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5889号 話ベタだった私(鮒谷)が手ぶらで何十時間でも話ができるようになった理由


■ここ数日、

 「鮒谷流、
  コンサルの際の4つの極意」

 というテーマで2番目まで
 お伝えいたしましたが、

 今日も少し寄り道して
 余談系の話で。

 (なかなか話が前に進みませんが、、)



■実は年間プログラムにおいて

 「鮒谷流、
  コンサルの際の4つの極意」

 というテーマで話をするのに
 費やした時間は、

 多分、多分30分くらい?
 かと思います。



■そこでお伝えした情報量は、

 ここ数日のメルマガで書いてきた
 情報量の、

 おそらく数十倍くらいの
 ボリュームはあろうかと。

 (文章よりも口頭のほうが
  情報の伝達量は圧倒的に大きいもの)



■ところで、

 年間プログラムの
 質疑応答パートにおいては、

 事前に頂戴する質問については
 おおよその想定回答を準備しますが、


 話の展開で

 「質問 → 回答 → 質問 → 回答、、、」

 が繰り返される場合、

 当然、準備のしようもありませんし、

 その場で臨機応変の回答を
 することとなります。



■あるいは、

 (質疑応答の繰り返しではなく)

 話をしているうちに、

 私(鮒谷)が勝手に盛り上がり、
 どんどんテーマが広がり、

 放談の熱量が上がっていく、

 ということもあるわけですが、


 こうした展開になった場合も、

 もちろん事前に準備している
 わけではありませんから、


 その場で思いついた話を、
 リアルタイムで吐き出す、

 そんな形で「放談」を
 進めていくことになります。



■今日はなぜ、

 もともと話ベタだった私(鮒谷)が、

 そんなことを、
 苦もなくできるようになったのか、

 その秘密について語ります。



■私(鮒谷)は、


 (自分の専門と決めている分野に
  おける)

