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5677号 「色を変え、形を変えての悲喜劇(=不戦敗)」の主人公とならぬために


■昨日は

 【世に「珍説」の尽きぬ理由(わけ)】

 というタイトルで思うところを記しました。

 今日も続けます。



■私たちは

 「近道」

 という言葉に惹かれ、

 「他の人が知らない、
  ここだけの話」

 的なものを提示されると、ほとんど
 条件反射的に反応してしまいがち。



■もちろん、それが

 「本当の近道」

 なのであればよいのですが、
 そうではなく

 「見せかけの近道」
 「近道と謳われた地獄への道」

 だったりすることも
 往々にしてあるものです。



■たしかに例外的に、

 「これまでほとんど、
  語られてこなかったけれども

  実際にやってみると成果の出る
  『秘中の秘』的、新規の方法論」

 というものもあるにはありますが、


 それは極めて稀なケースであり、
 私(鮒谷)は、基本的には

 「そうした話は眉唾ものであり、
  99%はウソ」

 だと思っています。



■ウソだと思って、

 疑って、疑って、疑って、
 調査して、調査して、調査して、

 それでも、確からしければ、
 全部突っ込むのではなく、

 「騙されても深手は追わない程度に
  ちょっと試してみる」

 くらいでちょうどよいと思っています。



■それで、本当にうまくいったら、
 そこから先、

 「投入する資源を徐々に、
  さらには一気に増やす」

 ことを行えばよいのです。


 物事には手順があるわけですが、
 手順を踏まず、

 「未だ海の物とも山の物ともつかぬ対象」

 に対して、

 「信じたいから信じる、
  という希望的観測」

 のみを頼りとして、

 資源の全突っ込みを行ってしまう人が
 少なくないことに、

 驚かされることもしばしばです。



■投資対象であったり、
 学習対象であったり、
 共同で事業をしようとするときであったり、

 しっかりと確認する前に、

 「大丈夫だろう、大丈夫に違いない、
  うん、大丈夫!」

 あるいは

 「滅多なことは起こらないだろう、
  起こらないに違いない、
  うん、起こらない!」

 といった言語を脳内で回し、


 大丈夫でなかったとき、
 滅多なことが起きてしまったとき、

 について一切考えない(目をつむる)と、
 いざ、目論見通りにいかなかったとき、

 「最悪の場合、人生が積んでしまう」

 ことすらあるのです。



■ユニクロの柳井さんが、
 今から15年ほど前に

 『一勝九敗』

 という本を出されましたが、
 この本には、

 「十回勝負をして、九回負けても、
  死なない(致命傷を追わない)」

 という精神で、チャレンジされてきた
 軌跡が記されています。



■つまり、柳井さんですら、

 (というか、柳井さんだからこそ、
  というべきなのかもしれませんが)

 「新しいチャレンジに、
  資源の全突っ込みは行わない」

 と本のタイトルを通して言われているのに、


 知識も経験も能力も乏しい我々が、
 ちょっと聞きかじった

 「ショートカットでミラクルを起こせ!」

 的な甘言に乗せられ、

 なけなしのカネやら時間を全投入して、
 勝てるほど世の中甘くない、

 と思っているのです。



■繰り返しますが、
 世の中の新しい説の99%は

 「(新規ではなく)珍奇」

 なだけですから、


 それを信じて、追い求めるても、

 人生も生活もビジネスも仕事も、
 どんどん悪くなる、

 そう、私(鮒谷)は信じています。



■さんざん、近道を追い求め続けてきて、

 幾度となく、致命傷を追いかけた
 私(鮒谷)がいうのですから、

 間違いありません。


 ギャンブルに溺れて死にかけ、
 楽して儲かる起業術に溺れて死にかけ、
 誰でも儲かる投資法に溺れて死にかけ、

 何度も死にかけて、
 勉強、研究を重ねて、


 極めて退屈でつまらない

 「当たり前のことを当たり前に行う」

 こと以外に必勝法はない、
 という確信を持つに至りました。



■ここまでの話は、

 別に信じて頂いても、
 頂かなくても結構ですが、


 たとえば本を読むにしても

 「横着系(=楽して結果が出る系)」

 は、タイトルを見ただけで
 それと分かるわけですから、

 そうした本に近づかぬよう、
 自戒しなければなりません。

 (と、私は考えています)



■ここまで深く認識しているつもりの
 私であっても、今なお、

 「一日10分の作業で、
  毎月10万円振り込まれ続ける」

 「寝ているだけで、毎日1万円の収益が
  約束される誰も知らなかった方法」

 といった言葉を聞くと、


 「希望的観測を信じたくなる、
  弱い心」

 が、ムクムクと湧いてくることに
 気づきます。



■かくほどまでに

 「分かっていてすら、心が揺らぐ」

 わけですから、


 人間、骨絡みのレベルで、

 「横着して結果を出したい(稼ぎたい)」

 生き物のようですね。



■世の中は(私を含め)
 そんな人ばかりですから、

 たとえば投資であれば、
 まぐれで一定期間、勝つことはあっても、

 勝ち続けられる人は
 1%もいないのです。

 (あとは皆、叩き出されて退場)



