■一生懸命に働けば成果が出る、 というのは幻想です。 「成果が出る方向に向かって 正しく、一生懸命に働く」 から、働いたら働いた分だけ 成果が出るのです。 ■成果が見込めない方向に どれだけ懸命に働いたところで、 結果は出ないか、 甚だしきにいたっては 関係各所に迷惑を掛けるだけ、 ということすらあるのです。 ■たとえばセールスにおいて、 未だに突然、電話や飛び込みで 営業してくる人があります。 事務所への電話もたいがいですが 携帯への電話とか、 今の時代になに考えているのか、 このバカ野郎、 くらいに思うわけですが、 まあ、きっとなんにも 考えていないのでしょうね。 ■そんな風に思っている人が たくさんいるから、 テレアポ先や飛び込み先で 暴言を浴びることもあるし、 売り言葉に買い言葉で、 暴言に対して さらなる暴言を返してみたり、 といった阿鼻叫喚の地獄絵図が 繰り広げることもあったりして。 ■そんな消耗セールスをしなくても、 成果が出る方向に向かって 正しく営業すれば、 疲弊することなく、 簡単に売上げをあげられるのに、 知恵を使わず、 工夫もしない人が多いから、 誰も幸せにしないセールスが あちこちで展開されるのでしょう。 ■これだけやれば (たとえば「1」入力すれば) これだけの成果が出る (たとえば「2」が返ってくる) と分かれば、 働くなと言われても 楽しくなって働いてしまうもの。 ■働けば働くほど どんどん成果が上がり、 有形無形の報酬も 得られるようになるでしょう。 ■こうして仕事が面白くなると、 1を入力すれば、 2が返ってきたのを、 3が返ってくるようにするには、 5が返ってくるようにするには、 さらには 10返ってくるようにするには、 20返ってくるようにするには、 と、どんどん工夫、改善したく なっていくものです。 ■仮説を立てては試して、 結果を観察し、 を繰り返しながら システムの精度を高める、 そんな「前段の頑張り」とともに、 相当程度までレベルが引き上げられた システムを活用して、 働きまくって最大の成果を あげたくなるという、 「後段の頑張り」も加速いたします。 ■この二つの加速エンジンが 同時に回り始めるようになると、 「寝ても覚めても ひたすら頑張りたい」 という中毒モードに入ります。 仕事が最高に楽しくなっている状態。 ■なんだかんだいっても、 多くの人は結局、 一日のかなりの時間、 仕事をしているわけですから、 どうせならこうしたモードで 仕事できたほうが幸せです。 おかげさまで私(鮒谷)は、 起業以来、 多少の上下はありつつも、 基本的にはこの状態を ずーーーっとキープできています。 (なので幸せです) ■仕事がつまらなくなるのは この反対で、 「しょぼいシステム (リターンを見込めないシステム)」 に乗っかって、 大した成果も出せないことが 分かっていながら、 ただただ頑張らなければならない、 という状況にあるからか、 多少のリターンがもたらされる システムではあるけれども、 システム自体を改善する喜びを 知らないからか、 いずれか、あるいはその両方の 理由によってつまらなくなるのです。 ■この両方が同時に 実現されている環境は、 もはや仕事ではなく 実利を兼ねたゲームとなります。 しかもこうした状態に入って 真っ当に仕事をしていたら、 直接的な報酬はもちろん、 (お客さまからの評価や感謝といった) 目に見えない価値まで 頂戴できるのですから、 やらない理由はなくなるし、 中毒化するのも当然です。 ■セールスにおいても同じで 「圧倒的な成果を出し続けられる システム」 を作ることができれば、 セールス自体が楽しくて楽しくて 止められないとまらない、 そんな世界に入ることができます。 ■多くの人が「営業」という言葉に 忌避感を感じるようですが、 私(鮒谷)などは この単語を見るたびに、書くたびに、 異常にテンション上がります。 それは 「お客さまの期待値を超えて 喜んでいただきながら、 摩擦ゼロで圧倒的な成果を 生み出すための方法論」 を体得したからです。 ■そんな、 セールスにおいて 確実に成果を出すための勘所を、 1時間11分という短い時間で ギュッと圧縮して音源化した教材、 それが『北斗セールス拳音源』。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■一生懸命に働けば成果が出る、 というのは幻想だ。 ■成果の出るシステムに乗っかり、頑張って 初めて成果が出る。 ■精度の高いシステムを作る頑張りと、 システムに乗って加速するための頑張り、 二種類の頑張りがあることを知るべきだ。 ■セールスにおいても、 まずシステムの精度を高め、 頑張れば成果が出るようになって、 そこから初めてセールス自体が楽しくなり さらに頑張れるようになる。 ■営業においては、摩擦ゼロで売上げが 圧倒的に上がる仕組みを作る、 すべてはそこから始まる。
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6092号 頑張りに、二種類あり
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