 「資料を準備せずの、
  手ぶらでの座談・放談」

 「質疑応答」

 には、絶対の自信を
 持っているのですが、


 この自信がどこから生まれたのか、
 改めて考えてみると、

 ここ10年以上にわたって

 「資料を準備せずの、
  手ぶらでの座談・放談」

 「質疑応答」

 において、

 話に詰まったことがないという
 成功体験があったから、

 に違いないと思われます。



■ではさらに遡って、

 なぜ、どんな状況においても
 話に詰まることがないかというと、


 それはひとえに

 「平時から強度の負荷がかかる
  トレーニング」

 を続けてきた賜物ではないかと
 考えています。



■私(鮒谷)は、

 日記とメルマガを合わせて毎日、
 平均1万字、20年近くにわたって、

 書き続けてきました。


 (メルマガの(正味の)文章量は、
  毎日およそ3000文字程度。

  それ以外に数本の同等の日記を
  書いているのでトータル1万字)。



■毎日3,000文字を、

 ひたすら書き続ける訓練を
 重ねていれば、否応なく、

 「脳の各所に散在している、
  それぞれの知識が統合されていく」

 感覚を覚えるようになります。



■こうしたことを繰り返すと、

 自らがこれと定めたテーマを
 中心として、

 見聞きする知識や情報同士、
 相互にリンクが張られることとなり、


 大量の知識が、

 これが自分が定めたテーマに
 紐付けられる形で

 「まとまり」
 「整合性」
 「一貫性」

 が生まれてくるのです。



■それが巨大化すればするほど、

 その場には、より一層大きな

 「引力」
 「磁力」
 「真空地帯」

 が生じ、そのエネルギーが、

 さらに遠い距離にある知識や情報を
 貪欲にひきつけられるようになる。



■こうして収集された情報が、

 次々に一定の秩序を持った形で
 脳内回路に組み込まれていくので、

 「概念や知識のネットワーク化」

 が急速に進み、


 これが

 「資料を準備せずの、
  手ぶらでの座談・放談」

 「質疑応答」

 における圧倒的な安定感を
 もたらしてくれるのに違いない、

 と思われます。



■その状態に入った者にとっては、


 このネットワーク内にある
 概念や言葉を一つ、放り込まれれば、

 その単語やフレーズが
 検索ワードのような役割を果たし、


 急速に脳が活性化する感覚を覚え、
 実際に、

 脳内ネットワークの「連想」を辿り、
 論理や物語を紡ぎ始めます。



■その状態に入ったら、
 あとは、


 放談や質疑を行うにあたって

 「聞き手に提供する価値の
  最大化を図るには、
  何をどの順番で語ればよいか」

 という根本の問いを
 けっして忘れぬよう、


 脳内メモリの一部に
 この問いを割り当て、

 それ以降、話が一段落するまでは
 決して開放することなく、

 つねにバックグラウンドで
 走らせておくことを心がけます。



■さらに、


 脳内ネットワークの中に
 構築されている概念や知識の中には、

 抽象度の高いところ(普遍の法則)から
 低いもの(具体個別の事象)までが、

 きれいにリンクを張られており、


 さらに横や斜めにも、連想体系の網が
 張り巡らされているわけですが、

 この網目の中を
 縦横無尽に行き来しつつ、


 同時に、先に挙げた

 「聞き手に提供する価値の
  最大化を図るには、
  何をどの順番で語ればよいか」

 の問いを忘れることなく、

 脳内ネットワーク(ハードディスク、
 あるいはSSD)

 から拾い上げてきた膨大な情報を
 編集、加工します。



■こうして生成された成果物
 (コンテンツ)は、

 一時的に脳内メモリに
 保管されることとなりますが

 そのまま脳に留めておくと
 あっと言う間に揮発するので、


 可能な限り、脳内に滞留させる時間を
 極小化するために、

 即座に機関銃のように
 話し続けることを心がけます。



■脳の深いところから引っ張り出し、
 編集・加工したコンテンツを、

 脳の一時保管庫(メモリ)に
 一瞬だけ経由させるも、

 すぐにメモリをリリースすることを
 意識するのです。



■言葉にして、コンテンツを外界に
 吐き出してしまわない限り、

 情報の一次保管庫(メモリ)に
 コンテンツがとどまり続けますが、


 メモリがいっぱいになると、

 編集・加工のための
 認知スペースが取れなくなり、

 話のクオリティがあっと言う間に
 低下する、


 さらには

 せっかく生成したコンテンツが
 劣化したり、揮発するので、


 話し続けることによって
 リアルタイムでメモリを開放し続け、

 こうした脳内作業をエンドレスで
 繰り返すことにより、

 長時間の放談が
 可能となるのです。



■ちなみに、

 (ここからは完全に余談ですが)

 ここでメモリの容量を大きく奪う
 イレギュラーな出来事が起こると、

 繊細な私の脳は、あっと言う間に
 フリーズを起こしてしまいます。


 (そのあたりにシステムの脆弱性が
  あることを自覚しています)



■中でも、もっとも苦手なのが

 「本来、そこに存在しては
  ならないはずの音(と匂い)」

 がメモリに割り込んできたとき。



■たとえば、


 私(鮒谷)が話をしているときに、

 他の人であれば一切、
 気にならないであろう


 「お菓子の袋を開封する音
  (特にガサガサ、バリバリ系)」

 「菓子等を食す際の、口内の音漏れ
  (特にくちゃくちゃ系)」

 「お菓子や香水の匂い」

 「キーボードの打鍵音」


 が割り込んでくると、

 「秒速で思考がフリーズ」

 してしまいます。



■年間プログラム等で、

 普段、数時間話し続けても
 決して言葉が途切れることのない私が、

 最長で10秒程度、フリーズする姿を
 見られた方があるかもしれませんが、


 それは次の言葉を探して
 考え込んでいるのではなく、

 上記の理由により、
 脳が固まってしまったがゆえ。


 (思考が完全に止まり、
  堂々巡りしてしまいます)



