■このご時世に、 こんなことを書くと 叱られるかもしれませんが 「緊急事態のときにこそ 生きている実感を味わえる」 そう思っています。 ■事態が深刻であればあるほど、 ひりつくような緊張感が、内側から エネルギーを引き出してくれる、 そんな感じがするのです。 否、そんな物語を生きているから その通りの人生になる、 といったほうが正確かもしれません。 ■「火事場の馬鹿力」 という言葉がありますが、 平時において、自分自身、 そんな力を持っているとは、 よもや思わなかった力が、 窮地に陥ることで発現するといった ことが本当にあるものです。 ■ピンチにこそ、 自分のポテンシャルが全開放される、 そうした物語(思い込み、妄想とも) を信じている人と、 「ピンチが来たら 腰砕けになる弱い自分」 を主人公にした物語を 編んでいる人とでは、 同じく窮地に陥った人でも、 後の結果は変わってくるでしょう。 ■だからこそピンチ到来の折には、 平時には余裕があるから、 引き出そうと思っても 決して引き出せない 「火事場の馬鹿力」 を発動できる 最高のチャンスがやってきた、 自分をそんな物語の主人公に 見立てて生きると良いのです。 ■あるいは、 このピンチを乗り切れれば、 その経験は自分にとっての 「最高の履歴であり、勲章であり、 財産であり、ネタとなる」 そんな物語を持って生きていれば、 「大ピンチこそ大チャンス」 と理解されるようにも なるでしょう。 ■そんな世界認識は 必ず行動を変容させ、 ポジティブな行動変容は 現実世界にプラスの影響を与えます。 たとえば私(鮒谷)であれば、 その昔、勤務先が突如倒産し、 上司や同僚が浮足立つ中 「キタコレ!ラッキー! 最大のチャンス到来」 と (たとえカラ元気であったとしても) 自分に言い聞かせ、 そこから大逆転を遂げる物語の 主人公になろうと決意しました。 ■そうした決意を持っていなければ、 こんな駅売りの <新聞全紙> http://www.2nd-stage.jp/profile/wc_hatan.html を、わざわざ購入するはずも ありません。 ■最終的に大逆転を遂げるわけだから、 (という物語を生きていたので) 最悪時の記録を 「将来に使える証拠」 として残しておこうと瞬時に 思考が働き、購入したのが <新聞全紙> http://www.2nd-stage.jp/profile/wc_hatan.html なのです。 ■その物語と、 そこから生まれた思考が、 20年近くの時を経て この文章&写真として、 反映されているのです。 ■当時の気分は、 最大の窮地を迎え、 そこを脱する映画の主人公、 ですから、 「緊迫感の中に高揚感があった」 のです。 「ヤバい、これからの生活、 どうしていったらいいのだろう」 と思いつつ、一方で、 「でも、この状態を克服すれば、 うだつの上がらなかった人生に 起死回生の一打を放てるかも」 という、 かすかな希望も生まれました。 ■相場の世界には 「強気相場は、悲観の中に生まれ、 懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、 幸福感の中で消えていく」 という有名な格言がありますが、 まさに、 その後の強気相場 (ビジネスの垂直立ち上げ)は、 悲観の中から生まれ、 そこからもがいている最中の 懐疑の中で育ち、 起業後、いよいよ上昇気流に 乗り始め、楽観の中で成熟し、 幸福感(一時はサラリーマン時代の 所得の20倍!)の中、 (リーマンショックで) 儚く消えていきました(汗) ■後段はともかくとして 「ビジネスの垂直立ち上げは 悲観の中で生まれた」 わけですが、 もし勤務先が倒産していなければ、 サラリーマン社会という ぬるま湯の世界に安住し、 (いつか独立していたのは 間違いありませんが) それでも、数年から5年は、 起業するタイミングが 後ろズレしていたに違いありません。 ■そう考えると、やっぱり 「悲観的な時期にこそ 希望がある」 し、 「ピンチはチャンス」 であり、 「大変なのは、 大きく変わる機会」 なのは間違いありません。 ■問題は、 そのような世界観(物語)に生き、 その物語に従って行動するのか、 それとも、 人生とは 「貧すれば鈍する」ところである、 というような物語に従って 生きるのか。 ■もし、 あなたが後者の世界観(物語)に生き、 無意識のレベルで 「ピンチがやってきたから (貧するから)、 どうせこの先、ますますひどいことに なるのだろう(鈍するのだろう)」 などと思い込んでいたら、 どうせ、ますますひどいことになると 信じているのだから、 頑張ろうという強い気持ちが 生まれてくるはずもなく、 その思いは「気の入(はい)らぬ行動」 を引き起こし、 その投げやりな振る舞いは 自己達成予言的に、 本当に自らを 「貧すれば鈍する」 世界に連れて行くこととなるのです。 ■だから、 人生を機嫌よく、気持ちよく、 楽しく生きるためには 「自分はどんな物語を 生きているのか」 をハッキリと自覚している 必要があるでしょう。 ■しかし、現実にそれを明確に 理解している人は、 体感ですが、 おそらく数パーセント程度しか、 いないのではないでしょうか。 ■今、コロナの影響で 「まさに有事、窮地のど真ん中」 という方も少なくないでしょう。 でも 「厳しい環境でしか、 人間は鍛えられない」 そんな物語を生きていれば、 気力を充実させ、 テンションを高めて、 難局を乗り越えようというエネルギーも 湧いてくるに違いありません。 ■つまり、今日の結論は 「人のエネルギー量は どんな物語に従って生きているかで 決定づけられる」 ということです。 少なからぬ人が、こうした 先行き不透明なご時世にあって、 陰鬱で、滅入りがちな気分で 生きていらっしゃるように、 見受けられます。 ■しかし、 先に記したメカニズムの通り、 陰鬱さは、陰鬱な未来を 招き寄せるので、 そうしたネガティブな気持ちは 「鬼は外の精神」 で叩き出す必要があります。 ■ここでいう 「鬼は外の精神」 こそが 「力強い物語」 ということになりますね。 ■私(鮒谷)は、 「平時においては 常在戦場、 有事においては 大変=大きく変わるチャンス」 そんな言葉を回して (=そんな物語を) 生きてきましたが、 この世界観だと、どんな状況に あっても頑張り続けられます。 ■長い時間をかけ 「平時は遊び、 有事に慌てる」 という物語を、 脳内辞書から完全にデリートして、 「平時においては 常在戦場、 有事においては 大変=大きく変わるチャンス」 という物語に置換しました。 ■この物語あったがゆえに、 勤務先倒産のときも、 リーマンショックで全財産、 ふっ飛ばしたときも、 テンションマックスで 頑張れました。 ■そして今回もそう。 久しぶりに来たピンチなので、 (不謹慎かもしれませんが) 最高のテンションで 超盛り上がっているのです。 ■こういう時代だからこそ 「一人ひとりが自分に最適化させた 元気の出る物語」 を紡ぎ出し、 その物語に従って、 明るく元気に格好良く行動し、 来たるべき新しい未来を、 ともに作ってまいりましょう。 ■、、、ここまでの話は あくまで一例に過ぎませんが、 私(鮒谷)が、私なりに 「人生を機嫌よく 生きていくための物語を、 自在に編み換える 実証済みの方法」 について徹底放談した音源が ございますので、 もし、ここまでの話を読み、 ご興味をお持ちくださいましたら、 ぜひ聴いてみて下さい。 ■人生に対する解釈や向き合い方が変わる、 毎日が楽しくなった、 等々、大勢の方がおっしゃって下さった 音源となります。 ■お求めは以下よりどうぞ。 -------------------------------- 【鮒谷周史の 「圧巻!『物語』を自在に操れる者だけが、 人生を思い通りに生きられる」 放談会音源】 (カード決済ご希望の方はこちらから) https://shinkaron.buyshop.jp/items/6536488 (銀行振込ならびに携帯オーディオプレイヤー ご希望の方はこちらから) https://form.os7.biz/f/08b65f49/ ※音源をお聴き頂いた方から お寄せ頂いた109ページのご感想集 http://ssdlfiles.s3.amazonaws.com/170627_testimonials_monogatari.pdf -------------------------------- ※この難局を乗り切るための 「元気の源」 を手に入れるべく、 お求めくださいませ。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■どんな世界(物語)を生きているかで 行動の熱量が決定づけられる。 ■やる気を減衰させる物語を信じていて 元気が出るはずなどないではないか。 ■たとえば、平時のときに常在戦場、 有事にあっては変化のチャンス、 そんな物語を深く信じて生きている人は、 力を抜く暇などどこにもなくなる。 ■「行動」の前にある「物語」を書き換える ことによってのみ、 真の意味での行動変容が 可能となるのである。 ■あなたはどんな物語を生きているだろう。
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6041号 悲観の中に希望を見出す人と、貧すれば鈍する人の違いとは
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