■仕事のできる人になりたいと 考えている人にとって、 最悪の問いは 「どうすれば手を抜けるか」 という問い。 ■こうした言葉を毎日、何回、何十回も 回しながら生きていたら、 ビジネスパーソンとしての地力は 劣化する一方となるでしょう。 「筋トレ」を放棄させる問いなのだから そうなるのも必然。 ■これはあくまで一例に過ぎませんが、 疎かにしていると、 長い目で見たら 取り返しのつかぬことになる 「直接的な(しかしほとんどの場合、 当人が気づいていない)原因」 それが 【毎日、頭の中で 自身に投げかけている質問】 です。 ■自覚がないからこそ 水面下でじわじわと進行し、 目に見えるほど状況が悪化している ことに気づいたときには 【手遅れ】 となっていることが多い 恐ろしい慢性病。 そんな帰結をもたらすのが 【無自覚に回している、 質の低い質問】 なのです。 ■ただし 「どうすれば手を抜けるか」 といった質問に似ている、 たとえば 「どんなシステム(あるいは仕組み)を 作れば、より手を抜けるか」 という、 【(先の質問とは、似て非なる) 質の高い問い】 を立てて、毎時、毎分、 頭の中で回し続けるようになると、 突如として、様相は一変することと なるでしょう。 ■人間みな、手を抜きたい、 楽をしたいのは一緒です。 しかし 「ただ、楽をしたいだけ」 という思いから来る 「どうすれば手を抜けるか」 をひたすら考えている人と、 「手抜きしても成果が出る、 良くできた仕組みを作りたい」 という強い思いを持って 「どうすれば手を抜けるか」 と考えている人とでは、 将来の運命が大きく 変わっていくこととなるのです。 ■ぱっと見、似ている問いですが、 未来、まるで異なる結果と なるであろうことは、 賢明なあなたであれば ご理解いただけるはず。 ■前者(単にサボりたい人)は どんどんダメになっていくけれども、 後者は生きていくうちに どんどん楽になっていく。 後者の人は、 こうして浮かせた時間で 「もっともっと、 手抜きしても成果が出る (何なら、何もしなくても 成果が上がる) そのための仕組みを作るには どうすればよいだろう」 という問いを回すから、 ある段階から、 加速度的に楽になっていくのです。 ■私(鮒谷)は起業以来、 そんなことばかり考えてきたから (そんな問いばかり回してきたから)、 詳細を語るとあなたもびっくりされる であろう、かなり完成度の高い 「手抜きするためのシステム」 「楽をするためのシステム」 が、 人生や生活、ビジネスの随所 (というか、全てにおいて) 組み込まれ、反映されています。 ■あんまりここでは 書けないようなことも含めて、 お伝えしたら 「えええっ! そんなことまでやってるんですか!」 と驚かれるようなレベルで、 「手抜きするためのシステム」 「楽をするためのシステム」 を作り上げてきたつもりなのです。 ■だから、あえて言いますが 【単位時間あたりの生産性 (ビジネスにおいては収益性)が、 過去の自分、あるいは 平均的な人と比較して、文字通り、 「桁違い」の結果を生み出せた】 のだと考えています。 ■ここまでお読み下さったあなたは 既にお分かりの通り、 それは努力してきたから、 頑張ってきたから、 ではなく、もっと深いところで 【どんなシステム(あるいは仕組み)を 作れば、手を抜けるか、楽になれるか】 という ----------------------- 1、質の高い問いを 2、頻度高く ----------------------- 自らに問い続けてきた (自問自答し続けてきた)から。 ■さらにこうした、 自問自答のための問いを たくさんの種類 (より正確に言えば、何十個、 どころではなく、少なくとも何百個、 といった単位で) 持っていれば、 人生はどんな風に展開していくことに なると思われるでしょうか。 ■つまり、先の2項目に、 もう1項目を加えて ----------------------- 1、質の高い問いを 2、できる限り、たくさん保持して 3、場面に応じてリアルタイムで、 無数の問いを頻度高く回し続ける ----------------------- 人があったとすれば、 その人は結果が出ると思いますか、 出ないと思いますか、 と、あなたに「問い」たいのです。 ■(気づいていない人がほとんどのように 見受けられますが) かくほどまでに 【問いの持つ力】 は重要です。 ■そして、もう一つ。 注意しなければならないのは、 ほとんどの場合 【良質の問いは、ひとりで 考えているだけでは生まれてこない】 こと。 ■だから 【学びが決定的に重要】 となるのです。 学ぶといってもいろんな種類の 学びがありますが、 私(鮒谷)は主として 【良質の問いをインプットするために 学び続けてきた】 つもりです。 ■先に挙げた 「どんなシステム(あるいは仕組み)を 作れば、より手を抜けるか」 という問いも、 いうまでもありませんが、私(鮒谷)が 編み出した問いではありません。 ■圧倒的な結果を出している先人から 学ぶことによって、 こうした本質的かつ、 波及効果の高い問いをインストールし、 その問いによって自問自答し、 行動に波及させることによって、 生まれる成果を享受してきたに 過ぎないのです。 ■こうしたことを繰り返し 【自らに問いかける質問の重要性】 を理解したからこそ、 私(鮒谷)もまた、 【より本質的で、波及効果が 高いと思われる問いを提供する】 ことを、自らの提供価値の 源泉としてきたつもりです。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■無自覚に自分に対して与えている問いが 思考を生み出し、行動を誘発する。 ■問いそのものがない、あるいはあっても 質の低いものであれば、 そこから導き出される思考も行動も、 質の低いものとなるのは理の当然。 ■良質の問いは自分で生み出せないのだから 他から輸入してくるより他にない。 ■長期的に見て、結果を出し続けたいならば ----------------------- 1、質の高い問いを 2、できる限りたくさん保持して 3、場面に応じてリアルタイムで、 無数の問いを頻度高く回し続ける ----------------------- そんな習慣を身につけるとよいだろう。
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6156号 鮒谷に文字通り「桁違い」の成果をもたらした、たった一つの問い
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