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6110号 自分はひまわりだ!と思っていたら月見草であった話


■唐突ですが、

 私(鮒谷)は、
 ある時期まで自分のことを

 「ひまわりになれない男」

 だと思っていました。



■ここでいう「ひまわり」とは、

 (世間的に分かりやすい)
 立場とか肩書とか役職を持つ存在、

 といったものをイメージして頂くと
 よいでしょう。



■かなり長い間、日経新聞に連載の

 『私の履歴書』

 を愛読し、

 さらには過去の連載が収録された
 全集などを読みふけっていたので、


 おそらく無意識に

 「そういう人生を歩むのが
  正しい人生」

 という刷り込みが
 起こっていたのだと思います。

 今となっては実にバカバカしい話だと
 思うのですが。



■そんな私(鮒谷)ではありますが
 ある時期から

 「あ、俺は
  ひまわりになれない男」

 なのではなく


 「ひまわりではない世界に
  幸せを見出した男」

 なんだとハッキリと
 理解できるようになりました。



■独立してからしばらくは、

 ひまわり的な
 「陽のあたる世界」を目指すべき、

 そんな思いがずっとあったのですが、


 あるとき、
 憑き物が落ちたような感じで

 「そもそも、ひまわり的人生は
  向いていないし、求めてもいなかった」

 ことに気づいたのです。

 内的な矛盾を克服した瞬間。



■ひまわり系といえば、

 たとえば中・高の先輩にも、同級生にも、
 後輩にも、上場企業社長がいました。

 (同級生は既に退任しましたが)

 典型的なひまわり系、ですね(笑)



■ほかにも中・高の同級生には、


 中央官庁のキャリア官僚、
 弁護士事務所のパートナーや
 大手ファンドのパートナー、

 出題委員を務めた会計士とか、
 大学で教鞭を振るう先生であったり、


 年商100億超のオーナー社長も2人、

 でかい病院の病院長やら、
 某地方空港の社長とか、

 ほかにもいろいろ。


 みんな、それなりの企業や組織において
 それなりの立場で活躍する、

 いわば「ひまわり系」の人たち(笑)



■彼らがだんだん世の中に出てきて、

 これからもますますメディア等で
 見る機会が増えるのかな、

 とも思います。

 (今でもたまに日経とか日経産業とかの
  記事で見かけます、人事欄とかではなくw)



■もちろん、同級生のみならず、
 特に独立して以降は、

 そうした世界に生きている人と
 数多く交わってきました。


 特に弁護士の高井先生と
 境さん(元かんき出版社長、最高顧問)

 には、そうした方々を
 多数ご紹介いただきましたし、

 頻繁に会食の機会も
 頂きました。



■そうした人たちが活躍している中、

 私(鮒谷)はそもそも
 「ひまわりワールド」には、

 適性がなかったようで、


 社会に出た瞬間、
 いきなり踏み外したような感じで、

 その後、勤務先まで倒産し、
 文字通り、真っ逆さまに転落(笑)



