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5931号 「徹底的な模倣」からの「徹底的な排除」


■ときおり、

 「鮒谷さんは、
  現在のメルマガのフォーマットを
  確立するために何をしてきたか」

 という質問を頂きます。


 それに対する私(鮒谷)の
 お答えは以下の通り。



■メルマガ執筆初期の頃は、

 それこそ「何十」といった単位では
 きかないくらいの数のメルマガを登録し、

 (中身そのものではなく)

 コンセプトや体裁において、
 これは、と

 思われるものを
 徹底的に模倣いたしました。



■もちろん、時間的に全てを
 読み通すことはできませんから、


 大量の流し読みをしつつ、

 (表面ではなく)深いところで、
 模倣できそうなところは、

 徹底的に模倣を重ねて、
 それらを有機的に組み合わせ、


 高速でPDCAを回しながら

 「一個のシステム」

 を作り上げるようなイメージで、
 フォーマットを確立していきました。



■基本フォーマットがおおよそ完成し、
 踊り場に到達した、

 そんな状態になったと感じられた
 段階で、次に行ったのは、

 全てのメールマガジンを
 解除することでした。



■一段上のステージに上がるためには

 「(近いところはあえて見ず)
  できる限り、自分と遠いところから」

 学ぶ必要があると
 認識するようになったからです。


 一通りの改善は行い、次に
 イノベーションを志向した、

 ということになるのかも
 しれません。



■改善の材料が手近にふんだんにあると、
 そちらに意識が向いてしまうので、

 一切のメールマガジンに
 触れられないような環境を構築した

 (メールマガジンを全て解除した)

 のです。



■この時点で既に、

 メルマガでお伝えしたい内容は
 おおよそ固まっていたので、


 次に

 メルマガの世界から程遠い、
 文学、文芸の世界に、

 意識的に目を向け、

 発想や切り口、表現等を
 模倣することを心がけました。


 (詩や短歌、俳句の魅力を再発見したのは
  このプロセスを通してでありました)



■他には、記述の形態を、

 (しっかりとした体裁での
  コンテンツ提供系、ではなく)


 ライトなエッセイ風にすることで、

 具体的な方策を伝えるのではなく、
 むしろ、内的な気づきを促すこと、

 にも取り組みました。



■その際、

 直接的に記載するかどうかは
 ともかくとして、

 発信情報の根拠や背景に、
 学問的な成果

 (特に社会学や心理学、経営学等)

 をできる限り求めること、

 などにも留意してきたつもりです。



■さらに、

 自伝に多く触れることを通して、

 メルマガを自らの
 リアルタイム自伝としていこう、

 という示唆を得ることに
 つながったようにも思います。



■こうした取り組みを重ねることで
 このメルマガを、

 いわゆる一般的なメルマガの
 記述ではないスタイルとして、

 (自分なりに)再構築しようと
 試みてきたということになりそうです。



■もちろん、

 悪戦苦闘と試行錯誤は、
 今なお、続いているわけですが、


 はじめに、身近に存在する
 学習対象を徹底的に模倣し、

 次に、あえてその世界から
 背を向け、遠ざかることによって、


 (対自分の過去比では
  ありますが)

 それ以前と比較して、
 一段上の世界に引き上げられた、


 と自分では思っています。



■ここまでの話は、

 このメルマガの改善、ならびに
 イノベーションを求める話ですが、

 この話は何もこの一事例だけに
 留まるものではないと思います。



■あらゆる学びは、同分野での

 「徹底的な模倣」

 からの

 (あえて激しい言葉を
  申し上げるならば)

 「徹底的な排除」

 でレベルを大きく引き上げられる
 のではないでしょうか。



■考えてみれば、
 このプロセスはそのまま

 「守破離」

 であって、


 今、書きながら気づいたのですが、

 これは遠く、
 安土桃山時代に確立された

 「芸風の確立プロセス」

 そのものでありました。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■何かにおいて、成果を出そうと思うならば    まずは、同分野の徹底した模倣から入り、    次に、それらの情報を徹底して排除し、    あえて遠い分野から着想を得る、    といった順序を意識するとよいだろう。   ■これは遠く安土桃山時代から言われてきた    「守破離」の芸風の確立プロセスと同じ。   ■オリジナリティを追求する人は、この流れ    を意識して取り組んでみてはどうか。

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