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6045号 「質実剛健、質素倹約」が鮒谷の物語となった経緯を初公開


■その昔、土光敏夫さんという方が
 いらっしゃいました。

 一時期は毎日のように
 新聞に登場されていた方ですので、

 ある年代より上の方は
 ご記憶にあるのではないでしょうか。



■石川島播磨の社長、東芝の社長、会長、
 そして経団連会長、

 さらに臨時行政調査会(臨調)の
 会長を務められた方。


 詳しく知りたい方は、

 ウィキペディア等で
 調べて頂ければと思いますが、

 その質素倹約ぶりは
 つとに有名で

 「メザシの土光さん」

 として知られていました。



■新聞好きだった
 父の影響を受けて、

 子どもの頃から

 (お行儀の悪いことには)
 新聞を読みながらご飯を食べる、

 という習慣が
 身についてしまいましたが、


 その当時の頻出登場人物が、

 田中(角栄)さん、
 中曽根さん、土光さん、

 でありました。



■中曽根さんといえば臨調、
 臨調といえば土光さん、

 そして土光さんといえば
 質素倹約。

 そんなイメージ。



■以下、ウィキに載っていた
 エピソード。


 ▼戦後1回も床屋へ行ったことがなく、
  自宅で息子にやってもらう。

 ▼穴とつぎはぎだらけの帽子。

 ▼戦前から50年以上使用しているブラシ。

 ▼妻に「汚いから捨てたらどう?」と
  言われた使い古しの歯磨き用コップ。

 ▼農作業用のズボンのベルト代わりに
  使えなくなったネクタイ。


 そして

 ▼とりわけインパクトが大きかったのは、
  妻と2人きりで摂る夕食の風景であった。

  メニューはメザシに菜っ葉・味噌汁と
  軟らかく炊いた玄米。

  これが「メザシの土光さん」の
  イメージを定着させた。


 こうしたエピソードが
 肯定的文脈で語られていたので、

 私(鮒谷)もまた

 「質素倹約=美徳」

 と土光さんの人生(物語)とともに
 知らず識らずのうちに、

 インストールされていたのかも
 しれません。



■こうした物語を素晴らしい、素敵、
 美しい、格好いい、

 と感じるようになると、


 豪奢な生活に憧れることは
 なくなりますし、

 そうした生活を過ごしている人を
 羨ましいと思うこともなくなります。



■気がついたら、

 (土光さんほどではないかも
  しれませんが)

 そんな傾向の物語に惹かれ、
 そんな傾向の人生を歩む、

 こととなりました。



■そういう意味では、

 (自分でいうのもなんですが)

