他の人に 動いてもらおうとするならば、 「理論・理屈」 を駆使するだけでは 足りません。 行動の原動力となる 「感情」 が動かない限り、 人は動けないのです。 あなたもそうなのでは ないでしょうか。 ■いくら 「理屈では正しい」 ことであっても だからそれをやるか、できるか、 というと、また別問題。 ■世の中には 「分かっちゃいるけど 止められない」 「分かっちゃいるけど 続けられない」 ことがあるのです。 このときの心の状態は 「理論 > 感情」 となっているはず。 ■この不等式を 「理論 < 感情」 に変換することができて 初めて、 心が動き、 行動に移せるようになるのです。 ■たとえば私(鮒谷)であれば、 1990年代後半に、 (それが良かったのかどうかは ともかくとして、 そして当たっていたか否かは ともかくとして) 「日本が近々終わる、 北斗の拳ばりのイカれた時代」 が訪れる、 そんな物語を 確信に近いレベルで信じました。 ■その頃、 200X年にGDPがいくらになるとか、 何%下がるであろうとか、 そんな数字をどれだけ言われても 臨場感を感じることは、 一切ありませんでした。 (なにせイメージが全く湧かないので) ■しかし、 当時、公園にどんどん増えていった、 ブルーシートで作ったテントに 住まう人たちを見て 「これから日本の状況はさらに悪くなり、 ホームレス状態は明日の我が身」 そんな(内的な)物語を生きる ようになっていた私(鮒谷)は、 その頃には既に 「サラリーマン適性ゼロ」 であると分かっていましたので 「起業する以外に 突破口は見いだせない」 という強烈な不安感や緊張感や 焦りとともに、 起業の準備を進めました。 ■それが今の私(鮒谷)の、 人生や生活と地続きで つながっているのですから、 ある意味においては 「ホームレス状態は 明日の自分の姿」 という物語が、 今の自分を作ってくれたのです。 ■つまり、 物語の真偽や 確度はともかくとして、 自分が行動せずにはいられない 「感情を動かす物語」 にあえて乗り(信じ)、 自らを突き動かした、 ということになりそうです。 ■とはいえ、もちろん、 不安だけでは人間のモチベーションは 続かないものですから、 同時に 「大器晩成」的な物語や、 「時間の経過とともに 本物は見い出される」的な物語の、 主人公は私(鮒谷)、 そんな高等なるフィクションを 自分の中で設定し、 その物語を生きることによって、 【将来不安・恐怖エンジン &将来楽しみエンジン】 のバランスを適切に管理しながら、 感情をコントロールし、 行動レベルを最大化させることに、 取り組んできたわけです。 ■試行錯誤を繰り返し、 結果として、ある程度のレベルで 感情をコントロールし、 また、 それなりの出力レベルで行動量を 安定化させることに成功しましたが、 一連のプロセスを 一言で現すならば 「自分を主人公とする物語を うまく設定できた」 ということになるでしょう。 ■自分を進みたい方向に 自身を動かすためには、 理論ではなく感情を操る必要があり、 そのために最も有効なのが 「自己の物語を確立すること」 なのです。 ■自分が信じられる、 確固たる物語を確立できない限り (内発的な感情が 発動されない限り) 「分かっちゃいるけど 止められない」 「分かっちゃいるけど 続けられない」 という辛い状態が 永遠に続くこととなるでしょう。 ■そうならぬためには、まず 「数多くの物語に触れること」 次に 「それらの物語の中に埋め込まれた 自らが鼓舞されるパターンを認識し、 それを換骨奪胎し、自身に カスタマイズして適用する」 というプロセスを経るのが 一番、効率的で間違いありません。 ■このことを理解し、 自分の行動をある程度、 マネジメントできるようになれば、 今度は自分以外の人に 動いてもえたり、 影響力を及ぼすことも できるようになるでしょう。 自分の動かし方が分かるようになれば (あえて、こういう書き方をしますが) 人の動かし方も 分かるようになるのです。 ■たとえばセールス、交渉などは、 その典型ですね。 自分の動かし方も分からない人間 (=人の動くメカニズムを 理解していない間) が、圧倒的なレベルでのセールスなど できるはずもありません。 ■つまり (誤解を恐れずに言うならば) 自分のポテンシャルを 最大限、引き出し、 さらには 他者への影響力も強化する、 それが 「物語を操る力」 であるといえ、 言葉を換えるならば 「物語を制する者は 自他の行動を制する」 とも言えるでしょう。 ■たとえば、 ここで応用問題として、 私(鮒谷)がセールスを行う際、 一人称(自分語り)を 多用するのには、 もちろん理由があるわけですが、 その理由は、、、 おっと、答えをここでいうのは 止めておきましょう。 ■そんな 「物語についての理解」 についてのヒントとなるであろう、 音源を以下にご用意しております。 -------------------------------- 【鮒谷周史の「圧巻!『物語』を 自在に操れる者だけが、人生を 思い通りに生きられる」放談会音源】 https://shinkaron.buyshop.jp/items/6536488 -------------------------------- また、 「これは!」 と思った人からの、 物語の取り入れ方についてのヒントは、 以下の「守破離」について 語っている音源も参考にして下さい。 -------------------------------- 【鮒谷周史の 「圧巻!題名のない放談会(質疑応答編)」 https://shinkaron.buyshop.jp/items/16795552 -------------------------------- ※セットで聴くと、 さらに「効く」に違いありません。 (別々に聴くよりもセットで聴くと 4倍の効果※当社比) ■、、、ここまでの話は 一例に過ぎませんが、 私(鮒谷)が、私なりに 「人生を機嫌よく 生きていくための物語を、 自在に編み換える 実証済みの方法」 について徹底放談した音源が 上記音源となります。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■人は理論・理屈で動くのではなく、 感情で動くもの。 ■そして、感情を最も強く揺さぶるのが 「物語」なのである。 ■自分のポテンシャルを最大限、引き出し、 さらに他者への影響力も強化する、 それが「物語を操る力」。 ■この力を身につけた者と、 こうした力が存在することすら知らぬ者、 あなたは果たして、両者が同じ人生を 歩むことになると思うだろうか。
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6044号 自分の動かし方が分かれば、自分以外の人への働きかけも上手になる
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