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5948号 順番を間違えたら、全てが徒労に終わるのだ


■作家の、ねじめ正一さんが、

 2019年12月21日の日経新聞夕刊
 『あすへの話題』のコーナーにおいて

 「落合野球」

 というタイトルで、

 以下のような文章を
 記していらっしゃいました。


 (ここから ※改行は筆者)
 ---------------------------------


 2011年、元中日ドラゴンズ監督
 落合博満著「采配」が、
 ビジネス書ベストセラーになった。


 落合の技術論もさることながら、
 オレ流野球理論、野球哲学が
 ビジネスマンの共感を呼んだのだ。


 落合は食べ物で言えばホヤだ。


 初めて食べるときは勇気がいるが、
 一度口にするとその歯ごたえ、

 奥深い苦み、滋養深い美味さの
 虜になってしまう。


 今年の夏、NHKのスポーツ番組で、
 落合と西武ライオンズの山川穂高選手の
 対談を放送していた。

 山川のたっての希望で
 実現したと言う。


 若きホームラン王、山川が
 合との対談を切望したことにも感心したが、
 落合の言葉にも感動した。


 対談中、山川がバッティング技術の質問を
 いろいろしても、

 落合は、先輩の中村選手から学べばいいと
 言うことに終始していたのに、

 番組最後になって、

 「西武球場の近くに
  買ったんだって?」

 と、落合が山川に聞いた。


 「はい」と答える山川を落合が誉めた。


 家から球場が近ければ近いほど練習が
 より長くできる。

 野球のために1分1秒でも無駄にしない。


 この精神がある限り、野球で大成できる、
 これを捨てたら (きみは)終わりだと、
 落合は言い切った。


 落合にとって、家庭を背負うことは
 野球を背負うことなのだ。


 私は、落合博満の監督復帰でプロ野球は
 もっと面白くなるし、

 グランドでの彼しか見えない采配と、
 あのオレ流新語録を楽しみたいと
 思っている一人である。


 落合と対談している
 山川の納得顔を見ていて、

 今の日本球界にとって、落合は
 最も大切な人であることを改めて思った。


 (落合野球
  作家 ねじめ正一

  2019年12月21日日経新聞夕刊
  「あすへの話題」より)


 ---------------------------------
 (ここまで)



■ちょうど


 【金と時間を
  ドブに捨てずに済む方法】

 という件名で配信した
 昨日のメルマガにおいて、


 「あり方を確立した上での、
  やり方」

 であって、


 「あり方」が
 ハッキリしていないのに、

 どれだけ「やり方」を
 追いかけても、

 どうせやらないのだから
 意味がない、


 と書きました。



■その後、
 昨日の夜に東京に戻ってきて、

 大量に溜まっていた日経夕刊を
 読み勧めているうちに出会ったのが、

 この文章。



■もともと私(鮒谷)は、

 幼少の頃からテレビをほとんど
 見てこなかったし、

 それゆえ、今も昔も
 野球のことは全く分かりません。



■野球選手の名前は、

 何十年も前、
 友だちが学校で話をしていた、


 正田とか、北別府とか、
 福本とか、ブーマーとか、

 以来、ほぼ更新されておらず。



■その後、ネットなき時代に

 「(株価の)引け値」

 が掲載されており、


 それを確認するために父親が購入して
 いた夕刊紙(大阪新聞・最終版)を、

 私(鮒谷)もいつの頃から、
 愛読するようになりました。



■でも

 (野球に興味がなく、
  野球欄は飛ばして読んでいたので)

 記事中に出ていた固有名詞で
 今でも覚えているのは


 「金丸信」とか、
 「梶山静六」とか、
 「愛染恭子」とか、
 「シンボリルドルフ」


 といった、政治家や
 ストリッパーや馬の名前くらい。



■でも、なぜか
 落合選手の名前だけは

 「オレ流」

 の言葉とともに、

 (野球欄はことごとく
  読み飛ばしていたにもかかわらず)

