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5835号 「実務能力がサル並みのザル仕様」の人は起業するしか道がない


■先日、

 ヤフーニュースを眺めていると、
 こんな記事が流れてきました。


 <待ちわびた修学旅行、
  待ってもバスは来ず

  出発できず延期
  苫小牧の小学校>

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00010000-doshin-hok


 旅行会社がバスの手配ミスで、
 小学生の修学旅行が中止になった、

 という記事。



■以前のメルマガでも、

 似たような出来事について
 思うことを記した記憶があるのですが、


 こうした記事を目にするたびに、

 「しでかしてしまった担当者」

 の心中を思い、
 いたたまれない気持ちになります。



■コメント欄を見ると、

 (自分は決してこうしたミスを
  犯さないという立場からの)

 「厳しい断罪コメント」

 が多いことにも驚かされます。


 皆さん、

 「決してミスをしない
  極めて高い実務能力の持ち主」

 なのでしょうね、、、



■もちろん、
 やらかしたことによって、

 生徒さんや学校に多大な
 迷惑や損害を与えたので、

 謝罪し、損害の賠償をしなければ
 ならないであろうことは、

 いうまでもありませんが、


 私(鮒谷)などは、
 こうした報道に触れるたび、


 「うっかりミスをし、
  どこかの段階で気づいたけれども、

  もう既にどうしようもない
  (対応不能な)状況となっており、


  いろんな言い訳を考えながらも
  最後の最後まで相談もできず、

  極度の恐怖や不安とともに
  『その日』を迎えてしまったのでは...」


 などといった憶測を
 してしまうとともに、

 勝手に担当者に
 感情移入してしまうのです。



■どんな人間にもミスはある、
 と言われますが、

 世の中には、

 そのミスの頻度が常人の
 10倍、あるいは100倍、

 という人が本当にいるのです。



■注意力散漫と言われれば
 そうなんでしょうけれども、

 多分これは生まれ持った
 (悪い面での)資質であり、

 当人の努力では
 いかんともし難い側面もあるのでは、

 とも思われます。



■なぜ、こんなことを
 言えるのかというと、

 かくいう私(鮒谷)自身が、

 間違いなく、こうした傾向を
 持っているからです。



■サラリーマンをやっていた頃は
 幸いなことに、

 こうした新聞沙汰になるほどの
 致命的なミスはしませんでしたが、


 それは単に、
 従事していた業務が

 「失敗すると、
  新聞紙面を賑わせてしまう」

 たぐいの仕事ではなかったから。



■もし私(鮒谷)が
 旅行会社で働いていて、

 旅行手配を日常的に行っていたなら

 「しでかしてしまう」

 可能性が相応に存在することが
 容易に想像でき、


 そのときの絶望感を臨場感あふれる形で
 心のうちに再現できるから、

 こうしたニュースを目にするたび、

 (形容詞ではなく、本当に)

 震えが止まらなくなるのです。



■ここで詳しくは書きませんが、

 サラリーマン時代にはたまたま、

 新聞沙汰になるほどの事件は
 起こしませんでしたが、


 うっかりミスによって
 社内的に大きな問題となる出来事は、

 幾度か起こしました。



■通常であれば、めったに
 言われることのないであろう、

 出入り禁止命令も、

 短い在籍期間中に、
 複数のお客さんから出されました。


 上司のみならず、顧客から
 怒声、罵声の声を浴びることもしばしば。



■いや、それどころか

 (どこかの音源でも述べましたが)

 そんなうっかりミスがきっかけで
 ヤ○ザに軟禁されたわけだから、

 思い出すだけで、
 今でも冷や汗が出るくらい。



■でも、いずれもいずれも、

 もちろん、わざと失敗しようと思って
 やったわけではなく

 「完全なる、うっかりミス」

 からだったのでした。



■会社員時代に、

 たとえ自覚のない、
 単なるうっかりであったとしても、

 それが思いもよらぬ事件に
 発展することがある、


 と幾度か経験し、そのたびに
 恐怖と絶望の淵に突き落とされた、

 そんなところにも

 「起業するしかない」

 と思うようになった一因が
 間違いなくあります。



■ここまで読んで、


 「ミスを多発させる人間なのに
  起業とか、なにかの間違いじゃないか?」

 「うっかりミスを頻発する人間に
  経営なんかできるはずがないだろう」


 と思われた方もあるかもしれません。

 しかし、その考えは大間違いです。



■そういう人間に、

 まっとうに人生を過ごせる道が
 あるとするならば、逆に

 「経営者」

 くらいしかないのです。



■なぜなら、

 「経営者」

 にとっての最大の仕事は

 「意思決定」

 であって


 上の例でいうならば

 「(バスの手配といったような)
  実務的な仕事」

 は立場的に回避しようと思えば
 できるからです。



■こうした人がもし、

 「経営者ではない立場
  (つまり実務を任される立場)」

 であれば、


 命じられればもちろん
 回避することができず、

 実務に適性のない人間は、

 そんな中で求められる成果を
 生み出すことができません。



■疎んじられ、迷惑がられ、
 叱責され、怒鳴り上げられ、

 精神的に不調をきたしてしまうかも
 しれません。


 こうして萎縮して、ますますミスを
 連発するようになるのです(経験者談...)