■当時はまだ、イメージしては

 「俺はひまわり系でありたい」

 と思っていたので、
 その乖離がどんどん広がっていき、やがて

 「こりゃ、人生詰んだかも」

 と思ったわけです。



■ところが

 「人間到る所青山あり」

 であり、あるいは

 「災い転じて福となす」

 であって、


 「踏み外したはずが
  実は新天地を見つけ出していた」

 状態へとつながっていったのですから
 人生、分からないもの。



■私(鮒谷)にとっては、
 すっ転んだ先の手元にあったのが

 「藁(わら)=メルマガ」

 だったわけですが、
 最初は微妙な感じがしたものです。



■食うために仕方なく始めたけれども、
 正直、

 「いやいや、メルマガ、てw
  俺、何やっとるんかな」

 と。


 でも今となっては

 「これぞ所を得た世界であった」

 だと思っているのです。


 今生きている世界は、
 メルマガから派生した環境ですが、

 ちょっとこれ以上の状態は
 考えられないくらい満たされています。



■以下、

 向き不向きの問題、あるいは
 性格、価値観の違いであって、

 良い悪いの話ではないし、

 「~すべき、~ねばならない」

 というたぐいの話ではないと
 理解しているのですが、、、



■今の立場は、


 理不尽な責任を
 背負わされることもなければ、

 誰かと誰かの間に立って
 板挟みにあうこともない。


 関わり合いたくない人や出来事に遭っても
 いつでも拒絶できる選択肢を持っている。

 ほとんど誰にも知られていないし
 公的な立場ゼロだから、

 建前で生きる必要もないし、
 強烈な指弾を受けることもない。



■あるいは、


 無名だから文春砲にも狙われない、
 晒されない、

 新幹線に乗っても
 誰からも声をかけられない、

 人の目からも完全に自由。



■経済的に豊かではないけれども
 特段、困っているわけでもないし、

 付き合う人も気心しれて、
 素晴らしい人ばかり。


 成長実感もあるし、
 能力が向上している自覚もあり、

 多少は人さまのお役に立っている
 感覚もあり、

 時々刻々に充実感がある。



■最初は

 「これはしまった。
  踏み外して、二度とまともな世界に
  戻れなくなった、、、」

 と思ったものでしたが、


 「まともな世界」だと思っていた世界に
 私(鮒谷)は完全に不適合であり

 「むしろ一周回って、
  今は最高レベルの自由を享受」

 できているので、

 本当に人生というところは
 不思議な場所である、

 と思わずにはいられないのです。



■誰も何も言わないし、
 どこかの誰かに気を遣うこともない。

 完全に自由。


 過剰なプライドのために
 本来の自分が圧殺されることもなければ、

 自分を一番下に置いても苦にならない。

 (自虐も単なるネタとして扱えるし、
  喜んで道化にもなれる)


 それは圧倒的な自信と自負の精神を
 培ってきたから。



■今となっては、

 ひまわり的な、キラキラした世界に
 行きたいとはまったく思いません。

 気まま過ぎて、自由過ぎて
 幸せ以外の何物でもありません。


 こうしたスタイルについて、

 いい悪いとか、
 正しい正しくないとか、

 もちろん各人が心の中でジャッジする
 権利は皆、持っていますが、

 どんなジャッジ下されようと
 私(鮒谷)の人生になんの影響も与えません。



■私(鮒谷)個人の価値観としては、
 ある人の人生や幸福は

 「当人が所を得ていると感じる場所に
  生きているかどうか」

 によって決定づけられると
 考えているからです。



■そんなわけで、

 私(鮒谷)は、

 人生のある時期までは
 「ひまわり」を目指していたはずなのに、

 実は「月見草」であった、

 という、どこかで聞いたような話が
 オチとなるわけですが。



■ひまわり系の人が
 月見草になると厳しいと思うし、

 反対に

 月見草系の人がひまわりに
 なってしまうと、もっと大変。

 適性や向き不向きが
 やっぱりあるのです。


 AKB48の渡辺麻友さんが
 芸能界を引退された理由は分かりませんが、

 こうしたことも直接、間接に影響が
 あったのではないか、とも思ったり。



■ときに、こんな観点から
 自分の人生を客観視してみる、

 というのも、

 今後のキャリアについて考える際に
 意味のあることではないでしょうか。



■ちなみに先日来、ご案内してきた

 「船津さん&中田さん、
  お二人へのインタビュー音源」

 ですが、


 おそらく船津さんは月見草系、
 私(鮒谷)と同じタイプです。

 根がダメ人間で、私と一緒で華がない。
 (船津さんゴメンナサイw)


 だからギャンブル的なものにも
 手を出してしまう。

 でも、なぜか共感してしまいます(笑)



■対する、中田さんは、

 ご本人はそう言われるのを
 嫌がるかもしれませんが、

 傍からみれば、

 どこからどう見ても
 ひまわり系だろう、

 と思われます。



■頭がよい、エリート、優秀、
 豊かな人間関係、

 その上に謙虚、地道なことも
 きちんとやるから無敵なので、

 狂おしいほど
 嫉妬してしまいます(笑)



■あなたが今後のキャリア形成を
 考える上で、果たして

 「自分はひまわりタイプなのか、
  月見草タイプなのか」

 に思いを致してみては
 いかがでしょう。



■自分のキャリアはこうすべき、
 こうあるべき、といった思いは、

 実は勝手な思い込みとか
 決めつけであった、

 ということも
 しばしばあるものです。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人間には向き不向きがあるものだ。    ひまわりのような世界に適した人もあれば    月見草にシンパシーを覚える人もある。   ■向いていない世界を志向しても、    到達可能性が低い上に、もし到達できても    そこには不幸が待っている。   ■世間の目や評価を意識するのではなく、    心の声に耳を傾けてみてはどうか。   ■案外、自分が思っていた世界とはまるで    異なる世界において、    平安、安寧、平穏、充実、充足、自信、    自尊心、成長感、幸福感、    といった感情をビンビンに味わえる    ことがあるものである。

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