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5667号 宅配ビジネスが「動物合戦」となった、マンガのような本当の話


■ビジネスを始めようとされる方を
 大別すると、主として、

 「二種類の人」

 に分かれます。


 ひとつは、

 他者のビジネスの「表面」を真似て、
 自分のビジネスに生かそうとする人。


 もうひとつは、他者のビジネスの

 「構造、パターン、骨組み」

 を見つけてそれを模倣しようとする人。



■このうち、

 「(ガワではなく)本質」

 に着目しているのが
 後者ということになります。



■小倉昌男さんの
 『経営学』という本を読むと、

 (名著なので、絶賛オススメ!)

 宅配便事業でクロネコヤマトが成功し、
 その成功にあやかろうとした、

 たくさんの運送会社が
 出てきたそうです。



■なんでも、

 「イヌ、小グマ、
  ライオン、ゾウ、キリン、、、」

 その他さまざまな動物の名前を冠した
 宅配便サービスを、

 35社もの運送会社が開始したとのこと。


 マンガのような話ですが、
 本当の話のようです。


 (以下、同書より)
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 だが、周囲が驚く以上に
 こちらが驚くことがあった。

 宅急便をそっくり真似して宅配事業を
 始めた会社が続々と出てきたのだ。

 それもいきなり三十五社である。


 ヤマト運輸が成功したのは、

 今まで誰も思いもよらなかった
 家庭の主婦を対象として荷物を集めたからだ。


 なるほど、家庭の主婦は運賃を値切らないし、
 考えてみれば良いお客だった。

 ヤマト運輸の実績を見ると、
 結構マーケットとして面白そうである。

 ひとつ同業に遅れないうちに参入した方が
 得だろう、と各社同じことを考えたのである。


 ヤマト運輸が成功した理由の一つは、

 テレビから流れる「クロネコヤマトの宅急便」の
 コマーシャルにあると思ったらしい。

 そこで三十五社がそれぞれに
 動物のマークを作り、宣伝を始めた。

 ネコより強いイヌ、それも赤イヌ。
 小グマ、ライオン、ゾウ、キリン、
 いろいろな動物が参入してきて、

 さしずめ"動物合戦"とでもいうべき
 状態になったのである。


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■クロネコヤマトの成功の要因は
 実はそんなところ(名称)にはなく、

 「ハブアンドスポーク形式」

 という、

 中軸になる拠点(ハブ)から
 放射状に輸送網(スポーク)を広げる、


 あたかも、

 自転車の車輪のように拠点を設置して
 輸送を行う形式をとったところにあります。


 こうしたビジネスの構造を骨組みとして、
 そこに具体的な事業づくり(肉付け)を行い、

 最後に

 「クロネコヤマトと名前を付けた」

 とのこと。



■もし、ビジネスにおいて
 成果をあげようとするならば、

 そうした構造、パターン、本質をこそ
 模倣すべきであり、

 それも同業者ではなく、
 他業界から学ぶと、

 より効果が大きなものとなります。



■なぜならば、

 他業界で当たり前に用いられている構造を、
 自社の業界に取り入れた瞬間、


 他の同業他社と比較しての
 圧倒的差別化要因となり、

 模倣困難、さらには代替不能性を
 獲得できる道へと繋がっていくからです。



■ビジネスの構造といえば、他には、

 あまりにも有名過ぎて、今さら
 事例として挙げるのも恥ずかしいですが、


 髭剃りメーカーである、
 ジレットが行っている替え刃ビジネス、

 すなわち、

 髭剃り本体を先に安く販売し、
 その後、替え刃で儲ける、

 というものがあります。



■これを模倣したのがプリンター業界で、

 1万円や2万円といった安価な価格で
 レーザープリンターが手に入り、


 安い、安いと喜んでいると、
 後でトナー交換のたびに、

 その価格の高さに(!)
 呆然としながらも、

 「排他的(他社のトナーカートリッジが
  流用できないので)かつ、それなりの金額」

 を支払う状況にからめとられ、
 ロックインされるのです。



■こうしてプリンターが壊れるまで、
 さらにはプリンターが壊れても、

 「トナーがまだ残っているから」

 と同じメーカーのものを購入し、
 半永久的に縛り付けられる、

 という構造があったとすれば、
 これも一つの

 「ビジネスの仕組み」

 といえるでしょう。



■このように、

 「ジレットの替え刃ビジネスと
  プリンターメーカーの所業(!?)」

 は、業界はまるで異なれど、

 やっていること自体は
 全く同じと言ってもいいでしょう。


 入口の部分を無償、
 もしくはそれに近い形でばらまいて、

 その後ろ側では消耗品で儲ける、
 という形態。



■他にも、

 ウォーターサーバーも、サーバー本体は
 ほとんどお金がかからない形で提供し、

 その後ろ側で、

 水のボトルやパックを定期的に送る
 あるいは注文に応じて送る、

 という形をとっていますが、

 この替え刃ビジネスの
 コピーモデルと言えるでしょう。



■こうして

 他業種、他業界の成功事例(の構造)を
 上手にインストールしたものは、

 高収益ビジネスとなり、


 最も大切なところを見ず
 (あるいは気づかずに)

 表面だけを模倣しようとしたもの、

 たとえばクロネコを真似て、
 シロネコヤマト(!?)とした宅配便、

 などは、

 仮に一時、
 華々しく打ち上げられたとしても、

 次の瞬間には飛び散ってしまう、
 打ち上げ花火のようになるのです。



■ビジネスにおいて、こうしたことを
 知らずに討ち死にしてしまう人、多数。


 ビジネスを行うにおいて、
 もはや常識といっても良いであろう、

 こうしたことを知らなかったので、
 これを機会に学びたい、

 あるいは、

 概念として知っていたけれど、
 自分のビジネスに適用できる自信がない、

 と思われる方は、

 これを機に、以下の音源を
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■当音源において語られているような知識や、
 ものの見方を持って事業を行うのと、

 丸腰、徒手空拳で、
 ビジネスに向き合うのとでは、

 成果が同じであるはずではない、

 と、音源を聴かれた方であれば
 きっと、お分かりになるはずです。



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 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ビジネスにおいて、    大きな成果を出したいのであれば、    他業界での成功事例を模倣してはどうか。   ■その際、単に表層を真似るのではなく、    そのビジネスモデルにある本質・構造を    模倣することによって、    同業他社に対する、    大きな差別化要因を生み出せる。   ■こうして模倣困難、代替不可能が    ビジネスが構築されれば、    あなたのビジネスは継続的に発展していく    ことに繋がるはずである。

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