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5897号 なぜみんな「激戦区中の激戦区」で戦おうとするのだろう(意味わからん)


■ポーターの競争戦略論は有名ですが、

 企業戦略と同じように
 キャリアにおいても

 「競争戦略」

 を真面目に考える必要が
 あるでしょう。



■ざっくり一言で言うならば、


 「自分が優位性を確保できる
  ポジションで戦え」

 「自分が競争力を発揮できない
  場所では決して戦ってはならない」


 ということです(たぶんw)。



■キャリア戦略において、

 自分は賢い、
 その賢さを武器にして、

 などと思っている人は
 世の中にたくさんいるわけですが、


 そういう人たちばかりが
 群れ集まっている場所で戦い、

 果たして本当に

 「優位性を確保できるポジションを
  支配し続けられるのか」

 を自問自答すべきではないでしょうか。



■じつのところ、

 「自分はちょっと
  イケてるんじゃね?」

 なんて、


 素っ頓狂な
 勘違いしているあなたや私より、

 圧倒的に頭が良く、
 行動力もある、

 そんな人はゴマンといるのです。


 まず、その

 「見たくない事実」
 「不都合な真実」

 を直視しなければなりません。



■世の中にいる

 「ちょっと賢い人」
 「めちゃくちゃ賢い人」
 「ずば抜けて賢い人」
 「天才レベルで賢い人」

 が目指すところはだいたい同じで、


 そのとき花形の産業であったり、

 格好いい、頭がいい、
 凄いですね、さすがですね、

 と他の人から(特に異性からw)

 褒めそやされる業界や会社を
 志向するのです。



■けれども、

 (少なくない人にとっては)

 「そうした選択肢を選ぶ時点で
  勝負あった」

 となるのではないかと
 危惧します。

 大きなお世話ですが。



■そこは当然、

 「激戦区中の激戦区」

 となるわけであり、


 賢い人たちが己の知力を振るい、
 死力を尽くし、

 血みどろになって戦う

 「修羅の国」

 になるに決まっています。



■その戦場で勝利を収め、
 勝ち名乗りを上げられる人は少数で、

 ごく一部の選ばれた人のみに
 スポットライトが当たるわけですが、


 (屍を踏み越えて、勝ち上がって
  きたのだから当然のことながら)

 その人の足元には

 (キャリアを踏み外して
  軌道修正できなくなった)

 人たちが死屍累々、


 もちろん、味方として
 共に戦ってきた人の死傷率も、

 大変なことになるので
 まさに

 「一将功成りて万骨枯る」

 を地で行くこととなるのです。



■本当に頭の良い人は、

 そんな戦場で戦うことは
 リスク・リターンを考慮したときに、

 「その地で戦うことに
  果たして合理性はあるのか」

 と自問するはずです。



■中途半端に賢い人は、
 そうした分析をすっとばし、

 「俺は(私は)勝てる」

 と壮大な勘違いをして、


 リスク・リターンでみたとき
 まったく割に合わない戦いを繰り広げ、

 最後、屍になるのです。



■こうした人は、

 最後に、戦場で倒れても
 強烈なプライドがあり、

 負けた現実を直視したくないので、


 「私は精鋭○○師団で
  一個連隊を率いていた」

 みたいな回顧に
 走ることになるわけですが、


 結局、負けてるわけで

 (勝てば官軍ですが)

 「負ければ賊軍」

 なわけですから、

 果たしてそれは真に正しい、
 キャリア選択であったのか、

 と考えると、
 甚だ疑問の残るところ。



■そう考えると

 「ちょっと賢い人」
 「めちゃくちゃ賢い人」
 「ずば抜けて賢い人」
 「天才レベルで賢い人」

 の中で、

 「天才レベルで賢い人」

 はその人の能力に見合った、

 花形市場や花形企業で
 キャリアを重ねていけばいいし、


 「ずば抜けて賢い人」

 も、ギリ、そうした場所で
 戦うことを許された戦士、

 といえるかもしれません。



■けれども、

 ちょっといい学校出たとか、
 少し、知能に自信があるとか、


 上の例にあげた

 「ちょっと賢い人」
 「めちゃくちゃ賢い人」

 レベルの人は、


 いい加減、
 真実をありのままに見て、

 「自分よりも賢い人は
  この世にゴマンといる」

 ことを
 素直に認める必要があるのです。

 すべてはそこからです。



■その上で、


 「自分が競争力をフルに
  発揮できる場所でのみ戦い、

  それ以外の場所では
  何があっても戦わない」


 と決めるところから
 活路が開けます。



■そこで初めて、
 凡人にも勝ち目が生まれるし、

 (中途半端に賢い人が、激戦区で
  血塗れの戦いを繰り広げるよりも)

