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5949号 鮒谷の考える「大人の」コミュニケーションとは


■円滑なコミュニケーションを
 図る上で大事なこととして

 【建前的な話と、本音的な話の間を、
  自在に行き来する】

 ことを挙げたいと思います。



■どういうことかというと

 「本音的な話しか言わない人」

 は、周囲から、

 ちょっとは弁えろよ、
 と煙たがられたり、

 下品に感じられることも多く、
 忌避されがちで、

 相性の合う、
 一部の人としか交われない。



■一方で

 「建前的な発言しか行わない人」

 もまた、

 人畜無害で、
 当たり障りのない話しかしないので、

 つまらない、退屈な人物と思われ、
 世界が広がっていきません。



■それゆえ、正解は

 【建前的な話と、本音的な話の間を、
  自在に行き来する】

 ところにあるのではないかと
 思われるのです。


 たとえば私(鮒谷)は、
 このメルマガにおいて

 「お金」

 と表記することもあれば

 「カネ」

 と記述することもあります。



■完全ではないにせよ、
 ある側面においては、

 資本主義はよくできた
 社会システムであり、


 原則として

 「お金は提供された価値に対して
  支払う代価」

 というルールに基づき、
 支払ったり、受け取ったり、

 という経済行為が繰り広げられます。



■なので、

 堅い言葉で
 お金について語るときには

 (たとえば)

 「顧客に徹底して価値提供すれば、
  お金は後から付いてくる」

 という表現になったりするでしょう。



■こうした話は必ずしも

 「建前」

 だけの話ではないのですが、

 聞く人によっては

 「建前的」

 と捉えられる面はあるかも
 しれませんね。



■お金に関して語るときには、

 受け止める側も
 過度に感情が振れがちであるので、

 慎重でなければならず、


 それゆえ、
 どこでもかしこでも

 「カネ、カネ、カネ、カネ」

 言うような
 浅薄な人間になってはならない、

 という自省や自制や自戒のためにも、


 こうした方向性での発信は
 継続的に行っていく必要がある、

 そんな風に考えてきました。



■しかし同時に、とはいえ、

 どんな人であっても、
 本音のところをいえば、

 「やっぱりお金は好き
  (もしくは嫌いではない)」


 あるいは、
 そこまでいかなくとも

 「少なくともお金が気になる
 (お金がないと生きていけないのだから)」

 という面があるのは
 間違いないでしょう。



■そうした部分をあえて刺激する目的で、
 強調して発信する際には


 「カネ儲けは結局、
  いち早く、需給ギャップを発見し、

  ギャップを埋める方策を模倣困難、
  さらには代替不可能な形で提供し、


  人々が通らざるを得ない、あるいは
  通らずにはおれない道に関所を設けて、

  課金することに尽きるっしょ」


 「それが結果として、人助けや
  価値提供につながるのだから、

  表から見るか、裏から見るか、
  という話だよね」


 という言葉が用いられることも
 あるかもしれませんね。



■そういう意味で

 「いずれも真実」

 だと思うのです。


 少なくとも私(鮒谷)は
 自分の内に、

 こうした建前的な側面と、
 本音的な側面の両方が存在するわけで、


 時と場所に応じて、
 (=空気を読みつつ)

 双方の表現を選び取る、

 ことを行ってきました。



■そして、こうした発信が、

 (あとから気づいたのですが)

 結果として、大勢の人と交われる
 最良の態度ではなかったか、

 と気づくこととなりました。



■格好よくいえば、

 きれいごと的な話だけでなく、
 生々しい話だけでもなく、

 それらをうまくミックスすることで
 反論や反感を防ぎ、

 かつ、いずれを好むタイプにも
 適度にプラスの刺激を与えられる、


 そんな、極端な方向に触れない

 「大人のバランス感覚」

 とでもいうような態度。



■本音的、建前的、

 どちらかの発信のみに偏るのは
 複雑な人間(ならびに人間社会)において、

 行き過ぎ、振れ過ぎ、
 であるようにも思えるので、


 そうした発信を行うのは

 「子ども的な姿勢である」

 と自省し、自制し、
 自戒してきたつもりです。



■こうした発信の仕方が
 正しいものであるのかどうか、

 私(鮒谷)には分かりませんが、


 少なくとも、
 自分に対しては正直であり、

 他者に対しても一周回って(?)
 真摯な姿勢であるとも思っています。



■そして、

 (お金の話に限らず、
  それ以外のテーマにおいても)

 【建前的な発信と、
  本音的な発信の間を、
  自在に行き来させる】

 ことが結果として、


 多様なタイプの人と
 円滑なコミュニケーションを図る際に、

 極端に嫌われることなく、かつ、
 興味を持って話を聞いてもらえるという点で、

 現実に効果があったことは
 間違いなさそうなのです。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!



 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■多様な人とのコミュニケーションを    円滑にするためには、    建前的な話と、本音的な話を、    相手を観察しつつ、    うまくバランスを取りながら    織り交ぜ、話を進めること。   ■建前的な話は、ありきたりで単調で、    つまらなく、人畜無害に捉えられがちで、    反対に、本音的な話は、下品で、    さらには「叩きやすい」ものであるが、    それぞれ(空気を読んでいる、あるいは、    心にぐさりと突き刺さる、といった点で)    コミュニケーション上のメリットもある。   ■清濁併せ呑む、ではないけれども、    いずれかに偏ることなく、    相手に合わせて双方のコミュニケーション    を自在に操れてこその「大人」では。

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