 「比較的、重心の低い
 (生活上も心理上も安定感のある)」

 生活ができているようにも
 思います。



■ここまで書いて、
 またいろいろと思い出したのですが、

 幼少期から今に至るまで、
 数多くの自伝に触れてきましたが、


 自伝を書いている人の中で
 少なからぬ割合の人が

 「実家の破産や没落の経験を
  リアルに経験し、語っている」

 と認識するようになったことも


 「虚栄的な消費」

 を私(鮒谷)が忌避するようになった
 理由の一つかもしれません。



■私たちが思っている以上に

 「栄枯盛衰は激しい」
 「盛者必衰の理は本当」

 であることを、

 大量の事例を通して、学ばせて
 もらったということになりますね。



■たとえば長らく(最低10年以上)、
 日経新聞の

 『私の履歴書』

 を愛読してこられた方であれば
 必ず、

 「調子に乗っては破滅する」

 という一つの類型の存在を

 「パターン認識」

 できているはずです。



■戦前は相場、
 戦後すぐは農地改革、

 その後の高度成長期には
 商売がうまく行き過ぎて、

 調子に乗ってすっ転ぶ。

 ※農地改革は、調子に乗って、
  とは異なりますが、、、



■あとは政治的な大転換

 (スターリン暴落、ニクソンショックや
  オイルショック等)、

 その他、天災、火事や、
 事業環境の変化、側近の裏切り等もあり、

 「うまくいって、そのまま
  つつがなく生を全うする」

 ことがいかに難しいかは、

 たくさんの自伝を通して
 骨の髄まで叩き込まれました。



■ちなみにいうと、
 私の父方、母方いずれも

 「没落経験あり」

 の家系であり、


 母方は相場で失敗、

 父方も不動産持ちだったけれども
 父の代には(一部を残して)、

 なんやらかんやらで亡失。


 そして父も

 「信用取引&ニクソンショック」

 のコンボで一時期は(以下略)。



■そんな話を聞かされてきたのも

 「栄枯盛衰は激しい」
 「盛者必衰の理は本当」

 の物語が強化される一つのきっかけと
 なっているのかもしれません。



■さらにいうと、

 特に中学・高校時代に私(鮒谷)が
 好んで触れてきた書籍は、


 明治・大正・昭和初期から40年代くらいに
 かけてのそれであったので、まだ

 「質実剛健を良しとする風潮」

 があったのが
 (個人的には)幸いでありました。



■バブル時代に差し掛かる昭和後期から
 平成中期くらいまでは

 「顕示的、あるいは虚栄的消費」

 が各種メディアでも
 礼賛されるようになりましたが、


 ガキの頃から、

 そうした消費を愚かだと見なす
 「物語」に染まっていたので、

 それらに見向きもしないし、
 羨ましいとも思わない。


 むしろ、そうしたものを追いかける
 人たちを見て

 「そのうち没落するであろう、
  気の毒な人」

 くらいに思うようになって
 おりました。

 (それがいいのか悪いのかは
  分かりませんが)



■私(鮒谷)のど真ん中には
 こうした「物語」が貫かれていたので、

 メルマガ創刊以来、
 訴え続けてきた

 【極小リスクミドルリターン】

 の思想は昨日、今日、
 生まれたものではない、

 筋金入りの信念であることが
 お分かり頂けるかと思います。



■ごく大雑把に言うならば、

 時代背景と個人の認識としては、
 昭和後期以降

 「質素倹約、質実剛健系」

 と

 「バブル万歳系」

 が目指す生活についての
 二大潮流がありました。



■急いで補足しておくと、

 昭和中盤くらいまでの前者、
 バブルから平成中期にかけての後者、

 のあと、


 平成後期からは、
 再び10代、20代を中心に、

 (昭和時代のそれとは、また少し
  趣は異なりますが)

 傾向としては、
 再び前者に寄りつつある、

 そんなふうにも思われます。



■それはさておき、

 自覚があるかどうかは
 ともかくとして

 私なら私の、
 あなたならあなたの、

 「自分が生きている物語」

 が確実にあるわけですね。



■そして、ほとんどは
 忘れてしまってはいますが、

 普段、認識にも載っていないけれども
 影響を受けた人物、

 が必ずあるものです。

 (こうして記述することで初めて
  思い起こされることが多いもの)



■私(鮒谷)でいうならば、
 土光さんであったり、

 特に、幼少期から中高時代に読んだ
 (すなわち明治から昭和中期までに
  著された)

 書籍の登場人物であったりから、

 無意識レベルで
 多大な影響を受けていた、

 ということになりそうです。



■人生のある時点で、

 こうした無自覚に取り入れ、
 生きてきた「物語」について、

 一つ一つ精査し、吟味し、


 良いと思われるエッセンスは残し、
 変えたほうが良さそうなものは変更し、

 【自分オリジナルの、理想の物語を編み、
  その物語に従って生きていく】

 ことを意識すると、


 意思決定に一貫性が生まれ、
 ブレずに自信を持って生きていく、

 ことができるようになるでしょう。



■もちろん、そんな

 【自分固有の、内的な物語】

 は一朝一夕に編めるものでは
 ありませんが、


 しかし、そうした取り組みを
 重ねていくと、必ずや

 【充足感、安心感、自信、自尊心、
  といった感情を伴う幸福感】

 がどんどん増していくことと
 なるはずです。


 (私(鮒谷)はまさに、
  そんな軌跡を歩んできました。

  なので今は、昔(特に起業前)と比べて
  極めて情緒(?)が安定しています)