 圧倒的に機嫌がよくなる
 キャリアを歩めたりもするものです。



■私(鮒谷)であれば、

 「自分が絶対に勝てる」

 というマーケットを選定し、


 その土俵において、

 自分自身のビジネスやキャリア構築に
 おける必勝パターンを、

 ある程度まで「型化」し、
 確立することに力を尽くしてきました。



■その上で、

 「型」の延長線上、あるいは周縁部に
 属するところまでは赴くけれども、

 そこから離れた場所では
 死んでも戦わない、

 (それが私(鮒谷)の競争戦略)

 と決めているから、

 無様な負け戦に巻き込まれることは
 ありません。



■勝てる場所で、さらに
 勝ち切るための能力を磨き抜くから、

 勝ち続けられるわけであり、


 他者におだてられて

 (=その戦場で戦う戦士は
   「選ばれし者」との評価に浮かれて)

 勝てもしないところ(死地)に
 自ら赴くことはしないのです。



■格好をつけて、

 むざむざ、首を落とされにいくような
 ことをするのは、

 真に賢い人のやることではなく

 「アホな人のやること」

 です。



■そう考えると、ぱっと見、


 「そんなに格好よくない仕事」
 「人のやりたくない仕事」
 「人が容易に模倣できない仕事」


 にこそ、

 ゴロゴロ、宝が落ちていることが
 分かるのではないでしょうか。



■私(鮒谷)のコンサルの
 お客さまには、

 「世の中にそんな仕事が
  あるんですか!?」

 と驚くようなお仕事をなさり、


 そこで圧倒的なビジネス上の
 成果を残したり、

 至って機嫌よく生きられる環境を
 構築されたり、


 すなわち

 「ビジネスやキャリア構築の
  競争戦略を確立し、勝ち抜いた人」

 がたくさんいらっしゃいます。



■こうした、

 世の中において
 そこまで目立たない、

 しかし圧倒的な成果を上げている
 方々こそが、

 「真に頭の良い方」

 と言えるのではないかと
 個人的には思っているのです。



■なんといっても

 「自分の強みにしたがい、勝ち続け、
  機嫌よく毎日を生きている人」

 なのですから、


 IQが高いとか、
 いい学校を出たとか、
 いい会社にいる、


 けれども、

 日常生活は悲惨、
 ストレスまみれ、

 という人よりも、


 少なくとも競争戦略上においては

 「圧倒的に頭の良い人」

 といって良いのではないかと思います。



■ということで、

 有利に戦いを行える場所を考えぬ
 競争戦略など存在し得ない、

 わけですが、
 にもかかわらず、


 ほとんどの人は、

 自分がどういったポジションで
 向こう10年、20年、30年以上を戦うか、

 真面目に考えたことがないように
 見受けられるのに、

 ときに唖然とさせられます。



■投資においては、

 勝てる国、勝てるセクター、
 勝てる企業、

 に張るのが常道ですが、

 (伸びない国、セクター、企業を投資し、
  そこで、ちまちま売り買いしても儲からない)


 キャリア構築においても、

 自分が競争優位性を発揮し、
 大きな果実を手に入れられる、

 そんな急成長マーケットが
 どこにあるのかを見つけ、

 そこに集中して
 自分のリソースを張るべきです。


 それによって

 「末広がりの人生、キャリア」

 を築いていけるでしょう。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ビジネスのみならず、    キャリア構築においても、    「競争戦略」の考えを     参考にすべきである。   ■優秀な会社が勝てるのではなく、勝てる    ポジションで戦う会社が勝つ如く、    優秀な人物が勝てるのではなく、勝てる    ポジションで戦う人物が勝つわけで、    そうした立ち回りができる人こそが、    実は真に優秀で、頭の良い人物、    と言えるのだ。

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