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5896号 あなたには、蛍雪の精神を大切にして「学びにすべてを捧げた時代」があったでしょうか


■自腹を切らない人に

 「身につく学び」

 などあろうはずがない、


 とまで言うと
 言い過ぎかもしれませんが、

 半分以上は、的を射た話ではないかと
 思っています。



■以下、あくまで
 一般論ではありますが、


 自分の懐を痛めながら学ぶ人と、

 行って来いと言われて
 嫌々、学びの場に足を運ぶ人、

 受け取る学びの量に
 大きな差が出て当然です。



■今から十数年前に、

 ある3日間のセミナーに
 参加したことがあります。


 そのセミナーの参加者は9割がた、
 企業派遣系の方であり、

 日本を代表するような企業からも
 人が送り込まれておりました。



■こちらは、

 命の次に大切なお金を投じて
 参加しているわけですから、


 最前列に陣取って、

 講師の言葉を一言漏らさず、
 脳細胞に刻みつけよう、

 くらいの勢いで講義を
 聞いていたのですが、


 ふと、周りを見回すと、

 そういう集中力を発揮して
 参加している人がほとんどいない、

 ということに気づきました。



■お昼休憩になって、

 レストランに移動し、
 食事をすることになったのですが、


 派遣元企業から来ている人同士の
 話を聞くともなく聞いてみたり、

 たまたま隣りに座った、企業から
 単身、送り込まれてきたらしき、

 孤独な(?)人と話をしていると、


 皆さん、
 こんなことを言われていたのです。



■曰く、

 「仕事がいろいろ溜まっているのに、

  こんな研修に送り込まれて
  めんどくせー」

 とか、


 「会社を離れて、気楽に過ごせる
  3日間の休暇みたいなもの」

 とか、


 (ホテルの開催だったので)

 「美味しいランチが食べられて、
  役得、役得」

 とか、


 たしか参加費は
 20万くらいの金額だったと思いますが、

 せっかく会社が出してくれているのに、
 この人たちは、、、

 と思うと、

 「どいつもこいつも」

 という気持ちが起きなかったかと
 いうと嘘になります。



■なにせ、

 こっちはかなりの痛みを
 伴いながら支払っているのに、


 その方々は、

 当人負担ゼロで、
 何の痛痒も感じることもなく、

 同じセミナーに参加しているのだから、

 それくらいのことを思ったとしても
 バチは当たらない、

 ですよね!?



■そんな姿を何度も見てきたので、


 私(鮒谷)は、
 少なくともこれまでは、

 自腹を切っている人と比べて
 圧倒的に真剣さに欠ける、

 (会社から強制的な参加を促されて
  出席する形となる)

 企業研修等は、

 ご依頼を受けても
 全てお断りしてきました



■真剣さに欠ける人に対して
 真剣に語ることほど、

 下らないし、バカバカしいし、
 時間の無駄遣いはない、

 と思ってきたからです。



■その点、

 個別コンサルや、年間プログラム、
 各種放談会やセミナー、

 といった場において、


 自らの意思でお越し下さる皆さんと
 お話をさせていただくのは、

 いいですね。

 いやが上にも盛り上がります。



■なんなら、

 今回のボーナス、
 すべて突っ込んで申し込みました、

 くらいの覚悟の方まで
 いらっしゃるわけですから、


 一言一句、逃すまい、
 そんな思いで聴いて下さるし、

 あるいは、

 お伝えしたことを、
 即座に動いて形にしていかれたり、

 そんな方ばかりなので、


 話し手たる私(鮒谷)としても

 やりがいがあるとともに、
 強烈なプレッシャーに晒されます。



■しかし、このヒリつくような
 感覚が心地よいのです。

 その環境に身を置くことで、

 お客さまも自分も
 大きく成長していける、

 そんな実感が
 間違いなくあるからです。



■そういう意味では、
 やっぱり

 辛い中、苦しい中、大変な中、
 学びの環境を得ようとする姿勢は、

 尊く、価値あるものであると
 思います。



■私(鮒谷)も、

 過去を振り返ると、
 お金も時間もなかった状態の中、


 吟味に吟味を重ねて
 一冊の本を買う、

 複数の行きたいセミナーの中で
 たった一つを厳選して申し込む、

 (そして騙されたと分かると
  猛烈に怒りが湧いてくる...)