■そんな、時代に流されぬ、

 【自分固有の、内的な物語】

 を確立していると、

 どんな精神で毎日を
 生きていけるようになるのか、


 あるいは、

 そうした物語はどのようにして
 編んでいけばよいのか、


 について、

 この程度の短い文章で、とても
 語り尽くせるものではありません。



■とはいえ

 もう一つ、
 間違いなく言えることは、


 時代にただ、
 流されて生きるのではなく、

 自問自答を繰り返しつつ、
 ベストな解(物語)を確立する、


 こうして編んだ一つの物語に
 従っていきていくと、

 一貫性が生まれる、すなわち
 自己の内に矛盾がなくなるから、

 ストレスもなくなり、
 結果として

 「影響の輪」

 を自分の外にまで
 広げていけるようになるということ。



■たとえば、

 私(鮒谷)であれば
 上に記した通り

 【極小リスクミドルリターンの精神】

 ならびに、


 それに付随して

 【知る人ぞ知る存在でいたい
 (知られたくない人には
  むしろ知られないままでいたい)】


 つまり、

 誰もが知る有名にはならないし、
 著名人を目指しもしない、


 そんな世界を
 目指して生きてきました。



■なぜなら有名になると、


 それだけ気苦労が生まれるし、
 その分だけリスクも増大するし、

 有名になってから
 再び無名になろうとしても、

 できなくはないけれども困難、
 ある意味で不可逆的、


 だからです。



■また、


 一度ちやほやされる経験をすると、

 そこから退いたときに
 (そのときは、いつか必ず来るものです)

 そのときの栄光を思い出すより他、
 幸せを感じられないもの、


 そうした惨めな姿を告白する
 幾人もの「自伝」にも触れてきて

 「パターン認識」

 されているから

 「有名になるのは
  不幸の始まり」

 くらいに思っています。



■そうした考えゆえの

 【極小リスクミドルリターンの精神】

 であったり


 【知る人ぞ知る存在でいたい
 (知られたくない人には
  むしろ知られないままでいたい)】

 と考えているのですが、


 こうした首尾一貫した
 生き方をしていると、それを見て

 「こうした生き方もアリだな」

 と思ってくださる方も

 (少数ながらですが)
 現れてこられるもの。



■こうした順番

 (すなわち、まず自分の物語を生き、
  次にその物語に共鳴下さる方が現れる)

