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5984号 人は自分に対して、とことん鈍感な存在だ


■一般には、

 自分のマイナス部分に
 気づく力よりも、

 他者のマイナス部分に
 気づく鋭敏さの方が、

 10倍、100倍(あるいはそれ以上)、
 強いように思います。


 裏を返せば、

 「人は自分に対して
  とことん鈍感」

 ということになりますね。



■ですから、

 自分を成長させようと
 思うのであれば、

 (自分の弱点を自分で気づき、
  改善しようとするのではなく)


 他者の行動を見て、

 気になることがあったり、
 不快に感じた点を深く掘り下げ、


 その感情を通して、
 我が身の行動を省みることによって、

 改善を図るほうが遥かに効率的、


 そんな風に考えています。



■例えば、私(鮒谷)であれば、


 新幹線に乗っているとき、
 ときおり、隣席や前後の席で、

 パソコンのキーボードを
 バチバチと、

 激しい音を立てて打っている人に
 遭遇することがありますが、


 その音に対して、耐えられない
 ほどの不快感を覚えます。



■さすがにそれなりの年数、
 人間をやっていると、


 求めてもいないのに、
 向こうから耳に飛び込んでくる音に

 (異常なレベルで)

 敏感に反応してしまう、


 自分がそんな性質を持つ者であると
 分かるようになりました。



■もちろん、

 車内でのパソコンの使用が
 禁止されているわけではないし、

 新幹線内のパソコン利用について、
 とやかく言う筋合いもない、

 ということも
 十二分に理解もしているつもりです。


 マナー的にも問題はないに
 違いありません。

 それなりの人が
 実際にやっているわけですし。



■それゆえ、

 注意をしたり、止めて下さいと
 お願いすることもありませんが、


 ただ、正直に告白すると、

 極力、この種の騒音から
 逃れたいがため「だけ」に、

 グリーン車に乗っているわけで、


 まじ勘弁してほしい、
 早く終わってもらいたい、
 エライ席にに座ってしまった、

 と感じてしまいますし、


 ときには車掌さんにお願いし、
 席を変更してもらうこともあります。



■私自身は、そもそも

 ノートパソコンを持ち歩く
 という習慣がありませんから、

 車中でキーボードを叩く、
 といった行為自体を行いませんが、


 とはいえ、

 自他のそうした作業について
 何の疑問も持たぬ人のほうが、

 ひょっとしたら世の中には
 圧倒的多数派であり、

 私(鮒谷)が、人並み以上に敏感で、
 異常なだけなのかもしれません。



■つまり、何が言いたいかというと

 「感じ方は人それぞれ」

 ということです。


 まったく悪意なく
 キーボードを叩き、

 もちろん他人の打鍵音も
 一切気にならない、

 という人のほうが多分、
 大多数なのだと思いますが、


 こと、私(鮒谷)においては
 耳栓をしても、

 ブロックを通り越して
 耳に入り込んでくる打鍵音に、

 狂いそうになることすら
 あるのです。


 なにをどういわれたところで

 「そう感じてしまう」

 のだから仕方ない。



■寛容性がないといえば
 そうなのかもしれませんが、

 どうもこれは各人固有の
 身体的特質であるようにも思われ、


 とするならば、
 この事例とは全く逆で、


 私(鮒谷)自身は、
 何の気もなく行っている行為が、

 他者にとっては、不快感や憤りしか
 感じられない行為になっている、


 といったことは普通に考えて、
 きっとあるのだろうな、

 と思うのです。



■それゆえ、

 こうした他者の行為に対して
 発動される(不快)センサーを通して、

 自分に向けられる(不快)センサーの
 存在を意識することで、


 自身の至らぬところや、
 行き届かぬ点の存在を認識し、

 素直になり、謙虚になり、人から教わり、
 改善につなげていくことは、

 自分で自分の姿を省みるよりも
 遥かに有効なように思われます。



■この仕組みを上手に使えば

 「他者に対する鋭敏なセンサー」

 は自身をより成長させるための、
 有効なツールとなり得そうです。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■他人の振る舞いに対して発動する    (不快)センサーは、    自分自身に対するそれよりも    ずっと強いもの。   ■つまり、どんな人も自身に対しては    思っている以上に鈍感、ということ。   ■だから、他者の行動を見て、    何か気になることがあったり、    不快に感じることがあったならば、    その感情を通して、謙虚に、素直に、    自身の行動を省みると成長が増幅される。

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