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5990号 サッカーの「サ」の字も知らない鮒谷が、少年サッカーを見て考えたこと


■先日、通りすがりのグラウンドで、

 小学生低学年?くらいの子どもたちが
 サッカーをしているのが見えたので、

 思わずベンチに座って、20分くらい
 彼らのプレーを眺めていました。



■小学生の低学年ですから、
 戦略も何もあったものではなく、

 ほぼ全員が一丸となって
 ボールを追いかけて、

 「ダンゴ状態」

 が、ひたすらに続くわけです。



■なんだか愛らしいというか、
 微笑ましいというか、

 そんなこともあって、ついつい
 20分も眺めてしまったのですが、


 よくよく観察していると、
 そんな中にあっても

 活躍している選手?と、
 そうでない選手、

 の二通りの子どもたちがいることに
 気づきました。



■活躍しているのは、

 密集し、ダンゴ状態となっている
 状況下でも、

 多少なりともボールをキープし、
 コントロールできる子ども。


 そうでない子は、

 ひたすら後ろからボールを
 追いかけ回すけれども、

 一向に追いつけず、
 ボールに触れることもできず、

 見せ場を作れません。



■そんな、

 密集地帯でボールを上手に操っている
 子どもとともに目を引いたのは、

 混戦状態から少し離れたところで
 ボールを眺めつつ、

 ポツンと突っ立っている子。



■低学年の子どもたちが行う
 サッカーですから、

 パスという概念もあるのか
 どうか、怪しいくらいで、


 ただ、適当に蹴りまくっていたら
 思わぬ方向にボールが転がる、

 ということもあるわけですね。



■そんなこぼれ球を拾うために、
 皆とは異なる動きをし、

 周囲に人がいないところに、あえて
 待機する子どもがいたのです。

 (頭いい!)



■おそらくその子は、

 密集地帯でのボールキープや
 突破力に自信がないので、

 あえて人がいないところに
 陣を敷く、

 という戦略?を
 自分なりに立てたのでしょう。



■そしてそれは賢明な判断で、

 密集地帯の中で、まったくボールに
 触れられない子もいる中で、


 ときおりは、
 こぼれ球にタッチし、

 しかも周囲には敵がいないので
 保護者全員注目の見せ場を作る、

 ということまで
 やってのけていたのですから、


 そういう意味において
 この子は

 「戦う場所を選んでいる
  =センスがある」

 といって良いのではないかと
 思ったのです。



■ちなみに私(鮒谷)は、

 中学校に入って、最初の部活として
 サッカー部を選んだのですが、


 「二学期分の部費」として
 親から頂戴したカネを、

 うっかり帰路にあったゲーセンで
 使い果たし、続けられなくなり、

 一年生の一学期(実質3ヶ月ほど)を
 終えた後、自然退部となりました。


 ※以降、高校卒業まで帰宅部にw



■その事実を親に言えず、
 内緒にしていたところ、

 ユニフォームが汚れていないことで
 退部していたことがすぐにバレた、

 そんな、どうしようもない男です。



■そんなこともあって、正直、

 「サッカー」

 という単語自体にトラウマがあり(笑)
 以降、一切近づかなかったので、


 サッカーの細かいルールとか
 未だに何も知らないし、

 (ゴールポストにボールを蹴り入れれば
  いいことくらいは知ってますがw)

 サッカーチームの名称も
 数個しか挙げられないくらいで、


 生まれてこの方、

 サッカーの試合を最初から最後まで
 テレビでも生でも観戦したことのない、

 今の時代にあって、ほとんど
 仙人のような生活をしてきました。



■そんな私(鮒谷)ですら、


 子どもたちの試合観戦をする中で、

 密集地帯を突破する力を持つ選手は
 上手であるということとともに、


 競争相手のいないポジションを
 うまく取れる選手も

 「使える選手なのではないか」

 と気づいたわけですね。



■そんなことを考えるともなく
 考えているうちに

 「あれ?これは商売やキャリア構築に
  おいても同じじゃね」

 と思ったのです。


 激戦区で戦う人があり、
 その中で結果を出せる人もあれば、

 そうでない

 (=懸命にボールを追いかけ回し、
   でもいつまで経っても触れない)

 人もある。



■その一方で、


 激戦区での戦いは
 自分に向いていない(勝てない)、

 と、早い段階で見切りをつけて、

 人のいないところで商売をする、
 キャリアを重ねる、


 という人もあるわけです。



■そんな場所に陣を敷いていれば、

 希少性を発揮することができるし、
 チャンスが来れば独占も可能、

 となるでしょう。



■もちろん、ただ

 「人がいないところに
  いさえすれば良い

  (=人のやらないことを
    やりさえすれば良い)」

 というほど
 単純な話ではありませんが、


 ただ、

 「激戦区で戦えない(弱い)と
  自覚したら、

  戦場を変えるという選択を
  積極的に取るべきだ」

 くらいには言えるのと思うのです。



■下手なプライドが邪魔をして、


 弱い(結果を出せない)くせに

 「自分はやればできる。

  練習を重ねれば、
  密集地帯でも勝ち抜ける。

  いや、そんな自分になりたい」

 (密集地帯でドリブル突破したら、
  それは格好いいですしね)


 なんて思って、

 永遠に追いつくこともできないのに、

 ボールをひたすら追いかけ回す人も
 ありそうです。



■でも、ハッキリいいますが、

 強い奴は強いけれども、
 弱い奴は何をやらせてもダメ、

 なのです。


 弱い奴は、

 その現実にいかに早く気づき、
 受け入れ、

 人があまり入ってこない
 ポジションを取りに行くべきか、

 を考えたほうがよいのでは
 ないでしょうか。



■かくいう私(鮒谷)自身、
 ビジネスというフィールドにおいて

 「典型的な弱い奴」

 であるという悲しい現実に
 いち早く気づいてしまいました。



■ただし、現実を素直に認められた
 かえって

 「ポジション取り」

 について真剣に考え、
 試行錯誤する時間が潤沢に取れた、

 ということは間違いなくあるように
 思います。



■私(鮒谷)のやっていることは、

 先の、小さな子どもたちのサッカーで
 例えるならば、まさに

 「こぼれ球を拾うような商売」

 です。

 王道ではきっとないですよね。



■でも、

 そんな場所に突っ立っていると
 定期的に

 「こぼれ球を独占的に広い、
  見せ場を作る」

 ことができるのだから
 人生は面白いもの。



■強い人は、自らの強さが
 映える場所で戦えばいいし、

 弱者は、自らの弱さが消し去られる
 ポジション取りに工夫を凝らせば良い。


 よく考えたら、

 サッカーのみならず、
 生物界全体も同じ摂理が働いている、

 ようにも思われます。



■、、、ということで、

 商売や仕事をする上で
 大事なのは

 「格好をつけず、肩肘をはらず、
  ありのままの自分を受け入れ、
  自身の適材適所を追求する」

 ことではないでしょうか。


 そんなことを、

 ちっちゃな子どもたちの
 サッカー試合を見て、

 考えさせられたわけでありました。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ビジネス上の強者はサッカーにおいて    密集地帯を突破できる選手のようなもの。   ■卓越したボールキープ力によって    3人抜き、5人抜きを行い、    大観衆を熱狂させる見せ場を作れるような    存在だ。   ■弱者は類まれなるポジション取りの能力を    発揮し、戦わずに勝てる場所を探すのみ。   ■そうした場所を探り当てる能力を身に    つけられれば、    矛盾するようだが、その能力が    己を強者に変えてくれるのだ。

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