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6000号 一蘭と平成進化論に共通する、儲けの根本構造とは


■ご存じの方も多いと思いますが、
 福岡が発祥の地である

 「一蘭」

 というラーメン屋さんが
 あります。



■入られたことのある方は
 先刻、ご承知の通り、

 このラーメン屋さんの
 特徴の一つに

 「味集中カウンター」

 があります。


 <味集中カウンターの説明(と写真)は、
  このページの中ほどにあります>
 https://ichiran.com/ganso/



■内装が通常のラーメン屋さんとは
 まるで異なり、

 お店に入ると、一人ごとに
 仕切られたカウンターがあって、

 (つまり、みんなでワイワイ話しながら
  食べるのには全く不向きの構造)


 そのカウンターに向かって、
 一人ひとりが

 「味に集中するために」

 黙々とラーメンと食べる、

 そんな構造となっています。



■上記サイトに写真が出ていますが、
 そちらをご覧になるとお分かりの通り

 「周りが一切気にならないため
  味覚が研ぎ澄まされ、

  ラーメンの美味しさをより深く
  味わって頂けます」

 と記されていますね。



■より詳しくは、公式サイトにて
 以下のように記されています。


 少し長くなりますが、
 一部、引用・抜粋しました。

 必ずや深い学びを得られるので、
 ぜひ熟読玩味して下さい。


 (ここから)
 ------------------------


 味集中システムは多くのお客様に
 大変喜ばれており、

 特に女性のお客様が圧倒的に多いのが
 一蘭の特徴です。


 (中略)


 そもそもラーメンは、黙々と
 10分程度で味わうものです。


 味集中システムは、
 周りを気にせず本能のまま、

 リラックスした状態で味わう事だけに
 集中していただける環境です。


 人は自律神経の働きによって、
 緊張したりリラックスしたりします。

 自律神経には交感神経と
 副交換神経があります。


 交感神経は緊張時に優位に働きます。

 ゲーム中や接待、お見合い等の緊張する
 状態はいわば

 「戦闘モード」
 「消費モード」

 でもあり、

 そのような状況ではどんな人でもあっても
 美味しさを感じることはできません。


 リラックスした時に優位に働く
 副交感神経は

 「ゆったりモード」
 「吸収モード」

 であり、純粋に美味しさを
 感じることができます。


 一蘭の味集中システムに着席すると
 周りが気にならない為、

 都会の喧騒や仕事中の緊張した

 「交感神経モード」

 からリラックスする

 「副交換神経モード」となり、

 美味しさを
 より一層感じる事ができるのです。


    (一蘭ホームページより、
     改行は筆者)

 ------------------------


 ということで、

 交感神経、副交感神経まで持ち出して、
 いろんな薀蓄が語られていますが、


 つまりは

 「こうすれば、うちのラーメン、
  より深く味わえますよ」

 という物語が
 記されているわけです。



■この文章がぶっちゃけ、典型的な

 「我田引水物語」

 であることは、


 過去20年近くに渡ってそれ
 (我田引水物語)を量産してきた、

 手練れの私(鮒谷)から見れば
 一目瞭然です、

 といったら叱られるでしょうか。



■一蘭さんから訴えられたら大変なので、
 慌てて、

 あくまで

 「そのように個人的には
  思われただけなのです」

 と補足・説明(お詫び)して
 おきますが、、、



■もちろん、一蘭さんをディスっている
 わけではありません。


 サラリーマン時代は、
 博多出張に行くと毎日、お昼、

 一蘭にラーメンを食べに行くくらいには
 売上げ貢献してきたし、

 今でも時折、食べに行ったり
 していますしね。



■それはさておき、

 たしかに「味集中カウンター」という
 システムには


 「ラーメンを深く味わう、という
  公式の物語中に語られている側面」

 もあるのかもしれませんが、


 商売人の目線で捉え直してみたら、
 やっぱり、どう考えても

 「回転率を高めるための仕組みと、
  その仕組みを納得させるための物語
  (つまりは我田引水)」

 と思わずにはいられません。



■一蘭さんが生み出してきた、
 いくつもある

 「自動的に成果が上がるシステム」

 の重要な構成要素の一つとして

 「味集中カウンター」

 が存在しているのは、
 まず、間違いないでしょう。



■こうした物語を創造し、

 さらにはきちんと読ませる


 (味集中カウンター内にあっては
  会話もできないし、ヒマなので、

  必然的にカウンター内に置かれた
  薀蓄が記載された文章を読むしかない)


 そんな仕組みを実装することによって、
 皆が皆、物語に納得して、

 幾度も、一蘭に行列を作ってでも、
 ラーメンを食べに行くようになるのです。



■しかも、

 「食べ終わったらすぐに店を出る」

 そんな前提まで与えられて。


 もう一度、しっかり上述の文章を
 読み直してみて下さい。

 「そもそもラーメンは、黙々と
  10分程度で味わうものです」

 って、さりげなく
 記されていますよね。



 暗に

 「10分で出ていってくれ」

 と言ってます(笑)


 こうして、

 「長蛇の列を超高速で回転させる
  鬼システム」

 が完成したわけです。



■こうした物語を創造し、
 顧客にきちんと伝えきれれば、


 顧客も納得し、満足し、
 更にリピートしてくれるし、

 同時に、

 店にとっても都合の良い
 仕組みを維持できる、


 ということが、これでよくお分かり
 頂けるのではないでしょうか。



■実は、こうした

 「物語の創造と伝達」

 の役割を果たさせるための、


 (味集中カウンターならぬ)

 【文集中カウンター】


 としての機能を、私(鮒谷)は
 メルマガに実装させているのです。



■つまり、

 我田引水物語の創造と伝達を、
 一蘭は

 「味集中カウンター」

 で行っているわけですが、


 当社は

 スマホ、もしくはPC画面という
 集中せずにはいられない環境、

 すなわち

 【文集中カウンター(メルマガ)】

 において行っている、

 ということですね。



■あえて言ってしまうならば、


 抽象度を高めて眺めるならば、
 一蘭さんが繁盛し、儲かっているのと、


 当社が繁盛し、

 一蘭さんには遠く及びませんが、
 それでもほんの少しは儲かっている

 (少なくとも赤字ではない)のは

 「本質的には全く同じ構造」

 となっているのです。



■つまり、

 我田引水要素のある
 物語を創造し、

 さらに、お客さまに集中できる環境の中で
 物語をお伝えし、

 その物語を信じてもらえるように
 工夫をこらしている、

 というわけです。



■こうしたことをエレガントに
 行うことができれば

 「儲かっている商売人」、

 あるいは

 「使えるビジネスパーソン」

 になれるに違いありません。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■物語を創造し、顧客が集中して、理解して    もらえる仕組みを構築したら、    商売で結果を出す(儲かるようになる)    ことは約束されたようなものである。   ■ビジネスパーソンにおいては    周囲に対する影響力を拡大する、    言葉を換えればリーダーシップを    発揮するために    【物語の創造&伝達の技法】    をきちんと学んでおくべきであろう。

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