 だと、


 自分は何にも取り繕う必要がなく、

 ありのままに生きていて、
 背中をお見せするだけで、

 何かを語れる人になっていた、

 という状態になるでしょう。



■さらにその延長線上に
 私(鮒谷)であれば、


 「本物である」
 「圧巻の存在である」
 「類まれなる言葉の使い手である」


 そんな物語を生きようとする
 強い意思や信念があるのです。



■もちろん、今、
 そのようになっているかどうか、

 などは関係ありません。

 大事なのはそういう人生を
 送りたいと強く願うこと。


 こうすることで、

 少なくとも現状よりも、毎日、
 ほんの少しづつでもより良くなろう、

 そんな原動力も
 湧いてくるものです。



■こうした

 【自分固有の、内的な物語(信念とも)】

 を持つことなく、

 たとえば知識とかノウハウとか
 スキルをひたすら収集したところで、


 どんな存在でありたい、
 という目標が明確でなく、

 その道のり(物語)についても
 なんらのイメージも持っていなければ、


 学びに力も入らないし、
 一向に気づきも生まれないし、

 漫然と惰性で生きるより他、
 仕方なくなるわけです。



■だから目標が大事であり、

 その道中、いろんなトラブルもあるし、
 紆余曲折を経験することになるので、

 そうした困難をどのように考え、
 歩むかという

 「物語」

 を明確にしなければなりません、



■こうして、

 日々、目指す地点と
 現在地点を埋めるための方策について、


 仮説を立てては検証し、
 仮説を立てては検証し、

 を日記(より正確には時々刻々の記)の
 記述を繰り返すことを経て、

 満足度や幸福感の高い人生を
 過ごせるのではないか、


 そんな(これまた仮説)を立てて
 生きてきました。



■おかげさまでというべきか、
 この20年近くは、

 満足度や充足感は高まる一方で、

 幸せな毎日を
 過ごさせてもらえています。


 いうまでもありませんが、
 それは決して

 「物質的な豊かさ」

 のみから来るものではありません。



■こうした毎日を過ごすための、
 必要欠くべからざるパーツして

 「物語思考(で生きていく姿勢)」

 があるのは、もう間違いないことと
 思っているのです。


 同じように、毎日を機嫌よく
 生きている人たちは皆、

 自分の価値観や性格や
 強みや特性によって、

 自身の物語をどのように描くかについて
 明確な像を持っているものです。

 これに例外はありません。



■こんな風に生きていきたい!
 という強い欲求は、

 感情を突き動かす、自身の物語から
 生まれてくるわけであり、


 そんな物語なく、力強い人生を
 歩むことができないのは当然のこと、

 と思われないでしょうか。



■そんな物語の、


 まずは「雛形」でいいので、
 それをいかにして収集するか、

 そして、
 自分の文脈に組み込んでいくか、

 さらには、
 人を巻き込む物語の作り方、


 について、自在に放談しているのが
 「物語音源」となります。



■この音源は、

 目標設定音源、
 日記放談会音源、

 とセットでその価値が
 最大化されるように設計しているので、


 単体では効果は半減以下になるとは
 思いますが、

 それらを取り揃え、
 腹落ちして頂いたとき、

 おおげさにいうならば

 あなたの人生に一筋の光明が
 見いだされることでしょう。



■実際に、

 それぞれの音源をお聴き下さった
 お客さまからは、

 何度もそのような話を
 お聞きしてきました。


 この機会にぜひ、
 お求めくださいませ。



■以上に記してきたような

 「物語についての理解」

 についてのヒントとなるであろう、
 音源を以下にご用意しております。


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 【鮒谷周史の「圧巻!『物語』を
  自在に操れる者だけが、人生を
  思い通りに生きられる」放談会音源】
 https://shinkaron.buyshop.jp/items/6536488

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 また、

 「これは!」

 と思った人からの、
 物語の取り入れ方についてのヒントは、

 以下の「守破離」について
 語っている音源も参考にして下さい。


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 【鮒谷周史の
 「圧巻!題名のない放談会(質疑応答編)」

 https://shinkaron.buyshop.jp/items/16795552

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 ※セットで聴くと、
  さらに「効く」に違いありません。

 (別々に聴くよりもセットで聴くと
  4倍の効果※当社比)




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人間、知らぬ間に自分なりの    「固有の物語」を編んでいるもの。   ■その物語にエラーがあると、    首尾一貫した行動が取れなかったり、    やればやるほど幸せから遠ざかる。   ■機嫌良く生きるためには物語を補正して、    価値観に合致し、一貫性を持って矛盾なく    それゆえ力強く生きられる、    そんな新たな物語を編むべきだ。   ■目標を設定し、    日記によって日常を振り返り、    さらに目標と日常の行動を接続する、    かくあるべしという「物語」を編む、    これによって目標から時々刻々の行動まで    が一気通貫で接続され、    自信と喜びと満足と幸福感をもって    毎日を生きられるようになるだろう。

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