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6203号 感情は自在に変化させられる


■先日から

 「頭の中の辞書を
  充実させましょう」

 というお話をしてきました。

 今日も続けます。



■これまでいろいろ書いてきましたが
 シンプルに説明すると、


 ある言葉を
 別の言葉を用いて説明する、

 その別の言葉を
 異なる言葉で説明する、

 その言葉は、さらなる
 別の言葉で説明する、、、



■この作業を無数に
 繰り返すうちに

 【一人ひとりの脳内に
  各人固有の辞書が構築】

 されることとなるでしょう。



■数多くの語彙が記述されていて、

 それぞれに充実した説明(定義)が
 与えられている、

 そんな辞書を持っている人もあれば、


 乏しい語彙数しか掲載されておらず、

 しかも説明文は曖昧で
 読んでも理解できない、

 という辞書しか携えていない人も
 あるかもしれませんね。



■いずれにしても、

 各人、頭の中にある言葉を用いて
 無数の組み合わせを行うことによって、

 世界を認識し、価値観や信念を
 形成していきます。



■こうして形作られた信念は
 一貫性や意思決定基準の源となり、

 行動を規定し、最終的には私たちの
 運命に波及することとなるのです。



■以下は極端な思考実験ですが

 「うざい、きもい、だるい、
  むかつく、死ね」

 の5つの見出し語しか載っていない
 辞書をもっている人の思考について、

 考えてみようと思います。



■どんな出来事を経験しても
 上記以外の言葉を持っていなければ、

 何があっても

 「うざい、きもい、だるい、
  むかつく、死ね」

 としか思えない。

 そういう世界認識から生まれる行動は
 粗暴なものにしかなりません。



■粗暴な行動は一般に、

 周囲の人から忌避される、
 という結果をもたらし、


 そうした負の結果がもたらされた
 当人は再び

 「うざい、きもい、だるい、
  むかつく、死ね」

 というネガティブな言葉を頭の中で
 回し、さらには発信することとなる。



■その思考に従って、
 ますます過激に行動し、より一層

 「忌避される人物認定」

 されることとなるでしょう。


 人生のデフレスパイラルは
 こんな風にして生起するのです。



■今度は反対に、

 「ありがたい、素晴らしい、
  素敵、感動、震える」

 という見出し語しか載っていない
 辞書を携えて生きている人は、


 傾向として何を見ても、
 聞いても、体験しても

 「ありがたい、素晴らしい、
  素敵、感動、震える」

 と感じられる世界を生きることに
 近づけるのではないでしょうか。



■そうした感情をもって生きる人は
 いろんな面で恵まれるようになり、

 ますます

 「ありがたい、素晴らしい、
  素敵、感動、震える」

 という言葉を繰り返し回しながら、

 好ましい感情を味わえるように
 なるでしょう。



■少なくとも同じ出来事を経験しても

 「うざい、きもい、だるい、
  むかつく、死ね」

 の辞書を持って生きている人とは
 異なる人生になりそうだ、

 そんな風には思われないでしょうか。



■もちろん、ことはそこまで
 単純なものではないかもしれません。


 しかし自分の頭の中に
 たくさんの言葉を入れておくほどに、

 そして、それぞれ言葉の定義を
 きちんと整理しておくほどに、

 多彩、多様で、豊かな感情を
 味わえるようになるはずです。



■言葉を上手に扱えるように
 なればなるほど、

 瞬時に(理想の)感情に
 切り替えることすらできるようになる、

 のかもしれませんね。



■たとえば

 「クレーム」

 という見出し語の説明書きに

 「客からの難癖」

 と記述している
 (定義づけている)人は、


 お客さんから不愉快なことを
 言われたら

 「面倒な難癖だよ」という認識からの
 「むかつく」という感情が、

 即座にもたされることと
 なるでしょう。



■こうした感情が出てくることは
 お客さんにとってもそうですが、

 当の本人にとっても
 決して幸せなことではありません。



■しかし別のある人は

 「クレーム」

 という見出し語の説明書きに

 「改善の大チャンス」

 と記述している
 (定義づけている)とするならば、


 お客さんから一瞬、
 愉快でないことを伝えられても


 「瞬間、イラッとしたけれども
  よく考えたら、他のお客さんも
  同じことを思っているかもしれないな。

  であれば、ここを改善すれば、
  より良いサービスを提供できそうだ」


 と思ったら、

 「クレームをお宝に変えて、
  幸せな気持ちになれる」

 ことすら起こり得るのです。



■そう考えると、私たちの人生は

 「脳内に格納している言葉、
  ならびにその定義」

 によって形作られていく、

 といっても言い過ぎではないかも
 しれません。



■とするならば、

 脳内に格納している言葉は
 後天的に増やせるし、

 定義も自在に編み直せますから

 「人生はいつからでも、いくらでも
  作り変えられる」

 とも言えるのではないでしょうか。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■頭の中にある辞書の「見出し語」と    説明文の違いによって、    一人ひとり異なる感情がもたらされる    こととなる。   ■後天的に見出し語を増やし、説明文を    更新することができるのだから、    人生で味わえる感情もまた、後天的に    自在に変化させることができるのだ。   ■どうせならたくさんの語彙が掲載され、    豊かな感情をもたらす定義が記述された、    そんな辞書を携行したいもの。   ■そのような辞書は自身の不断の取り組みで    自分仕様に作ることができるもの。

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