 そんな中で学んだことは
 やっぱり真剣さが違いますから、

 極めて高い、
 学びの歩留まりとなったもの。



■それが今ではどうかというと、

 時間的にも経済的にも
 当時ほど困窮しているわけではなく、


 ややもすると、

 とりあえず買っとくかー、
 とりあえず申し込んどくかー、


 忙しければ、読まなくてもいいや、
 行けなくてもしょーがない、

 くらいの感覚になってしまい、


 かえって学びの密度が
 薄くなりがちであることを、

 日々、感じているのです。



■そんな、過去と現在の学びの姿勢を
 比較して、

 「いかん、いかん、
  あの頃の貪欲さ、アグレッシブさ、
  飢餓感、集中力、没頭精神」

 でもって学びに向き合わないと、

 と反省させられることも
 しばしばです。



■ですから、

 お金も時間も乏しい厳しい環境の中、

 わずかなリソースを投下して、学びに
 取り組んでいらっしゃる方があるならば、

 今の環境を嘆くのではなく、
 喜ぶべき。



■とはいえ、

 なかなか、そんな心境には
 なれないかもしれませんね。


 しかし、

 これは経験則から間違いありませんが、
 そうした状況下での学びほど、

 血肉になるものはありません。



■人の懐から出た金での学びは、

 いくら一生懸命に
 向き合っているつもりでも、


 命をかけるくらいの
 集中は起こらないし、

 復習して片言隻句さえも
 血肉に変えてやる、

 という思いも出てこないもの。



■本気で学びたいのであれば、

 やはり自分の身銭を切る必要が
 あるのです。


 いや、より正確に言うならば、

 「身銭を切ってでも
  学ばずにはいられなくなる」

 のです。



■この状態に入った人は、

 身銭を切り、痛みを伴いつつも、
 確実に学びを自分のものとしていくし、


 その状態を理解できないは
 そんな人の姿を見て、


 やれ、

 騙されているとか、
 金を垂れ流しているとか、

 意識高い系(笑)とか、
 貯金しろよ、貯金、とか、


 斜に構えて批評したり、批判したり、
 馬鹿にしたりするものです。



■どちらの側であってもいいと
 思いますが、

 最終的に馬鹿にされる側が
 どちらであるのかは、

 10年後、20年後に
 ハッキリするでしょう、

 と言っておきたいと思います。



■私(鮒谷)は20代から30代の
 ある時期まで、

 (すべてを学びと経験と人間関係に
  投資していたので)

 つくづくお金と余裕時間に
 縁がありませんでしたが、


 それが血肉となって、

 投下してきた何十倍ものリターンを
 得てきましたし、

 それは現在進行形で続いていますし、


 さらには、
 働けなくなるその時まで、

 (音源等があるので、おそらくは
  働けなくなってからですら)

 長きに渡って、

 さらに大きなリターンを
 もたらしてくれるはず。



■それもこれも、

 蛍雪の精神を大切に

 「かつて、
  学びにすべてを捧げた時代」

 があったから。


 私(鮒谷)の

 「誇るべき過去」

 だと思っています。



■当時は、


 手元にあるカネは全部、

 書籍代や
 教材代(音源とかテキストとか)、

 セミナー代、
 東京等に行く新幹線代、宿泊費、

 にぶっこんで、


 給料日前には
 きれいに消えてなくなっていたので、

 カネはないし、時間もないし、
 食うや食わずだし、


 表面的には
 充実しているように見えた

 (そのときには、
  こんな言葉はありませんでしたが)

 「リア充」

 の皆様方と比較すると、
 すべてにおいて、

 「リアルに
  充実していなかった」

 わけですが、


 おかげさまで今では、
 投入した資源の全てを取り返した上に、

 それをはるかに上回る報いと
 充足感を感じて生きています。



■痛みを伴って学んだことは
 決して裏切らないし、

 やがて、その時代のことを
 懐かしく思い起こせる日が、

 必ずやってくるはずです。


 あなたには、
 蛍雪の精神を大切にして

 「学びにすべてを捧げた時代」

 があったでしょうか。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■あなたには、蛍雪の精神を大切にして    「学びにすべてを捧げた時代」    があっただろうか。   ■苦学し、努力し、手に入れた学びは    決して色褪せないし、    いつか、必ず、自分の血肉となって    大きな報いをもたらしてくれるだろう。   ■学んでいる人をバカにする人があれば、    バカにさせておけばいいのである。    どちらがバカにされるべき存在か、    時間が証明してくれることとなるはずだ。

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