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6025号 人生は「びんぼウぐらし」でうまくいく


■先日、

 愛用していた財布が壊れたので、
 いろいろ調べて

 「これは!」

 と思った
 定価37,400円の財布を、

 メルカリで
 5,000円ほどで買いました。



■メルカリ、便利ですね、
 最高ですね。


 その場でささっと検索して、
 クリック一発、

 定価の何分の一で物が買え、
 数日以内に届けられる、

 素敵な世の中になりました。



■それにしても

 定価の七分の一くらいの価格という
 相当なディスカウントぶり、

 かなり使用感のある財布が届くに
 違いないと覚悟しておりましたが、


 (それでも別に使えたらいいか、
  くらいに思っていたのですが)

 あにはからんや、

 ほとんど未使用といってもいい
 くらいの美品が届き、

 テンション爆上がり。



■到着、開封の後、

 歓喜のあまり10分くらい、
 ファスナーを開け締めしたり、

 革を撫でたり、を繰り返し、


 さらに、

 購入してから
 既に一週間くらい経った今でも、

 いまだに仕事の合間に
 気分転換する際、


 ファスナーを開けたり閉めたり、
 革を撫でては、

 ひとり恍惚の表情を浮かべつつ、
 気持ちよくなっている、

 今日この頃。



■安定感のある、

 ファスナーの開閉の音も、
 手に伝わってくる感触も、

 絶妙かつ最高で、


 ちょっとやそっとの使用では
 けっして壊れなさそうな、

 安心感を感じさせる
 耐久性もベリーグッド、

 (きっと高品質で定評のある
  YKKのファスナー"EVERBRIGHT"に
  違いないと睨んでるのよ)


 そんな革財布なのですが、

 デザインも、革の触り心地も、
 内部の構造も、使い勝手も文句なし、


 これを5,000円で
 手に入れられたとは、

 なんとコストパフォーマンスの
 良いことよと、

 財布を見て、触れ、愛でるたびに
 いまだにテンションが上がります。



■ひそかにこんなことを、

 一日5回も10回も
 繰り返しているのですから、

 変態と言われても
 仕方ありませんね。



■それにしても、

 傍から見れば、
 何をそのくらいのことで、

 と思われるかもしれない程度でも
 無邪気に喜べるようになり、


 「(低コスト経営ならぬ)
  少コスト人生経営」

 ができるようになると、

 人生、安上がりに楽しめるように
 なるものです。

 カネさえかければ良い、
 というものではありません。



■カネをかけなければ
 幸せを感じられないというのは、

 (誤解を招く言い方かも
  しれませんが)