■昨日のメルマガの最後、
 枠囲みの部分に


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 ■石川五右衛門は

  「浜の真砂は尽きるとも
   世に盗人の種は尽きまじ」

  という辞世の歌を残したと言われるが、
  現代においては

  「珍奇な説(珍説)を求める者と提示する
   者の種は尽きまじ」

  と言えるのではないか。

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 と記しましたが、


 珍奇な説を提示することによって
 (楽して)利益を得ようとする者と、

 珍奇な説を信じることによって
 (楽して)利益を得ようとする者、


 両者の需給が一致することによって、
 数多くの

 「色を変え、形を変えての悲喜劇」

 が起こることとなるのでしょう。



■そんな悲喜劇の主人公とならないためには、
 まずは

 「楽して結果を出す」

 という誘惑(売り文句)に
 抗えない弱い自分である、

 という認識を持つことから
 始めるべき。



■その上で、

 「その誘惑に打ち克つための、
  理論武装を行う」

 ことが必要となるでしょう。

 なぜ、その誘惑に従ってはならぬのか、を
 深く理解するべきです。


 それが分からないうちに、

 ギャンブルをしたり、
 投資をしたり、
 起業を試みたり、

 というのは自殺行為とすら言えるのでは
 ないかと思います。



■ほとんどの人が、

 ギャンブルで負ける、
 投資で負ける、
 起業で負ける、

 その理由は、こうしたごくごく初歩の
 人間心理すら理解していないから

 (=不勉強だから)

 と言ったら言い過ぎでしょうか。



■投資や起業において、
 大枚をはたいて一点張りするのなら、

 せめて、最低でも、
 (たとえば、あえて一冊挙げるなら)

 『ファスト&スロー
  あなたの意思はどのように決まるか? 』

 の上下巻を最低一回、
 できれば二、三回、通読する、

 必要があると思います。



■ここで記されていることすら認識せず、
 投資したり、商売始めても、

 そりゃ、うまくいかんよね、

 と思います。


 知っててすら、うまくいくかどうかは
 定かではないのに、

 知らずに勝てるはずがない。



■安易に

 「絶対」

 などという言葉を使ってはならないとは
 思いますが、この文脈においては

 「絶対に勝てない」

 といっていいでしょう。



■だからこそ、
 私たちは勉強しなければならないし、

 「浮ついた珍奇な説
 (でも、やたらと魅力的な説)」

 を安易に信じてしまわぬよう、

 論理武装、知識武装を、
 ゆめ、怠ってはなりません。



■つまりは

 【信じたくなる感情に逆らう、
  根拠のある、強固な意思決定基準】

 を自身の内に確立する必要があるという
 ことです。


 ここまで自らを教育して、
 ここでようやく

 「甘い誘惑」

 と戦える(それですら、ときに負ける)、
 そんな状況になるのです。



■そんな然るべき意思決定基準を
 確立できなければ、

 【永遠に「不戦敗」が続く】

 こととなるでしょう。

 あなたの周りにも、

 「何かに取り組んでも
  失敗し続けている」

 人が一人や二人、いるのではないでしょうか。



■そうした人の姿が

 「不戦敗」

 ということです。


 昨日、今日のメルマガは、
 そうした方に向けての

 「そろそろ、
  いい加減に気づきませんか?」

 という(かなり厳しめの)提言です。



■別に、

 私(鮒谷)が書いたり、話したりしていることが
 正しいなどというつもりは毛頭ありませんし、

 信じて下さいというつもりも
 ございませんが、


 「意思決定にあたって、
  珍奇な説は最初から排除する」

 「もし吟味して、大丈夫かもと思っても
  全突っ込みはしない」

 という基準さえ持たれていれば、


 少なくとも人生やビジネスが

 「即死」

 することはなくなりますから、
 ぜひご留意いただければと思います。



■ちなみに私(鮒谷)は、

 「誘惑に打ち克ち、地道を味方につけ、
  珍奇なものには手を出さず、
  淡々とやるべきことをやり続ける」

 人生のある時期から、
 そうした生き方を選択しましたし、

 それで良かった、と考えています。



■そして、

 (こういう書き方が適切だとは思いませんが、

  こと、ビジネスにおける現象を、
  あえて刺激的に書くならば)

 「淡々とやるべきことをやっているだけで、
  他の人が勝手に落ちていく」

 そんな感覚すらあるものです。



■こうして

 「淡々とやり遂げた者だけが
  何者かになれるに違いない」

 と固く信じているからこそ、

 今も毎日、地味な取り組みを
 ひたすら続けているわけです。



■もちろん、ここまでに記してきたことは
 すべて

 「仮説」

 であり、この仮説が正しいことを
 証明するために、私(鮒谷)は

 「自分の時間(=命)」

 をかけて、検証しているところです。



■その仮説検証のプロセスや、
 そこから得られた知見について、

 包み隠さずお伝えしている場、

 それが月に一度、朝10時から夜9時まで
 ほぼノンストップで私(鮒谷)が語り続ける

 「年間プログラム」

 となります。


 本日も1名の方がお申し込みくださいました。

 (Eさん、お申込みありがとうございます。
  来月からよろしくお願いいたします!)



■年間プログラムのお申込みは、
 以下よりどうぞ。


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 【鮒谷周史の(少人数・双方向制)年間プログラム
   参加申し込みはこちらから】
 https://eipo.jp/2nd-stage/seminars/view/21

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  鮒谷周史の(少人数・双方向制)年間プログラム
  (音源受講版) 参加申し込みはこちらから】
 https://eipo.jp/2nd-stage/seminars/view/13630

 【年間プログラムのお問い合わせやご質問は
  以下よりお願いいたします】
  http://www.2nd-stage.jp/contact/

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 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■新規な説なのか、珍奇な説に過ぎぬのか、    突っ込む前に吟味する必要がある。   ■吟味し、OKと思っても資源の全突っ込み    は、やめておいたほうがいいだろう。   ■基本的には、    本質的なこと、逓増していくもの、    ウルトラC的なものではないもの、    を時間を味方につけつつ、盤石の基盤を    固めていくのが、良いのではないか。   ■急がば回れ、急いては事を仕損じる、    と古来より伝えられている通りである。

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