■以上、

 直接、申し上げにくいことでも
 ありましたので、

 せっかくなので、
 この機会にお伝えしておきますが、


 できれば私(鮒谷)が
 機嫌よく放談している場においては、

 上記、控えて頂けると助かります。



■勝手な自己分析ですが、

 特殊な聴覚過敏、
 ならびに嗅覚過敏、

 のきらいがあるようにも
 思われます。

 今後、ご留意頂ければ助かります、、、



■話がそれましたが、ときおり、


 「数時間、十数時間、
  あるいは数日間トータルで数十時間、

  ひたすら話し続けて
  ネタが尽きないのはなぜですか?」


 「同じように話し続けられる
  ようになるには、

  どんなことを心がけると
  良いですか?」


 と尋ねられます。



■ここまでの話を踏まえて、
 お答えさせていただくならば、


 書くのが好き、得意な方で
 一定の努力を行う覚悟があるのなら、

 まずは1原稿(1日記)
 3,000文字、

 くらいの文章量を毎日書くところから、
 スタートされてみられてはいかがでしょう。



■トレーニングを重ねて、

 3,000文字を一筆書き的に口述筆記し、
 原稿を量産できるようになると、

 筋トレと同じで、より重たい負荷を
 かけられるようになります。



■その結果としての毎日、
 平均1万字、

 までたどり着けることができれば、
 そしてそれを何年も継続していけば、


 必ず

 「10時間、
  手ぶらノンストップ放談」

 くらいのことができるように
 なるはずです。



■以前と比べて音声認識のレベルも
 格段に上がっているので

 (文字起こしのための人を
  介さなくても)

 圧倒的に短い時間で文章の量産が
 可能になりつつもあります。



■とはいえ、

 この取組は、
 相当に高いハードルがあるので、

 万人にお勧めできる
 トレーニングではありませんが、

 もし実行し続けられる人があれば、
 ぜひやってみて下さい。



■特に最初の頃は、めちゃくちゃ
 大変だと思いますが、

 やりきることができれば
 あるところから劇的に、

 文章執筆力、さらには放談力が
 ついてくるのを実感できるはず。



■筋トレは裏切らない、
 という言葉があるようですが、

 毎日書き続ける日記も、

 決してあなたを裏切ることは
 ありません。


 ※ただし、相当大きな負荷がかかるので、
  中途半端な気持ちで始めても、

  必ずどこかで挫折のマイナス感情を
  味わわれることとなるので、

  こと、このトレーニングに
  関してだけは、

  安易な気持ちで行うことは
  お勧めいたしません。



■ちなみにご参考までに、

 今日のメルマガ本文は、

 スペースを無視しての
 正味の文字数で

 「3,968文字」

 となります。



■これくらいの文章を、
 毎日最低一つ、

 (さらにはあと、
  二つ、三つの原稿で1万文字)

 何日にも渡り、
 一日も休まずに書き続ける、

 という荒行です。


 やってみようと思われる方は

 「文章執筆版・千日回峰行」

 を行うくらいの覚悟で
 取り組んでみて下さい。



■私(鮒谷)は、

 1万字修行を
 過去、20年ほど続けてきましたが、


 この習慣(と投じた時間)は、

 (金銭的、非金銭的投資を含め)

 過去のすべての投資の中で、
 最大のリターンをもたらしてくれ、


 これからも、もたらし続けて
 くれるであろう

 【リスクゼロ、
  史上最強の高利回り投資】

 となりました。


 おそらく、これを上回る投資は
 これからも現れないのではないか、

 と思っています。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■何時間でも何十時間でも、自在に話が    できるようになるためには、    毎日、3,000文字~1万文字程度の    文章を書き続けると良いだろう。   ■書けば書くほど、相互リンクが脳内に    張られるようになり、    一貫性やまとまり、整合性や秩序が    生まれ、巨大な一つの系として進化する。   ■巨大化すればするほど情報の吸引力や    歩留まりが高まり、    抽象の階段の上り下りも容易にできる    ようになる。   ■概念を横に飛ばすアナロジー(類推)発想    も自在に使いこなせるようになるし、    副産物として、比喩を自由に繰り出せる    ようにもなるだろう。   ■荒行であるがゆえに、万人に勧められる    トレーニングではないが、    もし長期に渡り、相当量の文章執筆を    続けられたら    「圧倒レベルの話者」    となれるのは間違いないだろう。

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