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5779号 シンプル極まりなかったマッカーサーの執務室


■作家の幸田真音さんが
 先日の日経新聞夕刊(2019・7・3)の

 『あすへの話題』

 というコーナーで

  『マッカーサーの執務机』

 というタイトルでコラムを
 書かれていたのですが、

 それが素晴らしい内容であったので
 以下にご紹介いたします。


 (ここから)
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 (前略)


 小説を書き進めていると、
 毎回不思議な出会いを経験するものだが、

 先日、当時のままに保存されている
 マッカーサーの執務室を訪れてきた。


 その保存と公開は、ひとえに
 第一生命保険株式会社のご尽力の賜物であるが、

 一歩その部屋にはいった瞬間、
 私は身体が震えるほどの興奮を味わった。


 戦後の歴史をその手で動かしてきた
 人々の息遣いが、

 あたりから直に伝わってくるようで、
 作家の想像力は限りなく触発される。


 印象的だったのは、
 部屋の中央にでんと設えられた
 マッカーサーの執務机だ。


 上質だが、シンプルきわまりないもので、
 大きくはなく、引き出しの類が一切ない。


 持ち込まれる幾多の案件は
 決して易しいものなどなかったろうに、

 即断即決でこなしていくトップに、
 資料や書類の保存など 無用だった。


 GHQに接収される前は、第一生命社長の
 石坂泰三が使っていたものだというが、

 おそらく石坂自身も無用な逡巡や
 無意味な資料の保存を嫌ったのだろう。


 (後略)


 マッカーサーの執務机
 作家幸田真音

 日経新聞夕刊2019年7月3日号
 「あすへの話題」より引用。


 ---------------------------------
 (ここまで)



■あなたはこの文章を読まれて、
 どのように思われたでしょうか。

 なにも感じなかった、という方も
 いらっしゃるかもしれませんし、

 深く考えさせられた、
 という方もあるかもしれませんね。



■私(鮒谷)はこうした場で
 ご紹介するくらいですから、もちろん

 「深く考えさせられた」

 わけですが、

 どの部分に反応したかというと


 ------------------------

 持ち込まれる幾多の案件は
 決して易しいものなどなかったろうに、

 即断即決でこなしていくトップに、
 資料や書類の保存など 無用だった。


 GHQに接収される前は、第一生命社長の
 石坂泰三が使っていたものだというが、

 おそらく石坂自身も無用な逡巡や
 無意味な資料の保存を嫌ったのだろう。

 ------------------------


 の部分にいたく共感したのです。



■ヘンリー・フォードは

 「決断しないことは、
  誤った判断よりもなお悪い」

 と語ったと伝えられていますが、

 これはまさに、
 昔々の私(鮒谷)の姿でした。



■たとえ誤った決断であっても、

 「決断しさえすれば、
  どこかは分からないけれども、

  現在地とは異なるどこかに
  連れて行ってもらえる」

 ものですが、


 「決断しなければ、
  何も変化は起こらず、

  私は今と同じ場所から
  一切動けない(動かない)」

 ことをよくよく知る必要があります。



■もし誤った決断(と実行)を
 行ってしまったとしても

 「現状とは異なるどこか」

 には連れていってもらえますし、
 その際、少なくとも

 「前に進むエネルギー」

 は発生していますから、

 そこから軌道修正し、より望ましい場所に
 移動を試みることも可能です。



■しかし、


 【静止している人は、
  永遠に静止したまま】

 であるわけですから、


 決断(と実行)を行わず、
 ゼロスピードであり続ける人は、

 その時点で

 【何も変わらないことが
  約束された人】

 と成り果ててしまうのです、、、(恐)



■だからこそ、

 これまでの人生において
 さしたる変化が起こらず、

 これからも同じ気配が濃厚に
 漂っているとの自覚ある人は、

 【即断即決で
  バンバン意思決定していく】

 ことが必要なのではないでしょうか。


 マッカーサーや石坂泰三のような
 重要案件を抱えた人ですら、

 即断即決で次々と必要なことを意思決定し、
 形に変えていっていたのですから。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■決断しないことは、    誤った判断よりもなお悪い、と言われる。   ■決断し、行動しさえすれば、たとえその    意思決定が誤っていたとしてさえ    「今とは異なるどこか」    には少なくとも導かれるから。   ■その際、前進するエネルギーは生じている    のだから、そこから修正を加えれば    いくらでも軌道修正できるもの。   ■決断も行動もしない人は、そもそも前進の    エネルギーが存在しないのだから、    軌道修正のしようがなく、結果、いつまで    も同じ場所に留まり続けることとなる。   ■それゆえ、決断しないことは、誤った    判断よりもなお悪い、と言われるのだ。

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