 強く、印象に残っているのです。


 語感から想起される「ワガママな人」
 のイメージとともに、、、



■でも、後に、
 落合さんの本を何冊か読んで

 (大変、失礼ながら)

 「実は本物やったんや!!」

 と、イメージが一新されました。


 そして今回、改めて、
 ねじめさんの上記の文に触れ、

 さらにその思いを強くした
 次第なのです。



■そう思ったのは、たとえば

 ----------------------

 対談中、山川がバッティング技術の
 質問をいろいろしても、

 落合は、先輩の中村選手から学べばいいと
 言うことに終始していたのに、

 ----------------------

 の部分から。



■やり方(打ち方)については、

 そこまで情熱を持って
 話されていない、

 にもかかわらず、


 ----------------------

 番組最後になって、

 「西武球場の近くに
  買ったんだって?」

 と、落合が山川に聞いた。

 「はい」と答える山川を落合が誉めた。


 家から球場が近ければ近いほど練習が
 より長くできる。

 野球のために
 1分1秒でも無駄にしない。


 この精神がある限り、野球で大成できる、
 これを捨てたら (きみは)終わりだと、

 落合は言い切った。

 ----------------------


 の箇所から分かるように

 「あり方」

 の部分については、
 熱く、力強く語られている、


 まさにこの部分において、
 惹きつけられるものがあるのです。



■「あり方」とは、

 向き合う対象に対する、


 基準であったり、
 覚悟であったり、
 決意でであったり、

 あるいは、

 姿勢であったり、
 態度であったり、
 思いであったり、


 に関わるものであると私(鮒谷)は
 定義づけているのですが、


 高い基準や真摯な姿勢があれば、

 「やり方」

 は自ずからついてくるはずです。



■それが反対になったら、
 すなわち

 「低い基準や、乏しい覚悟
 (あり方が確立されていない状態)」

 で、

 「膨大な知識(やり方、方法論)」

 を学んだところで、

 それらが身につくことはないと、
 ちょっと考えたら分かりそうなもの。



■昨日のメルマガで、


 動機が希薄であるにも関わらず、
 「お勉強」を繰り返しても、

 金や時間をドブに捨てるだけ、


 といった理由は、
 まさにここにあるのです。



■私(鮒谷)などが書くよりも
 100倍わかりやすく、

 これまで考えてきたことを
 ねじめさんが代弁下さったので、

 それに便乗する形で、
 本日のメルマガを記しました。



■以下に、

 昨日のメルマガの一部を抜粋して、
 再掲し、今日はお別れいたしましょう。


 (ここから)
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■お勉強ばかりしている人は、
 一旦、お勉強を離れて、


 目標を立て直し、
 時々刻々にあり方を振り返り、

 さらに自分のこれから生きていく
 物語を編集するところから、

 始められてみてはどうでしょう。



■何者になりたいか明確でなく、

 それゆえ何をする必要があるのか、
 ハッキリもせず、

 行動するための動機も不明瞭なのに、


 ただ、漠然と、

 このままでは
 良くないような気がするから

 (焦るし、不安だし、心配だし、
  なにかの役にも立ちそうだから)

 本を読もう、
 セミナー行こう、
 資格を取ろう、

 なんてことを繰り返していても、


 金と時間をドブに捨てるようなもので、
 事態はどんどん悪化するだけです。



■学んでも行動しないのは

 「やり方」

 の話ではなく、

 「あり方」

 の話であったのだと、

 そろそろ、いい加減、
 目を覚まされても良いのでは。

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 (ここまで)




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!



 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「あり方」とは向き合う対象に対する、    基準、覚悟、決意、姿勢、態度、思いに    関わるものである。   ■ここがいい加減であれば、    何を学んだところでモノにならない。    「やり方」は「あり方」に紐づくもの    だからである。   ■反対に、あり方が確立されれば、    それ以降の学びはすべて血肉になり、    自ずから結果につながっていくのである。   ■この順番を間違えたら、    全ては徒労に終わるだろう。

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