 感受性の問題のように思えます。



■ほんのささやかなことで、

 幸せを感じられる、
 喜びを味わえる、

 のはQOL(人生や生活の質)を
 高めるための重要な資質、

 ではないでしょうか。



■感受性を高め、

 今、置かれている状況や
 持っているものの一つ一つに、

 丁寧に価値や物語を与え、


 どんな状態であっても喜べたり
 感動できるようになると

 「幸せをカネで買おうとする」

 ための高額出費も
 必要なくなります。



■そのための一つの方策としては、

 時間を見つけて、素敵な詩や
 エッセイなどに触れること。


 時間や人間関係や物に対する
 意味づけや物語の付与のお手本や例は、

 こうしたものから得られることが
 多いものだからです。



■「自分の感受性くらい、
  自分で守る」

 そんな気概を持って、
 そうした文章に触れる習慣を持ったり、

 身の回りに置いておき、
 ちょっとした時間に目を通す、


 などということを
 重ねているうちに、

 ゆっくりとではあるけれども、

 「豊かさを感じられる素地」

 が形作られてくるものです。



■こうして、

 目の前にあるものを愛でたり、
 感謝できるくらいの余裕を持てれば、

 感受性も失われずに済むし、

 どころかより一層、
 鋭敏になるかもしれず、


 そうなれば、
 カネをかけずとも、

 ますます日常生活に快さを
 感じられるようになるものです。



■その状態に出られれば、

 物に(ほとんど)カネをかける
 必要がなくなるし、

 所有欲も減衰していくので、


 幸福を感じる沸点?も
 どんどん下がってきて、

 日常のささやかな出来事が
 そのまま幸せに直結し始めます。



■さらに、

 カネを使わないから
 カネが貯まりやすくなり、

 それによって未来に向けての安心感も
 いや増すわけであり、

 ますますQOLが高まることと
 相成ります。



■一方で、

 力技的なカネの使い方で
 幸せを手に入れてみせる、

 そんなバブル期を彷彿とさせる
 人生観や幸福観は、

 確かに分かりやすいものでは
 ありますが、


 その実現のために
 カネ儲けに邁進するのは、

 もはやカネに支配されてしまった
 人生であるといえそうです。



■そんなパラダイムに生きている限り、

 カネを使っても使っても、
 満たされることがないから、

 一向に幸福を感じられず、


 それゆえ、ますますカネに対する
 執着が強くなり、やがて

 「カネ儲けこそ我が人生」

 とばかりに、

 稼いだカネを豪奢な物に変えては
 顕示的消費を行い続ける、


 そんなことに一生を捧げるように
 なるわけです。



■カネは幸せの手段なのに、
 いつの間にか目的となり、

 主客が逆転してしまっている、

 そんな人もあるようですが、


 かくの如き人生にはまり込むと、

 永遠に幸せを掴めないのではないかと
 思えてなりません。



■さらに、カネをふんだんに使う
 生活に慣れてしまうと、

 その分だけ
 カネが貯まりにくくなるから、


 見た目は派手な生活をしていても、

 内情は汲々とした生活、
 なにかが起これば即座に詰み、

 そんな状態となってしまっている人も
 少なくなさそうです。



■同僚やご近所さん、
 友人・知人の間の、

 「私はいかにカネを持っているか、
  使っているか」

 的な、

 不毛なマウンティング合戦における
 見栄の張り合い、

 などは、まさにその典型。



■貯金がほとんどない
 (なにかあったら即座に詰み)、

 あるいは
 甚だしきに至っては、

 借金(カードやローンも借金です)まで
 して、家計は火の車になっているのに、


 その状態を誰にも言えず、
 自分でも素直に認められず、

 チキンレースのように
 限界まで見栄を張り続ける生活、

 に陥っている人も
 あるかもしれませんね。



■もし、

 本気で幸せになろうと思ったら
 その真逆、


 すなわち、

 周囲で自分が一番、貧乏くさい
 生活をしているけれども、

 それで十分に喜べる、感謝できる、
 幸せを感じられる、


 そんな自分になれるよう、自身を
 仕向けていくと良さそうです。


 こうした生き方に気づく、
 というのも、

 一つのパラダイムシフト、
 と言えるのではないでしょうか。



■私(鮒谷)自身も、


 誰も傷つけず、

 むしろ人さまに
 積極的にバカにされ、

 その人に優越感という価値まで
 提供しながら、


 自分自身は全くその状態に対して
 気にしない

 (そんなくだらぬところで
  競うつもりがまったくない)

 という精神世界に出られたら、


 そこにおいて

 「(重心の低い)低位安定
  =盤石の幸福感を得られるのでは」

 と仮説を立てて、

 その方向に沿って
 自分を躾けてきたつもりです。



■今のところ、
 その仮説は当たっていたようで、


 大したカネの使いみちもなく、

 中古品を安く買っては
 感謝と喜びの気持ちで満たされ、


 しかし、

 なにか起きたときに即時対応できる
 くらいの、余力は蓄えられている、

 そんな状態をキープできていますし、
 そこに幸福を感じます。



■そんな、

 派手さのまったくない、
 ぱっとしない生活について、

 ときに人さまにバカにされても、

 (バカにする人がいるんですよ、
  これが)


 そもそも、

 自分の生存の意義であったり
 生活の喜びを、

 カネを使って感じようなんて
 端から考えてもいませんし、

 私(鮒谷)自身は全く違うところで
 勝負しているのだから、


 一向に気にもならないし、
 かえって

 「厳しい世界で戦われているんですね、
  ご苦労さまです、ご愁傷さまです」

 といった気持ちが
 湧いてくるだけです。



■、、、ということで、

 これからも
 すみっこにいるとなぜか落ちつく

 「すみっコぐらし」

 のキャラクターのように、


 びんぼう生活をしていると
 なぜか落ち着く

 「びんぼウぐらし」

 のキャラクターで、毎日を幸せに
 過ごしていこうと思います。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■カネを使えば幸せになれる、    そんな自覚的、あるいは無自覚的な    幻想から一刻も早く目覚め、    カネ=幸福ではない(ただし無関係という    わけでもない)ことに気づくべし。   ■カネと無関係なところで豊かさや幸せを    感じられるトレーニングを、    自らを躾けるつもりで行うと良いだろう。   ■そのためには素敵な詩やエッセイに触れる    のも一法だ。

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