勝平太さんは経済学者として、

 早稲田大学政治経済学部教授
 国際日本文化研究センター副所長
 財団法人総合研究開発機構理事
 静岡文化芸術大学学長

 などを歴任してこられ、

 先日の選挙に当選して
 静岡県知事になられた方。



■その本に書かれていたと
 記憶していますが、

 (いま参照しようと思って探しましたが、
  本の山に埋もれてしまって見つかりません。

  私の記憶に誤りがあったら
  申し訳ありませんが、思い出して書くと)


 ある学者の思考体系を
 知ろうと思ったなら、

 その人の本や論文を丸ごと読み、
 その思考体系を頭に入れて云々、、、

 という、

 遠藤周作と同趣旨のことを
 言われていました。



■これは余談ですが、

 ドラッカー学会会長(筆者注:当時)で、

 ドラッカーの主要著作の全てを
 翻訳してこられた上田惇生先生に、


 私(鮒谷)が直接、

 「ドラッカーについて
  一から徹底的に勉強したいのですが、
  どこから手を付けたらよいのでしょうか」

 とお尋ねしたときにも、

 ドラッカー著作を時系列順に
 読んだらいい、

 とお答え頂いたこともあります。



■今、ぱっと思い出せるのは、

 遠藤周作と川勝平太先生、
 そして上田先生だけですが、

 お二人以外にも、こんな読み方を
 推奨されている作家や学者の方が、

 少なからずいらっしゃったことを
 記憶しています。


 もしかしたら一つの原理原則といっても
 良い読書方法なのかもしれませんね。



■私(鮒谷)も、この読書法が
 とても気に入り、実践しています。

 さて、このような読書法を採用すると
 何がよいのでしょうか。


 上記の1~3を実行すると、
 ひとりの人の

 「思考体系」

 を丸ごとコピーできるのです。



■もちろん完璧なコピーは不可能ですが、

 その人の考え方の枠組みを、
 ある程度の精度で自分の枠組みの中に、

 導入できるようになります。



■ある一定以上の著作がある方であれば、

 興味深く、その思考の変遷をも
 含めた思考体系を、

 おおよそではあっても、
 掴めるようになってくるものです。



■そもそも、
 人や本との出会いは多分に

 「予期せぬ出会い」

 的なところがあるわけですが、


 数多くの出会いを繰り返すなかで、

 ある著者の考えや、
 書いてある内容にピンときたら、

 その人ひとりに
 的を絞って一気に深めていく。



■この方法論は、

 学習効率を高めるためにも、
 知的な愉しみを味わう上でも、

 とても大切なことだと
 個人的には考えています。

 みなさんも試してみられては
 いかがでしょうか。



■もし

 「この人から学びたい」

 と思った人に
 一定量の著作があれば、

 それらをこの方法で読み進めることで
 その人の思考様式を手に入れられます。



■実際に人とふれあい、
 交流を持つことで学びを得るのは、

 本とは違う学びがあるので重要です。


 一方で、本の良いところは、

 【高速で読破して
  思考の枠組みをコピーできるところ】

 にあると思っています。



■人に会うことで、

 ある人の頭の中にあるものを一定以上、
 コピーしようと思ったならば、

 かなりの時間を要することでしょう。


 時間もかかるほか、抜け・漏れが
 生じることも多分にありえます。

 また、持っている知識や認識の手順を
 体系立ててコピーすることは困難です。



■しかし、本は、

 ある人の、その時々の
 知恵・思考・思索の結晶を、

 かなり高い精度で
 スナップショット的に収められたもの。


 そのスナップショットの変遷を
 たどっていくと、

 体系的に、網羅的に、
 無駄なく、無理なく、

 その人の思考体系をコピーできるように
 なるでしょう。


 -----------------------
 (ここまで)



■、、、ということで、
 別に追いかけるのが

 「私(鮒谷)の思考体系」

 でなくても、
 全く問題ありませんが、


 とはいえ、

 こうしてお届けしてきたメルマガ、
 そしてより詳細な放談の音源は、

 もしかすると、

 「ある種の方々」

 にとっては
 多少なりとも役に立つかもしれない、

 とも思っております。



■そうした方にとっては、

 上に記したように、
 私がお伝えしてきたメッセージは


 「実践と思索の履歴を
  時系列でたどりつつ、

  可能な限り詳細に言語化してきた
  聴く人に役立つコンテンツ」

 となり得るのでは、

 と考えているのです。



■その精度をできる限り高く、
 粒度細かく、記録に残しておきたい

 (それは私自身のプロジェクトであり、
  今後、学び始められる方に対しての
  価値提供にもつながると信じています)

 という思いがあるので、

 「メルマガ&音源&個別コンサル」

 の取り組みを、これからも
 粛々と続けていくつもりです。



■もちろんご予算の関係もあると
 思いますので、

 くれぐれも無理のない範囲で
 結構ですので

 「リアルタイムの言語化の軌跡」

 を追いかけて頂ければ、


 (しつこいですが、
  「ある種の方々」にとっては)

 最も効率よく、学習効果を高めて
 成果を出して頂けるに違いない、

 と考えております。

 またそのことを狙って、
 日々、コンテンツ提供しています。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■効果的な学びは「これは」と思った人が    発信してきたコンテンツを、    抜け漏れなく、    時系列順に追いかけること。   ■これによって、見誤ることなく、    思考体系の大枠と変遷をトレースできる    ようになる。   ■少なくとも守破離の「守」から「破」に    至るまでの段階においては、    これに勝る学習法があるようには    思われない。

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