■おそらくは、

 数十人に一人、あるいは
 数百人に一人、

 くらいの確率で、

 「徹底的に実務に向かない人間」

 が確実に存在するわけですが、


 いくら叱責され、

 怒られないようにと
 一生懸命に働いても

 「やっぱり、
  しでかしてしまう私」

 のことを理解し、認めてくれる人は、
 普通、ほとんど存在しないはず。


 そうした人の存在や行為自体が
 理解できないからです。



■多くの場合、

 「仕事ができない愚鈍な人間」

 というレッテルを貼られ、
 バカにされるだけでしょう。


 本当は、単にそうした業務に適性が
 ないだけなので、

 全人格的に否定されるいわれなど
 どこにもないのですが、、、



■そうした人が組織人として、

 役割を与えられ、
 仕事に向き合うと、


 鍵穴に合わせて、鍵をゴリゴリと
 削られるような状態になるので

 「時間をかけて
  自分が殺されていく」

 こととなるのです。



■もし、

 このメルマガを
 ここまでお読み下さった

 「私(鮒谷)と同じ種類の人間
  (=社会不適合者)」

 がいらっしゃるとするならば、


 これが解決策の全てだ、
 などというつもりはありませんが、

 「ひょっとすると
  経営者になれば現状を打開できるかも」

 という思いを持たれてみては
 いかがでしょう。



■経営者になれば、

 「ミスをすると多大な迷惑を
  かけてしまう実務」

 を自分から手放す、

 という意思決定を行えるように
 なるのですから。



■もちろん、代わりに、

 「経営者に向いた資質」

 が要求されることになりますが、


 「組織人や実務者としての資質は
  著しく劣るけれども、

  経営者としての資質が、
  少なくとも平均以上にはある」

 という方であれば、


 間違いなく、そちらの方向性に
 進んだほうが、

 「結果として
  幸せになれるに違いない」

 と自らの経験を通して思うのです。



■今日のメルマガは、


 これまでの人生において

 「実務上、やってはいけないことを
  やってはいけないタイミングで
  やってしまう」

 ことを複数回、繰り返し、


 「おそらくはこれは治らない
  自分の根本的な資質である」

 と漠然と認識している、


 数パーセント、ないしは
 コンマ数パーセント、

 くらいは存在すると思われる

 「社会不適合者」

 の範疇に入っている自覚ある人に対して
 お届けいいたしました。



■そんなあなたに


 「もう、そろそろ
  現実を見ましょう」

 「できないものは
  できないのです」

 「自分に適合できる場所で
  働いたほうが幸せですよ」


 とお伝えしたいのです。



■こうした人間は
 起業するしかないのでは、

 と今更ながら思います。


 そうすれば他者に致命的な
 迷惑をかけることを防げるし、

 社会的にもそちらのほうが
 良いのですから。



■実務が徹底的に苦手な人は、

 起業して、実務に長けた人に
 お願いすればいいのです。


 やってはいけない人が、
 やってはいけないことを、
 指示されてやらざるを得ない、

 そんな立場に立つのが
 最悪です。



■何度も繰り返しますが、

 こういった種族の人は
 経営者になるしかありません。


 そして案外、そうした

 「実務能力はサル並みのザル仕様」

 の人のほうが経営者に向いている、


 ということもあるものです。



■実は私(鮒谷)には

 「(私同様の)致命的欠損」

 を抱えた友人がいるのですが、


 彼とは(冗談抜きで)、

 経営者という職種(?)がなければ、
 今ごろは

 「業務上過失致傷、過失致死」

 なんかをしでかして、


 今頃は狭い部屋にぶち込まれ、
 臭い飯を食っていたのでは、

 と、しみじみと話をすることが
 あります。



■今日の話は、


 ほんのわずかな人にしか
 伝わらない話かもしれませんが、

 その、ほんのわずかな人にさえ伝われば
 それで良しとしたい、


 そんなつもりで書きました。




 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■数十人ないし数百人に一人くらいは、    「社会不適合レベル」で、実務に向いて    いない人が存在するに違いない。   ■該当する人はきっと、自分が社会に不適合    であると認識しているはずであるが、    そうした人は    「起業、独立、経営の道」    もあることを知ることで、人生における    新しい選択肢を持てるようになるだろう。   ■不適合な状態に自らを適合させようと    思っても、無理なものは無理。    無理なことを無理やりやっても、自分も    苦しく、社会に迷惑をかけるだけ。

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